星海社FICTIONS<br> コズミック―世紀末探偵神話 (新装版)

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星海社FICTIONS
コズミック―世紀末探偵神話 (新装版)

  • 清涼院 流水【著】
  • 価格 ¥3,278(本体¥2,980)
  • 星海社(2024/08発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 864p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065367186
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

今年、一二〇〇個の密室で、一二〇〇人が殺されるーー

90年代ミステリ界を阿鼻叫喚の渦に巻き込み、
新時代のミステリの幕開けとなった伝説の密室ミステリが、
不滅の光芒を放ち、再び開錠れる!

清涼院流水の伝説の始まりがいまここに復刊!

新装版解説:蔓葉信博

『コズミック 世紀末探偵神話』梗概
『今年、一二〇〇個の密室で、一二〇〇人が殺される。誰にも止めることはできない』ーー
一九九四年が始まったまさにその瞬間前代未聞の犯罪予告状が、「密室卿」(みっしつ きょう)を名のる正体不明の人物によって送りつけられる。

一年間ーー三六五日で一二〇〇人を殺そうと思えば、一日に最低三人は殺さねばならない。だが、一二〇〇年もの間、誰にも解かれることのなかった密室の秘密を知ると豪語する「密室卿」は、それをいともたやすく敢行し、全国で不可解な密室殺人が続発する。現場はきまって密室。被害者はそこで首を斬られて殺され、その背中には、被害者自身の血で『密室』の文字が記されている……。

狙っているのは誰か? そして、狙われている者は? 日本国民一億二千万人余の全員が、被害者にも容疑者にもなりうるという未曾有のスケールを備えた密室連続殺人には、警察、そして名探偵集団・JDC(日本探偵倶楽部)の必死の捜査も通用しない。日本全土は、恐怖のどん底に叩き落とされた。

……同じ頃。海を隔てたイギリスでは、前世紀の悪夢が蘇っていた。かの切り裂きジャック(ジャック・ザ・リッパー)の後継者を自称する者によって引き起こされた連続切り裂き殺人ーーそれは、その猟奇性と不可解性において、日本の密室連続殺人に勝るとも劣らぬものだった。

JDCきっての天才・九十九十九(つくもじゅうく)は、日英両国の怪事件を詳細に検討した結果、一二〇〇年間解かれることのなかった密室の秘密と、一〇六年間謎のままだった切り裂き殺人の秘密は、同一の根を有すると看破(かんぱ)する。
同一の根ーーそれは、世界の秘密。自らの人生観をも根底から覆しかねない大いなる神秘に、名探偵をも超越したメタ探偵・九十九十九が挑む!

内容説明

『今年、一二〇〇個の密室で、一二〇〇人が殺される。誰にも止めることはできない』―一九九四年が始まった。まさにその瞬間前代未聞の犯罪予告状が、「密室卿」を名のる正体不明の人物によって送りつけられる。一年間―三六五日で一二〇〇人を殺そうと思えば、一日に最低三人は殺さねばならない。だが、一二〇〇年もの間、誰にも解かれることのなかった密室の秘密を知ると豪語する「密室卿」は、それをいともたやすく敢行し、全国で不可解な密室殺人が続発する。現場はきまって密室。被害者はそこで首を斬られて殺され、その背中には、被害者自身の血で『密室』の文字が記されている…。狙っているのは誰か?そして、狙われている者は?日本国民一億二千万人余の全員が、被害者にも容疑者にもなりうるという未曾有のスケールを備えた密室連続殺人には、警察、そして名探偵集団・JDC(日本探偵倶楽部)の必死の捜査も通用しない。日本全土は、恐怖のどん底に叩き落とされた。…同じ頃。海を隔てたイギリスでは、前世紀の悪夢が蘇っていた。かの切り裂きジャックの後継者を自称する者によって引き起こされた連続切り裂き殺人―それは、その猟奇性と不可解性において、日本の密室連続殺人に勝るとも劣らぬものだった。JDCきっての天才・九十九十九は、日英両国の怪事件を詳細に検討した結果、一二〇〇年間解かれることのなかった密室の秘密と、一〇六年間謎のままだった切り裂き殺人の秘密は、同一の根を有すると看破する。同一の根―それは、世界の秘密。自らの人生観をも根底から覆しかねない大いなる神秘に、名探偵をも超越したメタ探偵・九十九十九が挑む!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キク

49
「今年、1200の密室で、1200人が殺される。誰にも止めることはできない」という予告状で始まった連続密室大量殺人。普段だと僕は手に取らない本だと思うけど、ド嬢で究極の壁ドン本と紹介されていたので、新装版を読んでみた。バカミスやキャラノベルを先取りしたような本だけど、確かに壁ドン本でもある。シャーロキアンの長谷川さんが否定して、ハードSFマニアの神林が肯定したのも、よくわかった。でもそれを確認するために830ページの分厚い新装版を読むって、ちょっとやりすぎだったなと反省した。2024/12/01

結城綾

15
数々の前評判を聞いていた私は、一体どれだけ物語のオチに落胆させられるのだろうかと畏怖していた。しかし、読んでみた感想としては、「思ったより面白いぞ、この大説」だった。散々言われていた解決編と結末も、普通に受け入れられた自分がいる。一見むちゃくちゃに見えるかもしれないが、ミステリィとしての体裁はなされているので、悪い意味で裏切られることはなかった。──当時読んだ人からすると、ミステリィではないと否定したくなるのだろうが。それに関しては、真面目すぎると楽しめなくなる良い例と言えよう。2024/09/22

きゅうくつ

9
読みたいと思いながらも読めてなかった。ありがとう新装版!今ここの私は楽しんだけれど、読んで怒り散らした世界線もきっとあった。ジョーカーどうしようかなぁ…2024/09/25

kenplus

5
新装版となり読みやすい。メフィスト賞を受賞した当時は、とんでもミステリと思われていたのが、今となっては懐かしい。超一級の探偵たちが事件の真相はすぐに見抜けるが、犯人を特定するのは難しく、事件の解決には至らない。と口をそろえるのだが、解決編の後では、それもそうかと思わされた。王道ミステリとはいいがたいが、JDCの活躍するシリーズを読んでみるかな。2024/10/07

crow

5
★★★☆ 復刊したので、10年以上ぶりの再読。昔は許せなかったけど、今ならギリギリ許せる。2024/09/04

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