17歳のサリーダ

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065375556
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

元JK、一人ぼっちの出口(サリーダ)を目指す!

「はぐれものに居場所はない」
親友と自分のいじめを放置した先生はそう言ったけど、わたしは違う!
突然差し伸べられた赤の他人の手を取った彼女は、フラメンコに出会いーー。

今なら何でもない事に、傷つき、悩んだあの頃。
あなたの中の少女にやさしく語りかけたい。

「大丈夫。たとえまた暗い夜が来ても、わたしはそこから抜けだせる!」

小説現代長編新人賞作家、待望の最新作

〈あらすじ〉
新菜は親友と自分のいじめを放置した学校をやめた。暇を持て余す彼女はある日、プロのフラメンコダンサー玲子とカンタオール(歌い手)ジョージと出会う。二人の誘いでフラメンコを始めた新菜。玲子の優しさとジョージの歌に触れながら、止まっていた新菜の17歳は再び時を刻み始める……。

内容説明

新菜は高校をやめた。親友と自分へのいじめを知りながら放置した学校に失望したからだ。孤独な日々を送る彼女は、ある日、プロのフラメンコダンサー玲子、カンタオール(歌い手)ジョージと出会う。二人の誘いでフラメンコを始めた新菜。玲子の優しさとジョージの歌に触れながら、止まっていた新菜の人生は再び時を刻みはじめる…。「大丈夫。たとえまた暗い夜が来ても、わたしはそこから抜けだせる!」

著者等紹介

実石沙枝子[ジツイシサエコ]
1996年生まれ、静岡県出身。「別冊文藝春秋」新人発掘プロジェクト1期生(和足冴・名義)。第11回ポプラ社小説新人賞奨励賞受賞(実石サエコ名義)。2022年、『きみが忘れた世界のおわり』(「リメンバー・マイ・エモーション」から改題)で第16回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えんちゃん

64
図書館新刊コーナーでたまたま手に取る。実石さん2作目。高校退学した17歳女子のフラメンコ物語。いじめ、偶然の出会い、戸惑い、葛藤、成長。前半は予定調和で内容が軽く感じるけど、主人公ニナがフラメンコで輝きを増す姿が眩しくて、ミリちゃんとの友情には涙が出た。今が全てじゃないし、今いる居場所が全てじゃない。まずは一歩踏み出そう。そんな勇気をくれる良作。サリーダとは出口のこと。孤独からの出口は新しい自分への入口。児童書としてもお勧め。2025/04/18

よっち

29
親友と自分のいじめを放置していた高校をやめた畑村新菜。彼女がプロのフラメンコダンサー玲子とカンタオールのジョージと出会う青春小説。先生の心無いセリフには反発したものの、居場所を失いつつあることを実感する中で出会ったジョージたち。突然差し伸べられた赤の他人の手を取った新菜がフラメンコに出会い、その素質を見出されて止まっていた時を再び刻み始める展開で、思わぬ形で再会したいじめの元凶との認識のズレも気になるところでしたけど、それでも周囲の人たちに支えられながら逃げずに向き合っていく結末はなかなか良かったですね。2025/01/08

まる子

28
高校生の新菜は普通に2年生になると思っていた。あの事が起こるまではー。クラスのカースト上位から友達を守れなかった。辛い思いをしたまま転校した友達。そして2年生にならなかった「はぐれもの」の新菜がキッチンさいばらで出会ったジョージ、玲子さんとともにフラメンコの世界へ。フラメンコを通して、あの時の「過去になるべきものが、過去になった。」と感じ、「今ならそのおかげで強くなれたって言える」までに気持ちを変えられた。ラストの友達との再会に泣ける😭ステージからのパルマ、そして発音は微妙だけどバモスアジャ!オレ!2025/04/27

Comit

22
市立図書~いじめで高校を中退した主人公。はぐれ者扱いの彼女がフラメンコに出会い、新しい道を歩んでいく物語。フラメンコを通して出会う人達の、彼女に対する接し方が素敵。自身の過去を話した主人公に、長髪コックが言った言葉「おまえがはぐれたんじゃないだろ」「みんなが群れただけだろ」…泣けた。彼女のお話が中心だが、この長髪コックの話が気になって仕方ない。叙情的な旋律かつ情熱的な旋律と踊り、そして歌詞に込められた真意に目頭が熱くなった。良本✨2025/05/20

信兵衛

18
何と言ってもフラメンコ、という素材が魅力的です。 フラメンコの衣装を纏って踊る新菜の姿を想像するだけでも楽しい。 そして、闘うことを決意した新菜の、生き生きとした姿も魅力。2024/12/30

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