出版社内容情報
「おとうさんは よみかけの えほんを てに もった まま ねて しまいました。」
夜、眠れない「ぼく」の前に現れたのは……
及川賢治、待望の新作絵本！
読みながら、だんだん頭が変になる。変になるのに、面白い。変になるから、面白い！
新しさと懐かしさを同時に詰め込んだ、誰もがきっと経験のある、眠れない夜の不思議な体験。
おやすみ前の読み聞かせにもぴったりな、ユーモラスな一冊です。
話題の絵本雑誌「さがるまーたVol.1」掲載作品を、厚みのある、格好いい装丁で単行本化！
●及川賢治
1975年千葉県生まれ。1990年代半ばから100％ＯＲＡＮＧＥとして活動を開始。イラスト、絵本、漫画など幅広く活躍中。『よしおくんが ぎゅうにゅうを こびしてしまった おはなし』（竹内繭子と共著／岩崎書店）で第13回日本絵本賞大賞受賞。絵本の作品に『まる さんかく ぞう』『ねこのセーター』（文溪堂）、『エルメスのえほん おさんぽステッチ』（講談社）など多数。
内容説明
さんかくとしかくとまるがそろうと、すごいことがなんとなくおこっているのです！
著者等紹介
及川賢治［オイカワケンジ］
１９７５年千葉県生まれ。１９９０年代半ばから竹内繭子とのユニット、１００％ＯＲＡＮＧＥとして活動を開始。イラスト、絵本、漫画など幅広く活躍中。『よしおくんが ぎゅうにゅうを こぼしてしまった おはなし』（岩崎書店）で第１３回日本絵本賞大賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne＠灯れ松明の火
18
新着棚で。出だしは、子どもに読み聞かせしながら、先に寝てしまうお父さん。普通の日常。ところが、そこからが想像しない展開で、ビックリ！ 絵はあくまでも優しいが内容はある意味ぶっ飛んでいたな(笑) 2024/10/20
うー（今年も遅くなります）
10
〈絵本〉何とも不思議で感想がまとまらず、しばらく寝かしておいた本。眠れない夜の奇妙なおはなし。暗闇でじーっとしていたら、普段は見慣れた物たちも（お父さんの顔も）いつもと違う物に見えてくるよね。待っていた「丸」の正体が意外だった😄2025/03/01
遠い日
5
及川賢治さんの絵がすてき。爽やかな朝の話かと思えば、とんでもないシュールなことが起こります。子どもの夢か？先に寝てしまったお父さんの夢か？ゆるい笑いが洩れます。2025/05/16
こゆび
3
大人になってからは、疲れてすぐに寝てしまうので、眠れない夜に、色々と想像していた頃が懐かしいです。丸は太陽かな、と私も思いましたが、違いましたね。ラストは、それで終わり？と不思議な感じでびっくり！2024/12/19
本をのむ
2
絵本のかたちって統一性がありませんがこの絵本は長方形。でも大きすぎず持ちやすく、開くと正方形、この形が実は一番読みやすいのかもと思いました。語り口は丁寧なのに会話するときは崩れた感じなのがなんか良いです。絵本をよんで寝かしつけの途中に寝てしまったパパと寝付けない僕とパパのお鼻（！）の不思議なお話でした。2025/01/18
-
- 和書
- 背信の日々
