出版社内容情報
時代とともに形を変えながら常に私たちのそばにある「地図」。
私たちは「地図」を通して何に出会っているのだろうか?
世界の肌触り、欲望と知の来歴、怪物の気配、置いてきた故郷、融ける国境、街角の冒険、駆け抜ける自転車、戦争の姿、歴史の空白、地図製作者、映画の手がかり、位置情報の意味、失われた存在、浮遊する鳥の眼差し……。
レベッカ・ソルニット『ウォークス』で知られ、地図製作者でもある翻訳家による、地図に魅せられた思索のエッセイ。
【目次】
差し出される地図/矢印の母/飛ぶことのいくつかの様態/臓物と風の色/動くもの、複数の時間/革と夢/誰もが地図を見るとき/偏在するものと目に見えないもの/鳥/空白/待つ、見送る/ウィリアム・リスゴーの失われた耳/形のないものへの旅/『サクリファリス』の地図についての覚え書き/地図はあるか?/洞窟の形/ディタッチメント/迷宮のようなもの/はじめと終わりがある/怪物までの距離/地名の群れ/ロスト・アンド・ファウンド/代償について/カルトグラフィック・シネマ/球と平面/奥行きについて/地図とその分身たち
内容説明
レベッカ・ソルニット『ウォークス』で知られ、地図製作者でもある翻訳家による、地図に魅せられた思策のエッセイ。時代とともに形を変えながら常に私たちのそばにある「地図」。世界の肌触り、欲望と知の来歴、怪物の気配、置いてきた故郷、融ける国境、街角の冒険、駆け抜ける自転車、戦争の姿、歴史の空白、地図製作者、映画の手がかり、位置情報の意味、失われた存在、浮遊する鳥の眼差し…。
目次
差し出される地図
矢印の母
飛ぶことのいくつかの様態
臓物と風の色
動くもの、複数の時間
革と夢
誰もが地図を見るとき
遍在するものと目に見えないもの
鳥
空白
待つ、見送る
ウィリアム・リスゴーの失われた耳
形のないものへの旅
『サクリファイス』の地図についての覚え書き
地図はあるか?
洞窟の形
ディタッチメント
迷宮のようなもの
はじめと終わりがある
怪物までの距離〔ほか〕
著者等紹介
東辻賢治郎[トウツジケンジロウ]
1978年生まれ。翻訳家。東京大学大学院、スイス連邦工科大学大学院で建築史・都市史を学ぶ。地図製作にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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