星海社FICTIONS<br> 牢獄学舎の殺人―未完図書委員会の事件簿

個数:

星海社FICTIONS
牢獄学舎の殺人―未完図書委員会の事件簿

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年07月27日 10時44分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 352p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065367179
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

犯罪計画書と化した〈解答編のない推理小説〉が解き放つーー虚構の密室x現実の密室!
〈マリア&漣〉シリーズの市川憂人が新たに繰り出すのは、本格ミステリの不可能犯罪が再現される世界!
虚実絡まる密室殺人の謎に挑む、学園本格ミステリ!

私立北神薙高校に通うミステリ好きの少年・本仮屋詠太は、校内で謎の本ーーーー『牢獄学舎の殺人』を見つける。
ある高校の音楽室/美術室/プールで発生する三連続密室殺人を描くその本格ミステリは、〈読者への挑戦状〉で締めくくられ解答編が存在していなかった……。
読み終えた彼の前に、謎の少女が現れて告げる。
「私は杠来流伽。溝呂木案件調査機構ーー『未完図書委員会』の司書よ」
彼が手にした本は、〈読者への挑戦状〉を解いた者が完全犯罪の手引書として使用できる「未完図書」の一冊だった!
詠太と来流伽は『牢獄学舎の殺人』が現実に再現されることを未然に防ごうとするが、やがて校内で本物の密室殺人が発生。
ふたりは虚実絡まる事件の謎を、解くことができるのか!?

内容説明

私立北神薙高校に通うミステリ好きの少年・本仮屋詠太は、校内で謎の本―『牢獄学舎の殺人』を見つける。ある高校の音楽室/美術室/プールで発生する三連続密室殺人を描くその本格ミステリは、“読者への挑戦状”で締めくくられ解答編が存在していなかった…。読み終えた彼の前に、謎の少女が現れて告げる。「私は杠来流伽。溝呂木案件調査機構―『未完図書委員会』の司書よ」彼が手にした本は、“読者への挑戦状”を解いた者が完全犯罪の手引書として使用できる「未完図書」の一冊だった!詠太と来流伽は『牢獄学舎の殺人』が現実に再現されることを未然に防ごうとするが、やがて校内で本物の密室殺人が発生。二人は虚実絡まる事件の謎を、解くことができるのか!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

308
金田一少年の高遠さんみたいな”配本師”が、未完図書を配り散らかして犯罪を助長するという深夜アニメのような安っぽい設定に目をつぶれば、謎解き自体は比較的オーソドックスで王道。ただ私の場合、この配本師という設定がどうも引っかかり、没入することはできなかった。ここまでニッチな人間関係を全把握して、相手の心理面の動きや先の行動予測まで完璧に行って、それにジャストフィットする未完図書をお届けすることそのものが不可能犯罪なので、その謎を解こうともしないで、目の前の事件だけ解決するスタンスの委員会って何?としらける。2025/03/22

yukaring

77
ミステリ愛溢れる、ミステリマニアによるマニアのための本格ミステリ。ふんだんにちりばめられたミステリ小ネタが楽しくてもうワクワク。「十角館の殺人が実写化されるご時世だし何が起きてもおかしくない」的なセリフには思わすニヤリ。ミステリ好きの少年・本仮屋詠太が見つけた謎の本『牢獄学舎の殺人』を再現するように起こる連続密室殺人。実はその本は真相を解明した者が完全犯罪の手引き書として使用できる『未完図書』の一部だと言う。彼は司書の杠来流伽と共に新たな事件を防ごうするが…。謎解きも緻密でとても楽しいひとときを過ごせた。2024/11/25

オーウェン

64
北神薙高校に通う詠太が音楽室で見つけた推理本。 「牢獄学舎の殺人」と呼ばれる本で、なぜか推理の解決編が存在しない。 そこに未完図書委員会の流伽が現れる。 本の解決を求めて協力することになるが、本を模した連続殺人事件が起こる。 話的には面白そうだが、テンポを落とすような展開を含めて無駄に長くしたなという印象。 コンビという意味ではマリア&蓮と一緒だが、ラノベにしたような関係だし、美術部の面々がなぜギャルのような言葉で話す必要があるのか。 あと傍点がやたらと多いのも特徴で、振る意味が無い文が目立つ。2024/10/30

aquamarine

59
謎の本『牢獄学舎の殺人』を校内で見つけたミステリ好きの少年が、校内でその本に近い形で起こる殺人事件に謎の少女に強要されるような形で関わっていく。謎の本は三連続密室殺人を描く本格ミステリなのだが解答編がない。その作中作の殺人事件と実際に校内で起こる殺人事件の両方を解くという贅沢なつくりで、文の持つ含みや行間まで読ませる設定に驚き堪能した。少年が脳内で繰り広げる様々なミステリに関する独り言もミステリ好きとして楽しい。今回は少し読みにくい文章だったが、シリーズの一巻とも思える作品なので続きが出たらぜひ読みたい。2024/11/03

雪紫

54
解答編なきミステリの作者、溝呂木厄藻の小説が犯罪計画書にされている。そのうちの1冊、学園の中で次々と女生徒が密室で殺される「牢獄学舎の殺人」が見付かったのも束の間、小説通りの密室で女生徒の遺体が殺害され・・・。ミステリマニアゆえの小ネタに凄くニヤニヤが止まらないし、小説と見立てられた現実の事件との相違点から来る多重推理にはわくわくさせられるも(現実の美術室の密室とか)、一番ゾッとしたのは「……ずれている。」だった。何処か北山さんを思い出すようなシリーズ物の1巻的なノリだと思ってたら最後に落とされる。2024/09/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22074190
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品