出版社内容情報
室町幕府最大の将軍・足利義満と最大級の守護大名・山名氏の決戦
室町幕府の最盛期を築いた三代将軍・足利義満は明徳二年、日本の六分の一を領有する最大級の守護大名・山名氏との決戦に挑む。「明徳の乱」である。本書は、応仁の乱と比べて知名度の低い明徳の乱の背景から発端、詳細な軍の展開と戦後処理、さらには後世における評価までを包括的に記した、本邦初の明徳の乱の解説書である。山名氏がいかにして強大な権力を握り、内部抗争を起こして将軍家に討伐されたのか、戦いに赴く武士の心境はいかなるものか、なぜ山名氏は戦後まで命脈を保てたのか。詳細な記述を通じて室町時代前期の諸相を描く。
*以下、本書目次より抜粋
はじめに
第一章?足利義満という将軍
第二章?「六分の一殿」山名一族の強勢
第三章?物語の中の「明徳の乱」
終章?明徳の乱の諸相
おわりに
主要参考引用文献一覧
内容説明
室町幕府の最盛期を築いた三代将軍・足利義満は明徳二年、日本の六分の一を領有する最大級の守護大名・山名氏との決戦に挑む。「明徳の乱」である。本書は、応仁の乱と比べて知名度の低い明徳の乱の背景から発端、詳細な軍の展開と戦後処理、さらには後世における評価までを包括的に記した、本邦初の明徳の乱の解説書である。山名氏がいかにして強大な権力を握り、内部抗争を起こして将軍家に討伐されたのか、戦いに赴く武士の心境はいかなるものか、なぜ山名氏は戦後まで命脈を保てたのか。詳細な記述を通じて室町時代前期の諸相を描く。
目次
第1章 足利義満という将軍(義満の誕生と兄弟たち;播磨避難 ほか)
第2章 「六分の一殿」山名一族の強勢(鎌倉時代の山名氏;中興の祖・山名時氏の言葉 ほか)
第3章 物語の中の「明徳の乱」(足利義満と山名氏;『明徳記』の始まり ほか)
終章 明徳の乱の諸相(『明徳記』の成立について;『明徳記』作者の謎 ほか)
著者等紹介
濱田浩一郎[ハマダコウイチロウ]
歴史家・作家。1983年大阪生まれ、兵庫県相生市出身。2006年皇學館大学文学部卒業、2011年皇學館大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。専門は日本中世史。姫路日ノ本短期大学、姫路獨協大学で講師を務めたのち、現在は主に著述やメディア出演で活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホームズ
onepei
Go Extreme
-
- 和書
- ストレスが人を育てる