日本扇の謎 愛蔵版

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日本扇の謎 愛蔵版

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065364222
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報


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舞鶴の海辺の町で発見された、記憶喪失の青年。名前も、出身地も何もかも思い出せない彼の身元を辿る手がかりは、唯一持っていた一本の「扇」だった……。そして舞台は京都市内へうつり、謎の青年の周囲で不可解な密室殺人が発生する。事件とともに忽然と姿を消した彼に疑念が向けられるが……。動機も犯行方法も不明の難事件に、火村英生と有栖川有栖が捜査に乗り出す!

内容説明

舞鶴の海辺の町で発見された、記憶喪失の青年。名前も、出身地も何もかも思い出せない彼の身元を辿る手がかりは、唯一持っていた一本の「扇」だった…。そして舞台は京都市内へうつり、謎の青年の周囲で不可解な密室殺人が発生する。事件とともに忽然と姿を消した彼に疑念が向けられるが…。動機も犯行方法も不明の難事件に、火村英生と有栖川有栖が捜査に乗り出す!「国名シリーズ」30周年。

著者等紹介

有栖川有栖[アリスガワアリス]
1959年大阪府生まれ。同志社大学法学部卒業。1989年『月光ゲーム』でデビュー。2003年『マレー鉄道の謎』で第56回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門、2008年『女王国の城』で第8回本格ミステリ大賞、2018年「火村英生」シリーズで第3回吉川英治文庫賞を受賞。2022年に第26回日本ミステリー文学大賞を受賞。本格ミステリ作家クラブ初代会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さっちゃん

44
舞鶴で保護された記憶喪失の青年。所持品は扇ひとつ。こんな謎めいた始まりから舞台は京都へ。密室殺人事件と共に再度姿を消した記憶喪失の青年は事件とどう関係するのか。失われた記憶は。青年の行方は。/今回の火村&アリスは事件現場の屋敷で関係者に聞き取りをしたり、現場を検分したりで、あちこち動き回ることはない。読み終えてみれば事件自体は難解ではないけれど、多くの謎が絡まっている状態から解決への道が導き出されるのはさすが。創作に頭を悩ませて自分で突っ込むアリスが可愛いかった。下宿のばあちゃんも猫達も元気そうで何より!2024/08/29

おうつき

21
久しぶりに読んだ国名シリーズ。途中まではメフィストで読んでいたが、これは書籍化された際に一気読みした方が良いなと思いその時を待ち望んでいた。記憶喪失の青年が浜辺で同年代の女性に発見されるという印象的なエピソードから、彼の生家で起こる密室殺人へと繋がっていく流れに引き込まれる。少し変わった切り口から仮定を積み上げていく火村の推理が面白く、whyの部分では盲点を突かれた気分になった。火村の下宿先での話や、青年が失踪していた間の出来事など、印象的なエピソードが多く、全体的にしっとりした読み心地だった。2024/08/17

みや

17
7年前に失踪し、記憶を喪って現れた青年の家で密室殺人が起こる。出会いと別れ。人が死ぬミステリなら当たり前のことなのに捨て置かれてしまいがちな「別れ」の淋しさ、別れを受け入れなくてはならない諦めといったものが丁寧に描かれ、胸に迫ってくる。犯人の動機に納得できないからこそ被害者が不憫で仕方なかった。受け入れられないよ。視覚情報の説明が抜群に巧く、心の機微が表情や動きによって繊細に映し出される。だからこそ明確な言葉で記されていないのに聞こえてくる様々な想いが胸に残って響いた。有栖川先生の切な系ミステリは絶品。2025/04/20

Yuri

14
記憶喪失の男が唯一、手にしていたのが『扇』…という、なかなかドラマ映えする展開。殺人事件の動機もトリックも全然ピンと来ずに読み進めてからの、火村センセーの鮮やかな解決。それこそ、開いた扇がパチンと音を立てて閉じるような。 愛蔵版の素敵な装丁も漫喫しましたー。2025/06/17

ふう

12
記憶喪失の男とそれを助けた女…むむ、嫌な予感wと思ったがその後は身元の判明した男のお話がメインに(ほっ)。肉親への愛情のすれ違いが悲劇の元ではあるけど(ただもう彼が可哀想で)、犯人の動機は8割ただの欲でそこ微妙ちゃあ微妙ではあったかな。けど本格ミステリというよりもミステリの抒情を味わう物語でそれは十分堪能。辻褄合せでも面白かったのでよしw 「メロドラマ要素をたっぷり盛ったサスペンス小説」になりかけたかと思ったが踏ん張った。偉い(何様)。2024/10/10

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