出版社内容情報
『源氏物語』、『万葉集』、『太平記』――
恋愛も死も生き様も“うたう”ともっと面白くなる!
「100分de名著」でも大活躍!多才な能楽師が
和歌と謡曲、名作古典を自由に往還してガイドする新たな古典の世界
物語の中の和歌は、ミュージカルにおける歌のような存在。
何度か読み、そしてうたい、和歌が自分の中に定着したなと思ったらはじめて本文を読む。
すると、不思議、不思議。無味乾燥だと感じた古典が
彩り豊かなキラキラ世界に変わるのを感じるでしょう。
紫式部、在原業平、小野小町、西行――
個性豊かな和歌が新たな古典の扉を開ける。
内容説明
『源氏物語』、『万葉集』、『太平記』―。恋愛も死も生き様も、“うたう”ともっと面白くなる!多才な能楽師が和歌と謡曲、名作古典を自由に往還してガイドする新たな古典の世界。
目次
第1章 「うた」の国、日本(歌の力;歌枕と道行;謡跡探訪;枕詞の魔法;「六義園」バーチャル逍遙)
第2章 古典と歌人たち(小野小町―多面体の人気キャラ;『太平記』と幽霊;藤原定家―永遠なる名曲の主人公 ほか)
第3章 「うた」が彩る女房文学(和泉式部―過剰なる「情」;紫式部―「心の闇」を物語るうた)
著者等紹介
安田登[ヤスダノボル]
1956年、千葉県生まれ。下掛宝生流ワキ方能楽師。高校教師時代に能と出会う。ワキ方の重鎮、鏑木岑男師の謡に衝撃を受け、27歳で入門。ワキ方の能楽師として国内外を問わず活躍し、能のメソッドを使った作品の創作、演出、出演などを行うかたわら、『論語』などを学ぶ寺子屋「遊学塾」を全国各地で開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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shikashika555
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