講談社文庫<br> 黒い樹海 (新装版)

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講談社文庫
黒い樹海 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 592p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065378236
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

新聞社の文化部で各界の著名人たちと交流し、活躍していた姉信子に憧れていた妹の笠原祥子。楽しみにしていた東北旅行に出発した信子だが、行き先の仙台ではなく浜松で踏切事故に巻き込まれ亡くなったという、衝撃の知らせを祥子は受ける。確かに遺されたトランクは姉のもの。だが仕事の手帳がなくなっていた。二人きりの姉妹で、姉は今まで祥子に嘘はつかなかった。誰か同行者がいて、社会的立場上、事故現場から姉を見捨てて逃げ出したのではないか。運よく姉と同じ職場に勤務することになった祥子は、姉の仕事相手のクセの強い著名人たちに、疑いの目を向けていく。そんな中、先輩社員の野口知枝が多摩川川畔で何者かに殺された。この事件を機に社会部の青年記者吉井の協力も得て、姉の死の真相を追いかける祥子だが、手がかりとなる関係者が次々に不審死を遂げる。祥子の見立ては正しいのか? そして姉の死の驚くべき真相とは? 
巨匠松本清張の正統派ミステリー、読みやすい新装版に!

内容説明

文化部記者として輝いていた姉が目的地と違う浜松でバス事故に遭い、亡くなった。姉の仕事手帳が消えていた。妹の祥子は、姉のクセの強い仕事相手たちと会う。醜聞を恐れた社会的地位のある人物が現場から逃走したのではないか。だが、関係者たちが次々と消されていく―犯人当てミステリー、昭和の傑作!

著者等紹介

松本清張[マツモトセイチョウ]
1909年福岡県に生まれる。朝日新聞西部本社広告部をへて1952年に発表した『或る「小倉日記」伝』で第28回芥川賞を受賞。1956年頃から推理小説を書き始める。1967年、『昭和史発掘』など幅広い活動により第1回吉川英治文学賞を受賞。1970年に第18回菊池寛賞を受賞。現代社会をえぐる鋭い視点と古代史に始まる深い歴史的洞察で幅広い読者を得、日本を代表する作家であった。1992年8月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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小説を最初に書いた人にありがとう

44
以前に自分の中の松本清張ブームがあり読み漁ったが、しばらく離れていた。書店で未読の新装の作品を購入。よみはじめたら止まらない面白さを再認識。昭和40年頃の時代背景だと思うけど、そんなこと関係ない普遍的な面白さ。緊急の連絡に電報を使うなど、タイムスリップしたような部分も楽しめる、文体も綺麗だし、第二次ブーム到来の予感2025/05/05

純子

10
新装版だからか図書館の新刊紹介で。超有名な作家さんですが、読んだことはあったかなぁ。知らない言い回しや漢字の当て方が今と違っていたりするけれど、きちんとした日本語と短文の連なりが生み出すリズム感が心地よい。列車の時刻表や電報によって知る情報。なんだかすごくレトロだと思うけれど、いやそういえば大学合格は電報によって知ったんだった!などと昔を懐かしみつつ、正統派な推理小説?を堪能しました。2025/03/23

ヤスヒロ

9
★★★★☆松本清張4冊目。いろんな昭和らしさも楽しめ、今でも通用するミステリー。2025/03/28

奥田智徳

5
長いけど最後まで飽きずに読めた。容疑者が多数いたわりに、登場した人物は少数。謎解きも曖昧さがあったがストーリーとしては楽しめた。2025/03/12

nyanlay

4
これまでたぶん読んだことなかった松本清張作品。ドラマでは何度も見てるのだけれども。で、こちらはわたしが生まれる数年前の作品らしいのですが、昭和が色濃い!だいぶ現代とは異なるなと。でも言葉の使い方くらいで、ストーリーとしては楽しめる、さすがな作品ですね。2025/03/06

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