出版社内容情報
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【ハンドレッドノート公式小説】
眠り姫・恵美まどかが「記憶」を駆使して数々の謎を解く!
「答え合わせをしよう」
「だって仕事したくないんだもん」
恵美まどかは、見たもの全てを記憶する天才。
しかしこの世の何よりも寝ることが好きで、眠り姫とも呼ばれている。
恵美が事務所を抜け出し、喫茶店《ライム》で仮眠をとりながらサボっていると、少女がドアを開けて入ってきた。
亡くなった彼の事故の真相を調べていると言う。
恵美は《ライム》のマスター・康介に言われ、仕方なく少女の話を聞くがーー
内容説明
恵美まどかは、見たもの全てを記憶する天才。しかしこの世の何よりも寝ることが好きで、眠り姫とも呼ばれている。恵美が事務所を抜け出し、喫茶店“ライム”で仮眠をとりながらサボっていると、少女がドアを開けて入ってきた。亡くなった彼の事故の真相を調べていると言う。恵美は“ライム”のマスター代理・康介に言われ、仕方なく少女の話を聞くが―。眠り姫・恵美まどかが記憶を駆使して数々の謎を解く!
著者等紹介
風森章羽[カザモリショウ]
3月7日、東京都調布市生まれ。『渦巻く回廊の鎮魂曲 霊媒探偵アーネスト』で第49回メフィスト賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆのん
44
祖父が海外に行っている間、臨時で喫茶店を営業する孫の康介。カウンターには美少女と思えるが実は男性、しかもパジャマの様な服装でクッションを抱え込み眠っている。更に驚く事に彼は特殊能力とも言える記憶力の持ち主であり、記憶に潜る事で謎を解明する名探偵。連作になっている物語は謎の行動をする様々な客が現れその謎を解くのだが、名探偵ぶりや、謎の真相がとても面白かった。まだまだ物語が続きそうなラストに感じたので続編が出るなら読んでいきたい。2024/10/06
rosetta
27
★★★✮☆事件簿という単語にだけ反応して図書館で予約した本なんだけど、漫画や動画で展開しているメディアミックスのシリーズの初めての公式小説なんだとか。スピンオフになるのかな?渋い喫茶店ライムに入り浸る美貌の眠り姫探偵(ただし男)恵美まどか。オーナーが長期出張中という事で臨時に店を開けている孫の康介は壊滅的にコーヒーが不味い。持ち込まれる謎を解いていくが、最後には実はこの店の大きな秘密が…まあ確かにアニメにしたら凄くバエそう。推理も一応理屈が通っていて納得出来る。時間があればアニメや漫画もチェックしたいかも2024/11/18
もちこ
16
「ハンドレッドノート」の世界観を知らなかったが、問題なく読み進められた。 天才的な記憶力を持つ名探偵・恵美まどかと、チャラい感じの喫茶店マスター・康介。 調査を依頼する人たちも個性的で、キャラクターが濃い。 会話のテンポも良く、あっという間に楽しく読了! 人の優しさにほっとしたり、人の裏切りや恨みにギクっとしたり、色んな感情に突き動かされて、ページを繰る手が止まらなかった。 ラノベ風のライトさと、人間心理の深さがバランスよくて、読み応えがあった。2024/09/04
不見木 叫
13
#Netgalley にて読了。ハンドレッドノート初のノベライズ。“記憶”を駆使する名探偵、スワロウテイル“眠り姫"恵美まどかの事件記録。2024/09/08
ユウハル
5
眠り姫探偵、なかなか面白い! 軽いミステリーと思って甘くみてたので、かなり驚いてしまった! いろんなところに散りばめられてた描写にどれだけ気付けて推理を組み立てられるか、というゲーム性を感じて頑張って読んでいたのだが、全然敵わなかった。勝手に挑んで負けちゃいました。 ハンドレッドノートの他の探偵さんたちも描かれるのかな?ぜひ読んでみたい!2024/09/11