ブルーバックス<br> 水の惑星「地球」―46億年の大循環から地球をみる

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水の惑星「地球」―46億年の大循環から地球をみる

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065375594
  • NDC分類 450
  • Cコード C0244

出版社内容情報

太陽系の中でも、液体の水をたたえた惑星は、現在地球だけである。地球という惑星の進化は、水のはたらきを抜きにしては語ることができない。地球の大きな特徴である生命の存在も、「水」に支えられている。また、水は地球の表層だけではなく、プレートテクトニクスと共に、地球の内部に取り込まれ、地質学的なスケールで大循環している。しかも今後、6億年で、海の水はすべて地球内部に吸収され、海は消失してしまうという。本書では、地球の歴史を振り返りながら、「水」が地球の環境のなかで、どのような働きをしているのか? を見ていきながら、私たちにとっても欠かせない「水」を地球規模のスケールで解説していく。

主な内容
第1章 原始海の誕生海の誕生
第2章 地球上で生命を育む水
第3章 地球表層での海の役割
第4章 地球内部での水の循環
第5章 地球内部へと吸収される海
第6章 海が消える日 

内容説明

地球の誕生からずっと存在してきた「海」。水はどこからもたらされたのか?太陽系で地球だけが表面に「海」をもっている。地球という惑星の特徴を決定づけている、重要な存在が「水」―。プレートテクトニクスの開始にも、生命の誕生にも、「水」ががかわっていた。「水」は地球の表層だけではなく、プレートの沈み込みとともに地球内部に取り込まれ、火山の噴火とともに表層へと戻ってくる。そんな46億年続いてきた大循環に、いま大きな異変が起きている。最新の地球科学が描きだす「海」の未来―!

目次

第1章 原始の地球、海の誕生
第2章 地球上で生命を育む水
第3章 地球表層での海の役割
第4章 地球内部での水の循環
第5章 地球内部へと吸収される海
第6章 地球の未来像

著者等紹介

片山郁夫[カタヤマイクオ]
1975年東京都生まれ。2003年東京工業大学大学院地球惑星科学専攻博士課程修了。博士(理学)。日本学術振興会特別研究員、米イエール大学研究員などを経て、広島大学大学院先進理工系科学研究科地球惑星システム学プログラム教授。専門は岩石レオロジー、地球内部での物質循環を中心に研究。日本鉱物科学会研究奨励賞、日本地質学会柵山雅則賞、エドムント・ナウマン賞、日本地球惑星科学連合西田賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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旅するランナー

162
地球表面の約7割は海に覆われているが、水の質量割合は地球全体の0.02%にしか過ぎません。そんな水の存在が、生命の誕生や生存環境維持に欠かせない。大陸を作るのも海とプレートテクニクスが必要だし、主に窒素と酸素からなり二酸化炭素は0.03%という地球独特の大気組成にも関わります。知れば知るほど地球は奇跡の星に思えます。みんなで仲良く大切に生活しましょう。2025/04/26

きみたけ

56
さすがブルーバックス、とても面白かったです😀著者は広島大学先進理工系科学研究科教授の片山郁夫先生。地球惑星科学を専門とする研究者が、地球がたどってきた進化のプロセスを「水」とのかかわりに絞ってひとつずつ解き明かし整理した一冊。水がどこからもたらされたのか?だけでも不思議ですね。「水」があったおかげで、その後の生命誕生やプレートテクトニクスの展開にも繋がると思うと、46億年の壮大な大循環のスゴさを感じます。特に、第6章「海が消える日」は興味津々でした😙2025/04/29

くものすけ

15
書名に魅かれ手にとってはみるものの、50㌻もいかない内にほとんど頓挫してしまう「ブルーバックス」本でしたが、本書は懇切丁寧な解説、専門知識ZEROでも理解出来る内容、しかもとても濃い中身にびっくり仰天しました。地球上のプレートやマントルにも水が徐々に取り込まれていくという話は初耳、しかも、本来火山の爆発などで水は再度大気中に戻るがマントルに吸い込まれてしまうと中々出てこれない。(最終的に後6億年で海が干上がる!)また、岩石は水分含有は無しと考えていたが、蛇紋岩などは10数%も水分を含むとか…これも驚き!2025/04/25

Go Extreme

2
生命は海の中で誕生し進化 マグマオーシャン 微惑星や隕石が水を運んだ 生命の基本的要素 海洋底地層から発見された38億年前の生命痕跡 二酸化炭素を含む温室効果ガス 炭素循環 熱塩循環 海洋は炭素の大きな貯蔵庫 スノーボールアース プレートテクトニクス 海洋プレートと大陸プレート 地球内部への水の運搬 火山活動による水の放出 海水準変動 マントルにも大量の水 地球温暖化 海水準の上昇 海洋酸性化 宇宙においては奇跡ではなく必然 アストロバイオロジー ハビタブルゾーン 系外惑星 氷衛星 複雑に絡み合う環境変動2025/04/09

takao

2
ふむ2024/12/17

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