出版社内容情報
ねずみくんととかげくん、ふたりはなかよし。好きなものもみんな同じと思ったら、ちがうところもみつかって……。ちがうからこそなかよしになれるふたりの物語。読み聞かせにもぴったりの絵本。
読み聞かせ2歳から ひとり読み3歳から。
内容説明
ねずみくんととかげくん、ふたりはなかよし。でもちがうところがみつかって…。ほんとうのなかよしになるには?大人気作家が真の「ともだち」を描く絵本。
著者等紹介
しもかわらゆみ[シモカワラユミ]
東京都生まれ。2013年、講談社フェーマススクールズ(KFS)主催の「第7回KFS絵本グランプリ」にてグランプリを受賞。『ほしをさがしに』で絵本作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がらくたどん
53
大好きなしもかわらさんの「ねずみくんととかげくんのおはなし」の第2弾。『ありがとうなかよし』で仲良しになった二人。「おはな大好き」「ぼくも~」「おんなじだね~」と今日も気の合うねずみくんととかげくんですが・・。中盤の「ちがうの?」と仰天するとかげくんと「うん」とちょっぴり神妙なねずみくんの顔がほんとうに素晴らしい。はじめての「おんなじじゃないこと」に出会ったふたり。どうなるかな?版型も小さな手でも持ちやすく、テキストも少な目で言い回しもとてもシンプル。春の野花を散りばめた年少児さんむけの優しい絵本です♪2025/02/27
p.ntsk
41
仲良しのねずみくんととかげくん。好みが共通するふたりだけど違うものが見つかって…。とても大切なことがとてもシンプルに描かれています。多様性が叫ばれる時代にあって個の主張と寛容さは不可分だと思う。他者に善意の関心を持つことは共生社会をよりよく生きるための第一歩ではないかと思いました。しもかわらさんの描く生き物はリアルだけど可愛らしい。ねずみくんはもちろんちょっと苦手なとかげくんでさえそれなりに可愛く見えるw。 2024/11/11
anne@灯れ松明の火
21
新着棚で。読友さんご紹介。仲良しのねずみくんと とかげくん。とても気が合って、好きなものが同じ! ところが話の中で、好きな色が違うことがわかって……。わかった時のとかげくんの驚いた顔に、こちらがびっくり(笑) でも、その後の言葉が素敵♪ どのページの絵も、淡くて、優しくて、温かい気持ちになる。2024/11/03
ほんわか・かめ
16
仲良しだからって好みが全部一緒じゃなくてもいい。それもいいね!って認め合えるのが本当の仲良し。〈2024/講談社〉2025/07/24
あさみ
13
仲良しのねずみくんと、とかげくん。好きなものが「おなじだね」と言ってると、同じじゃない好きなものが!お互いに素敵だね、いいね、と認めあって、もっとあなたのことが知りたい!という気持ちがとても微笑ましいお話。2024/10/18