出版社内容情報
私、百千鳥紅桃。小さい頃からメイクスタジオを営むママの仕事を見るのが大好きだったの。
魔法のようなメイクで人を笑顔にする、ママのようなメイクアップアーティストになりたくて、芸術分野を専門的に学ぶ生徒たちが通う私立若葉総合芸術学校に入学しました!
入部を決めた「ビューティー部」ではメイク担当を志望。でも一緒に入部してきた男子が、ライバル視してきて!?
<小学中級から すべての漢字にふりがなつき>
内容説明
私、百千鳥紅桃。魔法みたいなメイクで人を笑顔にする、ママのようなメイクアップアーティストになりたくて、芸術分野を専門的に学ぶ生徒たちが通う私立若葉総合芸術学校に入学しました!入部を決めた「ビューティー部」ではメイク担当を志望。でも一緒に入部した男子が、ライバル視してきて!?先輩たちと力を合わせ、メイクの魔法でみんなの悩みを解決します!小学中級から。
著者等紹介
羽央えり[ワオエリ]
作家・シナリオライター
星乃屑ありす[ホシノクズアリス]
イラストレーター。子ども向けのイラストを中心に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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イカまりこ
3
芸術系の中高一貫校に進学した中学生が主人公。ビューティー部に入部してメイクの腕をきわめていく。おもしろいのが、この主人公・紅桃ちゃん、緊張しいで人前だとメイクする腕が震えてしまうという。メイクアップアーティストとして致命的な性格。それを先輩や同級生ライバルと克服していくんだと思う。またメイクは綺麗にするだけじゃなく、その人の気持ちを反映させるものとして、傷痕をどうメイクするか、踏み込んだ物語になっていた。傷がある人、その傷を見ると辛い記憶を思い出す人、本人だけじゃなく癒せるメイクのお話。楽しく読めた。2025/02/08