星海社新書<br> キーウで見たロシア・ウクライナ戦争―戦争のある日常を生きる

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星海社新書
キーウで見たロシア・ウクライナ戦争―戦争のある日常を生きる

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065376799
  • NDC分類 319.380
  • Cコード C0231

出版社内容情報

ウクライナ在住16年の記者が語る「戦争のある日常」

ロシア・ウクライナ戦争に関して、戦局の展望やロシア軍の残虐行為、軍事支援、和平問題といった多くの人の関心事については多様な報道や論考が発表されてきた。しかし、その議論の狭間に、注目されない事実がある。ウクライナ国民が戦争下でどのように生活し、何を感じているかである。そんな「戦争のある日常」について、2008年から現地に暮らすウクライナ国営通信日本版の編集者が包み隠さず語ったのが本書である。空襲、物資、娯楽、徴兵、復興……過大評価でも過小評価でもない、生活の中にある等身大の戦争を知り、考えるための必読書。

*以下、本書目次より抜粋
まえがき
第1章 戦時下の生活
第2章 ウクライナで考える
第3章 戦時下エッセイ
あとがき

内容説明

ロシア・ウクライナ戦争に関して、戦局の展望やロシア軍の残虐行為、軍事支援、和平問題といった多くの人の関心事については多様な報道や論考が発表されてきた。しかし、その議論の狭間に、注目されない事実がある。ウクライナ国民が戦争下でどのように生活し、何を感じているかである。そんな「戦争のある日常」について、2008年から現地に暮らすウクライナ国営通信日本版の編集者が包み隠さず語ったのが本書である。空襲、物資、娯楽、徴兵、復興…過大評価でも過小評価でもない、生活の中にある等身大の戦争を知り、考えるための必読書。

目次

第1章 戦時下の生活(食糧や水、電気やガスは足りていますか?;生活用品で特に不足しているものはありませんか?;外国製品はどれくらい流通していますか?;ロシアの全面侵攻前後、学校や会社、役所やお店の様子はどうでしたか? ほか)
第2章 ウクライナで考えるロシアの全面侵略戦争(ウクライナの人が考える「戦争の終わり」とは何ですか?;日本では核使用の脅威が強調されますが、ウクライナの最大の懸念事項も核戦争ですか?;キーウがほぼ元の日常を取り戻したタイミングはいつですか?;キーウと他地域で、ウクライナ国内でも温度感の違いはありますか? ほか)
第3章 戦時下エッセイ(ウクライナの友人たちと戦争;戦時下ウクライナにおける日本)

著者等紹介

平野高志[ヒラノタカシ]
ウクライナ国営通信『ウクルインフォルム』日本語版編集者。鳥取県出身。2004年、東京外国語大学外国語学部ロシア・東欧課程ロシア語専攻卒業。2013年、リヴィウ国立大学修士課程修了(国際関係学)。2014年から在ウクライナ日本国大使館専門調査員、2018年よりウクルインフォルム通信日本語版編集者。ウクライナのキーウ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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燃えつきた棒

33
副題に「戦争のある日常を生きる」とあるように、ウクライナ在住16年の著者が戦時下を生きるウクライナの人々の日常をQ&A形式で明らかにした本。 著者の平野高志さんは、ウクライナ国営通信(ウクルインフォルム)日本版の編集者で、twitter(どうやら今はXというらしいのだが、そこの経営者某のことが嫌いすぎて、僕はいまだに旧称を使っている。)でウクライナ情報を発信しており、僕もいつもお世話になっている。/ 例によってまとめる能力は皆無なので、目に留まった文章をバラバラと羅列して行く。印象に残った部分だけを→2025/01/05

Francis

11
著者はウクライナ国営通信社ウクルインフォルム日本語版編集者。タイトルの通りロシア・ウクライナ戦争下で日常生活を送るウクライナの市民たちの状況を質問への回答として描いたもの。ロシアによる全面侵略(ウクライナではこのように言うそうです)直後はありとあらゆることが出来なくなったものの、その後戦争が膠着して日常生活も落ち着いているようである。とは言っても以前ロシア語を話していた人がウクライナ語を意識して話すようになるなど、全面侵略は間違いなくウクライナ国民の意識を変えた。ウクライナに栄光あれ。2024/12/03

雪だるま

7
ウクライナ在住16年で編集者である著者が、暮らしていて感じる事や現地の人たちの生活、戦争が始まってからの人々の変化などを質問に答える形で書かれている。戦争と聞くとテレビや映画などで描かれる日本の戦時中のイメージがあったのだけど、意外にも思ったより普通の日常を送ることができている様で少しホッとしました。もちろん、大切な人が亡くなっていたり住む所を変えざるをえなかったり様々な苦悩はあるだろう。一日も早く戦争が終結する事を願う。ニュースなどで知るウクライナとは違う現地の状況を知ることができたのは良かった。2024/12/08

keisuke

5
ネットギャリーで。ウクライナの生活を伝える、とても大事な本だと思う。日本の報道を見ていてもきっと出てこない情報。なんとなく震災とかの被災地にも通じるけど「早く日常を取り戻せるように」と言いながら、意外と普通に暮らしている様子を受け入れない気がする。「キーウで音楽フェスが開かれました」ってテレビで伝えたらなんか苦情出す人とかいそうだし。なんでこの時代に戦争なんてするのか本当に分からないけど、少しでもウクライナの人たちが普通に暮らせていて、警報に怯えなくて良い日が戻ることを願う。2024/12/01

みじんこ

4
戦争と災害を比べるのは適切ではないと断りつつも、問題の程度が地域によって異なるという説明はイメージとして分かりやすかった。「人の頭の中、心の中への蝕み」「当事者/非当事者の痛みの感じ方の違い」に気付かされ、非当事者の立場から簡単に停戦(そもそもその後も停戦が続くかという不確かさもなるほどと思う)などとは言えないと思った。核戦争は恐ろしいが、ロシア側が不利になるという見方も一理あると思えた。空襲警報アプリはじめデジタル面の運用は驚き。戦争のある日常にも人は慣れることができるのだと思いつつ、真の平和を願う。2024/12/14

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