講談社学術文庫<br> 善悪の彼岸

個数:
電子版価格
¥1,485
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

講談社学術文庫
善悪の彼岸

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年08月04日 23時51分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065373200
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C0110

出版社内容情報

「みんながそうしているから」の「奴隷のモラル」を笑い飛ばせ! 新訳でよみがえった晴れやかなニーチェが贈る、人間への比類なき応援歌。

「怪物とたたかう者は、そのとき自分が怪物にならないよう用心するがいい。長いあいだ奈落をのぞいていると、奈落のほうもお前をのぞき込む」――。
有名なこの言葉が収められた『善悪の彼岸』は、1886年に自費出版で刊行されました。
「畜群社会」や、キリスト教道徳、神、真理など「既得権益としてのモダン」という巨大な敵に独り対峙しつづけたニーチェの言葉は、刊行から150年近くを経た今もなお、読む者の心を世界中で強く揺さぶり続けています。

「愛によってなされることは、いつも善悪の彼岸で起きる」
「思い上がった善意というものがある。それは悪意のように見える」
「自分自身を軽蔑する者は、いつもそのとき、軽蔑ができる自分を尊敬している」
「生と別れるときは、オデュッセウスが〔スケリア島の王女〕ナウシカアーと別れたときのようにするべきだ。――惚れているのに、というよりは、祝福する気持ちで」

これまでのイメージを覆す、晴れやかで軽やかなニーチェ訳に定評がある訳者がお届けする、21世紀の『善悪の彼岸』!

 【本書の内容】
はじめに
第1部 哲学者たちの先入観について
第2部 自由な精神
第3部 宗教的なもの
第4部 格言と間奏
第5部 モラルの自然誌について
第6部 私たち学者は
第7部 私たちの徳
第8部 いろんな民族といろんな祖国
第9部 高貴とは何か?
高い山々から――後歌
訳者あとがき                                                              

内容説明

「みんながそうしているから」を「奴隷のモラル」と笑い飛ばし、畜群社会やキリスト教道徳など「既得権益としてのモダン」を根底から批判して、価値の転換をめざしたニーチェ。永遠の問題作『ツァラトゥストラはこう言った』の「用語集」と本人が位置づけた本書が、新訳でよみがえる。おしゃべりで晴れやかなニーチェから人間への比類なき応援歌!

目次

第1部 哲学者たちの先入観について
第2部 自由な精神
第3部 宗教的なもの
第4部 格言と間奏
第5部 モラルの自然誌について
第6部 私たち学者は
第7部 私たちの徳
第8部 いろんな民族といろんな祖国
第9部 高貴とは何か?
高い山々から―後歌

著者等紹介

ニーチェ,フリードリヒ[ニーチェ,フリードリヒ] [Nietzsche,Friedrich]
1844‐1900年。ドイツの哲学者

丘沢静也[オカザワシズヤ]
1947年生まれ。ドイツ文学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

uettee

6
クレイジーな内容ではあったが、なんとか最後まで読めた。哲学のことはあんまりよくわからないが、かなりの異端者なんだろうか。思考を深めるというよりは何かを訴えているというか、、。様々な哲学者と呼ばれる人達がいたと思うが、また機会があれば触れて見たい。2025/03/05

あくび虫

3
ぶっちゃけ良くわからなかった。分からないなりに、面白い言い回しや、考え方を楽しんでいたのだけれど、後半へ行くほどになんのこっちゃが深まっていった。…あとがきでようやく、話の方向性を把握した感じです。2025/01/20

遊動する旧石器人

2
2024月8日第1刷発行。アフォリズム的に述べられるニーチェの皮肉たっぷりなお言葉の数々を収録した1冊。数々の箴言に対しては、共感できるものもあれば、そうでないものもあった。それは少なくとも、ニーチェが見ていた時代〈モダン〉とは様相が異なる〈ポスト・トゥルース〉の時代を生きているからそう感じるものがある気がする。倫理資本主義が提唱されるなど倫理やモラルが失墜してしまった社会を立て直す必要があるとされる時代の中でニーチェならどう述べるか気になる。ようやくニーチェの訳書にも手が付いたので、続けて読みたい。2024/12/17

Go Extreme

1
哲学批判:先入観 哲学的衝動 モラル的意図 認識への衝動 欲望と哲学 自己正当化 スピノザ 批判的思考 自由精神:自由な精神 自己認識 創造性 独立性 社会的変革 知識の探求 社会的圧力 宗教批評:宗教的経験 信仰と理性 道徳と宗教 宗教の社会的役割 パスカル 宗教の変容 宗教と倫理 道徳と力:モラルの本質 力への意志 倫理的相対主義 キリスト教批判 本能と道徳 感情と道徳 高貴と徳:高貴の本質 内面的成長 現代の徳 自由と責任 群衆の影響 個人の徳 民族と文化:民族的多様性 文化的優位性 協力と教育2025/03/21

MF

1
ツァラトゥストラよりも理解できず・・。2025/02/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22153638
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品