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出版社内容情報
勉強もバイトも続かないヤンキー高校生の小林は、
同じく「普通」のことが苦手だが、工夫を重ねて頑張る宇野を見て、自分の”苦手”にも向き合い始めた。
迎えた夏休み、2人が所属する天文部はプラネタリウムへ!
楽しい一日になるはずが、予期せぬハプニングで予定が崩れイライラしてしまう宇野。
気持ちを抑えるための宇野の「工夫」を見て、小林はある提案をする。
いつの間にか彼らの幸せを願ってしまう、2人の少年の日常奮闘記、待望の第3巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
60
追試を乗り越えて、いざプラネタリウムへ!ヤンキー小林の感慨無量さ、全く見てこなかった空の広さ・宇宙の大きさ。そして人間のちっぽけさ。遅蒔きながら成長していく小林には、他者を思いやる素質があって、期待しかない。そして自身の感情をもて余し、落とし処を見つけられない宇野くん。イライラを消化できないけれど、ちゃんと小林たちは見ていてくれている。良き友。小林のヤンキー部分に不安を消せない宇野くんのお姉ちゃんの過保護も理解できるけれど・・・。部長の抱えた内面の葛藤もまた、信頼して受け入れてみることが突破口だったから。2024/12/06
ターボはっちゃん
57
宇野のいら立ちに自分なりに向き合おうとする小林。宇野のお姉ちゃんが宇野と小林の友人関係を疑っていたんだなと…。弟を思う姉心と分かりつつ、小林の純粋さを信じてほしいと思った。それにしても毎巻心に刺さる言葉とストーリーだ。2024/11/24
ナミのママ
51
3巻目。夏休み・プラネタリウム・お祭り…なんだかほのぼのする。障害という言葉を前面に出さず、生きにくさを個性にみたてて書かれている。今作の中で一番好きなのは先生だなぁ。2024/10/27
トラシショウ。
21
「あなたが話を聞いて言葉を受け取ってくれなかったら、僕が何点だしても変わらないんだから。一人で100点出そうとせずに、30、40出しあって100っぽくしましょうよ」。積読消化。何とか赤点補習を乗り切り夏休みに入った小林と宇野は、天文部の遠足として焼津市のプラネタリウムへ行く事に。しかし思わぬトラブル続きに宇野は内心の苛立ちを隠せず衝突してしまう。一方、一応部の先輩の歌川は彼らとのコミュニケーションに大苦戦しており⋯。物凄く時間をかけて丁寧にコミュニケーションの成立等を描いてるなぁ(以下コメ欄に余談)。2025/03/14
ミキ
21
宇野くんのメモにない感情が増えていくのがいいね。2025/01/12
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