- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 青年(一般)
- > 講談社 アフタヌーンKC
出版社内容情報
高2で絵を描くことの楽しさに目覚め。猛烈な努力の末に東京藝大に合格した矢口八虎。
藝大2年目の夏に描き上げ、初めて学外のコンクールに出品した作品が入賞し、美術館に展示されることになった八虎は、大学での「講評」以外の評価、アートの他人への影響力に驚く。
自分の作品を見た、会ったこともない「他人」への影響力に混乱する八虎は、その困惑の理由が、アートの持つ力、深さであることに気づく。高2で出会った絵が自分の人生を変え、自分もまた誰かの人生を変えうるのだと。アーティスト「作家」への道が自分にも開かれていたのだ。
漠然とした夢が具体的な目標に変わり、大人へのステップが始まる。
新しい出会い、新しい課題、美術との関わり方、八虎の人生も新しい局面へ。
アートの歴史や可能性を詳細に活写、美大に進学した青年たちの情熱や奮闘を描く、
今までになかった美術系青春漫画、早くも最新刊登場!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミキ
35
蝶矢先生、いいねぇー。ちゃんと話せる先生も必要よ。ホストのバイトをし出した八虎、また何か見えてくるものがあるといいね。2024/11/21
kei-zu
18
本書を開いて、「あ、前の巻を読んでないや」と気づく。でも、読む。本シリーズ、巻によっては息苦しい展開があるのでドキドキでしたが、今回は(それほど)苦しくなく読めました。課題制作に向け、歌舞伎町のホストクラブで主人公の八虎は働き始めます。読了後、「俺、ホストクラブで働くのは無理だわ」と言ったら、妻が軽蔑の目で私を見ました。2025/01/05
ネロ
18
八虎、相変わらず謙虚過ぎる。その真面目さに好感は持てるけど、人からの良い評価は素直に受け取って欲しいです。勇気を出して感想をくれたあの子、すごく頑張ったんだと思います。恋ちゃんはいつも八虎の背中を押してくれる良い友人ですね。ゆかちゃんとの関係にも助けられて、本当に周りに恵まれてる。そして先生の言葉が刺さります。アートは勝ち負けじゃない。大多数に向けてじゃなく、ただ一人に届けられたらそれでいいのかもしれない。なかなかそれではやっていけないと思いますが、私もその考えが好きです。2025/01/03
どんぐり@京都の何処かで
16
納得のいく作品を創造するために、ノーマ―クスの次は歌舞伎町。キリオに出会ってからのホスト。薄っぺらさがハンパない。なんで薄っぺらい、パワーワードいただきました。八虎のもがきながらも作品を仕上げる姿に、芸術とはこんなにももがかなければ作れないモノなのかと、しんどいなとだけ思うわけ。2024/11/30
毎日が日曜日
13
★★★★2024/11/23
-
- 電子書籍
- セブンスホールの魔女2 ガガガ文庫