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出版社内容情報
ミラーでの「発売前のコスメでメイクビジュアルを提案する」という課題で使用する色が被ってしまったアイアと中野。課題に対してなかなか調子が上がらないアイアはミラーに居づらい気持ちを察してくれたMMに自宅に招待される。自分の中に焦りを感じていたアイアがMMがメイクを志すきっかけをたずねると、そこには自分を「脇役」だと思って生きていた男の物語があった――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
空のかなた
15
表紙の明治君が麗しい。メイクに対しての真摯な姿勢が、彼の言葉から伝わる。「俺は、その人がなりたい自分を全力で肯定する」と。高校時代の先輩へのメイクのエピソードがそのスタート地点。でもメイクアップアーチストのダイヤさんへの憧れの気持ちがMAXすぎて鼻血まで出てしまう明治君のキュートさ。逆にアイアはメイクするプロセスを自分が楽しいかどうか、究極のエゴイストだよ、とダイヤが呟くシーンがこの先を暗示する。脇役だったMMの妻とのエピソードが、かなりのボリュームで描かれていてほのぼの。メイクを目指す動機は人それぞれ。2025/07/21
毎日が日曜日
6
★★★★2024/07/13
コリエル
4
MMさんや明治くん、それぞれのアーティスト候補生に、それぞれの自分と相手を輝かせるためのドラマがある。みんなが人生の主役であることを肯定するドラマというのが一貫しているからこの作品は常に読んでいて心地よい。2024/07/13
ReiOdaira
2
美男美女ばかり描いても不自然じゃない業界で良い。2024/09/03
Decoy
2
何かになろうとする時の動機や過程は、人それぞれ。2024/08/20