出版社内容情報
かこさとしさんの人気化学絵本シリーズ『絵でみる化学のせかい』。
未来の化学者たちを育てたい、とかこさんの強い思いがこもった名シリーズです。
同シリーズを今回、データを2024年最新のものに改め、新たな学説や解説を大幅に追加。
サイズも見やすく大判化し、デザインを刷新し、新しいイメージで『新・絵でみる化学のせかい』として生まれ変わりました!
シリーズで揃えたくなるカバーデザインで、プレゼントにも最適です。
かこさんならではのかみ砕いた優しい語り口と遊び心あふれるイラスト満載で、
「深くて面白い化学の話」が楽しく読み込めます。
文字量もある程度ありますが、文字組みなども見直し、読むハードルを極力感じることのないように努めました。
化学って面白い! きっとそう思ってもらえるのではないでしょうか。読めば読むほど、「分かる楽しさ」が感じられるシリーズです。
子どもの好奇心のはじまりに。一生ものの「知」のプレゼントを。
4巻は宇宙のはじまりから人類の出現まで、約138憶年におよぶ物質と生命のドラマの上に築かれた、わたしたちのくらしと命。DNAやウィルスのことなどにも理解を深めていきましょう。
『かこ さとし 新・絵でみる化学のせかい』シリーズ全5巻
1巻
原子と分子のたのしい実験
2巻
なかよし いじわる 元素の学校と周期表
3巻
化学の大サーカス 技術の歴史
4巻
地球と生命 自然の化学
5巻
化学の未来 資源とエネルギーの話
内容説明
わたしたちの住む緑ゆたかな地球はどのようにして生まれ、現在の環境をつくりだしたのでしょう?宇宙の誕生から地球の歴史をたどってみていきます。化学反応が起き、どんどん新しい物質がつくられていく過程はわくわくするなぞときのようです。さあ、さまざまな要素がからみ合う壮大な進化の物語をみていきましょう。
目次
1 宇宙の誕生と生命の歴史(大宇宙実験室;海の中での物質の進化;生命の誕生と生物の進化;人類の出現とその歩み)
2 青い地球と化学のいとなみ(ふるさと、そして母なる海;だいじな水、たいせつな山の緑;すばらしい植物の力;いい虫、こまった虫;牛や馬や魚とともに)
3 人間を守る化学のはたらき(数十兆の細胞のあつまり;酵素とたんぱく質;ファスナーのようなDNA;生命をまもる;がんやウイルスとのたたかい;光にあふれた世界をめざして)
著者等紹介
かこさとし[カコサトシ]
1926年、現在の福井県越前市生まれ。東京大学工学部応用化学科卒(1948年)。工学博士。技術士(化学)。1951年から会社勤務の傍ら東大セツルメント活動に携わり、工場地域の子どもたちを対象に子ども会の主催を約20年続けた。のちにその経験から多数の絵本を発表。専門性を活かした『かわ』、『海』、『地球』、『宇宙』などの科学絵本の他、さまざまな分野で600点以上の著作がある。児童教育の専門家としても全国で講演やテレビ出演等も行い、遊びの大切さを訴えた。『ピラミッド』で日本科学読物賞(1991年)、『伝承遊び考』の完成を含む諸活動で菊池寛賞(2008年)、日本化学会特別功労賞(2009年)ほか受賞多数
藤嶋昭[フジシマアキラ]
酸化チタンの表面に光が当たると強い酸化力が生じて臭いを消して環境をきれいにするなどの「光触媒」の研究で知られ、文化勲章を受ける。現在も研究を続けながら、全国の小中高大学で、実験を交えた講演を行い「身のまわりの不思議」を通して科学の面白さを伝える活動をしている。東京大学特別栄誉教授、東京理科大学学長、日本化学会会長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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