タブー・トラック

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タブー・トラック

  • 羽田 圭介【著】
  • 価格 ¥2,530(本体¥2,300)
  • 講談社(2024/08発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 416p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065363584
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

世間のルールや価値観に、生まれながらのスペックに、
DNAやホルモンに制限される人生を、思考停止で受け入れちゃいないか?

芥川賞作家・羽田圭介が突き付ける問い。「その人生、自分の力で変えられますか?」

時代や場所が変われば変容するもの、アンコントロールな要素に左右される日常で、私たちは何を疑い、何を信じればいい――? 「タブー」蔓延る現代に放つ、衝撃の問題作!



【タブートラック】…改造車。世間の目を気にせず、禁忌を犯せるプライベートスペース。

世間が抱くクリーンなイメージを維持するために、押しつぶされそうになる俳優。
過去の失敗から、自らをコントロールすることに腐心する脚本家。
不祥事を起こした著名人をSNSで弾劾し、恵まれない人生の憂さ晴らしをする会社員。
親に黙って整形し、歌とビジュアルを武器に動画配信で荒稼ぎする女子高生。

タブーに縛られ、タブーに魅せられた人生が交錯する先に現れたのは、「理想」の世界か、それとも――?

内容説明

世間が抱くクリーンなイメージを維持するために、押しつぶされそうになる俳優。過去の失敗から、自らをコントロールすることに腐心する脚本家。不祥事を起こした著名人をSNSで弾劾し、恵まれない人生の憂さ晴らしをする会社員。親に黙って整形し、歌とビジュアルを武器に動画配信で荒稼ぎする女子高生。タブーに縛られ、タブーに魅せられた人生が交錯する先に現れたのは、「理想」の世界か、それとも―?

著者等紹介

羽田圭介[ハダケイスケ]
1985年東京都生まれ。高校在学中の2003年に「黒冷水」で第四〇回文藝賞を受賞。明治大学商学部商学科卒業。2015年に「スクラップ・アンド・ビルド」で第一五三回芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

153
羽田 圭介は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。久々の羽田 圭介の新作は、不穏で危険な小説の幕開け、期待して読み進めたのですが、最期は残念ながら失速しました。 https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=00003953882024/09/10

優希

50
気遣いや不条理の世間では精神を病んでしまっても仕方がないように思えます。本来の自分を取り戻そうとダブートラックに乗り込む4人の男女。トラックには禁忌はなく、タブーがタブーでなくなり、タブーでないものがタブーへと変化する。これは誰でも起こり得ることなのかもしれない群像劇なのですね。フラストレーションが変わることで、人生jはいかに変わるのか。行き着く先を見てみたくなります。決して他人事ではないというのが刺さりました。2024/09/14

ゆのん

49
『スクラップ・アンド・ビルド』以来…久しぶりに読んだ羽田作品は私には合わなかったのかな。4人の登場人物のそれぞれの立場と視点から感じるコンプラだらけの、自身でのコントロール不可能な世の中での物語。俳優、脚本家、会社員、学生と立場は違えどコンプラによって縛られた不自由な、もっと言えばつまらない世の中になっている様が描かれるのだが、『あぁ、だからか…』と時折感じるモヤモヤしたものの正体を見た気がした。タブーに縛られる事での弊害が将来にどのような影響を及ぼすのかは不穏なものを感じてしまう。2024/09/24

かんらんしゃ🎡

44
至るところで気遣いと不条理に精神を病んでしまう現代。己が不在だ。ならば人間回帰にとタブートラックに潜り込む。トラックの中に禁忌はない。このシチュエーションって「箱男」ではないか。ところが何人もの登場人物のエピソードを読んでるうち、どこに帰結するのか分からなくなる。長すぎる話に退屈してしまった。NetGalleyゲラ版で480ページ。メンタルな話かと思っていたら最後はとんでもないところへ。警句なのかもしれんが羽田圭介はもういい。2024/08/24

kei302

37
イメージを損なわないよう気を配って生活する俳優の橘響梧、ストイックな生活で心身を整えながら仕事をする脚本家の井刈蒔、英会話教室社員の中松優一、動画配信で収入を得ている娘の七海。4人を軸にした400ページ超の長編。全体を通して不穏で不安定な足場に立っている感じ。特に残り1/4の十数年後の北海道には驚きもしたし安全な場所からの傍観者であることを恥じたりもした。今、このことを書き記しておきたいという羽田圭介さんの作家としての気概を感じた。時代が、社会が、この作品を書かせた! NetGalleyJP 2024/08/24

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