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出版社内容情報
累計180万部突破!!(※紙+電子含む)
「全国学校図書館協議会選定図書」になった児童精神科医の物語に『コウノドリ』の鈴ノ木ユウ氏共感!!
「子どもの成長は嬉しい。ただ時に、親は不満を感じたり、不安になったり、自信をなくしてしまうことだってある。僕はそんな時、ただ息子を抱きしめます。この世にはこんなにも暖かいものがあるんだよって、いつも教えてくれるから。『リエゾン』を読み終わった後、ただ子どもを抱きしめてみてください」
佐山クリニックへやってきたのは彼氏からDVを受けているという女性。
共依存の関係から脱せずにいる彼女には「アダルトチルドレン」だった過去がある。
一方で志保は、友人の結婚式での晴れ姿に感化され、将来を共にするパートナーを探すべく
マッチングアプリを使い始める。
志保は懸命に人が支え合うための方法について、
そして、自らの恋愛のあり方を見つめ直そうとする。
第18巻は「離婚と子ども」「共依存」「病棟」の3編を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
38
【母は僕を産んで…そう長くないうちに亡くなった…】「離婚と子ども」編のラストで、佐山先生は志保に語る。「叔母さんが赤ん坊の僕を引き取ってくれたんです。/僕にとって家族は、叔母さん一人だけでした。/あったものを失うことと、最初から与えられなかったこと、どっちがより良いのかはわかりませんが、どちらにせよ、人生に大きな影響を及ぼすことに変わりありません。時間が経てば感情は薄れ、苦しみはなくなると言いますが、死別であれ事情のある別れであれ、失った人の存在は僕達の中で生き続け、自分自身を形作る一部になります」と――2025/05/06
Die-Go
32
アダルトチルドレンだった彼女には、男性とどうしても共依存関係に陥ってしまうけいこうがあった。自立とは何か。 それが問われている。色々なところにほどよく依存できることが自立?うーん、これも答の一つなんだろうけど。 この物語は明確な答は提示されず、読者に考えさせることをさせるので、とても良い。★★★★☆2024/12/01
言いたい放題
5
なんと美しい表紙でしょうか。なんか疲れてきた。離婚も結婚式も共依存もマッチングアプリも。自立とは依存先を増やすことって最近の流行り(?)ですね。熊谷晋一郎さんの影響かな? もう聞き飽きて食傷気味ですわい。最近の漫画はもう次回予告があるのですね。2024/08/25
なつのおすすめあにめ
4
恋愛に関する問題についての巻、なのかな。共依存が多いのだろうか、恋愛と精神疾患は本人(達)が良ければよい……みたいになっていて厳しいんだよな。2024/08/25
ぽんだま
4
依存、執着、甘え、頼る…難しい線引き。2024/08/23