講談社文庫<br> ハロルド・フライのまさかの旅立ち

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講談社文庫
ハロルド・フライのまさかの旅立ち

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  • サイズ 文庫判/ページ数 512p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065359204
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

65歳のハロルドに元同僚の女性から、末期癌でホスピスにいるという手紙が届く。
彼は20年会っていない彼女に返事を書くが、ポストへの投函を躊躇ううちに、一人で1000キロの道を歩き、直接気持ちを届けようと決意する。
徐々に明かされる家族の秘密に世界が泣いた感動作。

2024年6月7日、日本で映画公開!

2014年本屋大賞「翻訳小説部門」第2位!
2012年ナショナル・ブック・アワード新人賞受賞!
全世界600万部!
37ヵ国で刊行!

『ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅』改題

内容説明

65歳のハロルドに元同僚の女性から、末期癌でホスピスにいるという手紙が届く。彼は20年会っていない彼女に返事を書くが、ポストへの投函を躊躇ううちに、一人で1000キロの道を歩き、直接気持ちを届けようと決意する。家族の秘密に世界が泣いた感動作。(『ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅』改題) 2014年本屋大賞「翻訳小説部門」第2位。2012年ナショナル・ブック・アワード新人賞受賞。

著者等紹介

ジョイス,レイチェル[ジョイス,レイチェル] [Joyce,Rachel]
イギリス生まれ。テレビ、ラジオ、演劇などの分野で20年にわたり脚本家として活躍し、2012年に初めて発表した小説が本作。刊行後、英国文学界で最高に権威のあるマン・ブッカー賞にノミネートされ、同年、ナショナル・ブック・アワード新人賞を受賞した

亀井よし子[カメイヨシコ]
英米文学翻訳家。100以上の翻訳作品がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

niisun

35
日本での映画公開を前に改題復刻された本作。引きこもりがちな老齢の男性が、かつての同僚の女性から癌を知らせる手紙を貰ったことを切っ掛けに、妻を家に残して英国の最南端から最北端への徒歩の旅を始めた。この導入からして、よくあるロードノベルだろうと読み進め、案の定、中盤くらい迄は行く先々での様々な出会いと別れが続くよくある話でしたが、終盤、主人公と残された妻の間の封印されてきた過去が明らかにされていき、物語にグッと深みが出てきます。歩いたのは1人でしたが、2人が止めてしまった2人の時間を生きなおす2人の旅でした。2024/07/13

大阪のきんちゃん2

18
本屋大賞翻訳部門にノミネートされてたと思います。 幸せだった家族の崩壊、過去の後悔と永い苦しみの日々、昔の同僚が死出の旅路に向かっているとの報に接して居ても立ってもいられず、徒歩でイギリス本土南北縦断という無謀な行動に出た主人公。 まともな装備もなし、満身創痍になりながら時に笑いを誘う珍道中のうち、見ず知らずの人との関わりで思わぬ方向に話が展開し… 中盤以降で明かされる事情に読んでて胸が痛みます。特に息子との関係…同僚との関係も… 妻とは再び心を通わすことが出来たんでしょうか? 心理描写か゚秀逸でした。2025/02/10

みーなんきー

18
何とも素晴らしいロードムービーを1ヶ月かけて読んだ気持ちです。英国を南から北へとただ、ただ一人きりで何も持たずに歩き続ける主人公と共に読んでいる私達も一緒に心の動きや成長を感じられるのが不思議でした。かつての家族、今の家族、自分がうまく関係を作れなかった人たちの事を思い、何が悪かったか、どうしたら良かったのか…考え続けながら歩き、自分で答えを求めてみたり、そのうちにあーそう言う事だったのか、とわかってみたり。この本を読み進める私たちもまた、自分に重ねて考えてみたり、体験を重ね読後達成感に包まれた。2024/07/20

かつおさん

18
これはハロルドとモーリーン夫妻の人生をかけたラブストーリーだね。 ハロルドが二十年前に迷惑をかけ礼も謝罪もしないまま別れ、今、末期癌の床にある友に800kmの道のりを徒歩で会いに行く話が核。両親に蔑ろにされ育ち、結婚生活はある悲劇によって壊れてしまったハロルドが長い旅の途中、孤独と向き合い、自然に癒され、様々な人の人生に触れ、変わっていく。悲しみを乗り越えお互い素直に寄り添えるまでに20年と800kmかかったけどいい夫婦だと思う。それにしてもなんの準備もせずに800kmを完歩するとは凄過ぎる😆2024/06/21

みやび

14
ハロルドが歩くのを止めようとするたび後に引けなくなっていく様子はコミカルで面白いのに、歩きながら思いだされる人生の記憶は悲しくてしんどかった。それでも出会う人と心を通わせながら生き直すハロルド。妻のモーリーンも家に取り残されたことで夫との溝、親子の思い出と向き合う。クウィーニーは報われない気もしましたが。フォレスト・ガンプが好きなので、似た雰囲気で読みやすかったです。2024/12/26

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