講談社文庫<br> 短篇七芒星

個数:
電子版価格
¥770
  • 電子版あり

講談社文庫
短篇七芒星

  • ウェブストアに13冊在庫がございます。(2025年06月02日 17時25分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065358979
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報


ろくでもない人間がいる。
お前である。
   
SNSで「書き出しがすごい!」とバズった(46万いいね)本!

これが、舞城王太郎の小説だ。言葉だ。

ろくでもない人間がいる。お前である。
くだらないことに執着して他人に迷惑をかける人間がいる。これもお前である。
何を触っても誰と関わっても、腐敗と不幸をもたらす人間がいる。まさしくお前である。(「代替」冒頭より)

<収録作>奏雨/狙撃/落下/雷撃/代替/春嵐/縁起(全七篇)

「ろくでもない人間がいる。お前である」
「積乱雲と呼ばれる女の子がいて」
「私のうちの犬はストーム。本当はヒョードル・ミハイロビッチって名前」
――直截的で幻惑的かつ挑戦的な書き出しで始まるそれぞれの小説世界が描き出すのは、現実と異界に彷徨う命と魂の真実の物語。
作家・舞城王太郎の真骨頂が宿る七短篇。

内容説明

「ろくでもない人間がいる。お前である」「積乱雲と呼ばれる女の子がいて」「私のうちの犬はストーム。本当はヒョードル・ミハイロビッチって名前」―直截的で幻惑的かつ挑戦的な書き出しで始まるそれぞれの小説世界が描き出すのは、現実と異界に彷徨う命と魂の真実の物語。作家・舞城王太郎の真骨頂が宿る七短篇。

著者等紹介

舞城王太郎[マイジョウオウタロウ]
1973年、福井県生まれ。2001年『煙か土か食い物』で第19回メフィスト賞を受賞しデビュー。’03年『阿修羅ガール』で第16回三島由紀夫賞を受賞。近年は小説にとどまらず、漫画原案、翻訳、脚本などに携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

eyemu

9
面白かった。 パートナーさんの好きな作家さん。 たまに借りて読むんだけど、同じ人が書いたの? みたいな感じの多岐に渡る短編。 スキ。 ホラーやSFベースで、絶妙なグロ加減。 そして、ちょっと甘酸っぱい青い春よ。 なんだろ。 大人になる前の少年の危うさみたいのが、直接的に描写はされてないんだけど、そこかしこに匂わせている感じ好き。 ホラー、SF、グロだと思って読んでるんだけど、その中に感じる青春と恋愛。 とりあえず、パートナーさんの家にあるやつ全部借りる。2024/09/16

ようよう

4
時々読みたくなる王太郎作品。文学とエンタメの間なんだけど。どっちにもなっていない事が貴重だと思います。2025/03/07

へい

4
久々の舞城作品。本屋さんで文庫の新刊を見ていたら、出ていて驚いた。そして何より驚いたのは久々に舞城作品を読んで全く色あせておらず、舞城作品を久しぶりに堪能できた。本を読むようになってかなり早い時期に読んでいたのが舞城さんだったので、この文体がスタンダードと捉えていたためこの文体のすごさに気づかなかったけれど、色々と読んだ後で読むと、すさまじい作風だったんだなと驚いた。帯文で取り上げられてたけれど、「代替」が一番舞城作品らしさ、言葉遣いがされていてよかったように思う。舞城作品改めて体感しました。2024/08/14

パリート

3
「体感した」という表現になってしう。脳に刺激を与えたい時に注入する薬物的な。2025/04/27

ミヤ

3
文庫版が出たので再読。相変わらず言葉遣いが平易だったり軽かったりですらすら読めてしまうが単純に面白いと思う。決して技術を韜晦するようなヤラシさはなくて作者のブレないスタイルとして確固たるものを築いている。文学ってお堅くて高尚なものというイメージが少なからず書き手にも読み手にもあると思うがその中で舞城作品は異端というかカウンター的ではあるんだろうけどそれでも言葉の距離感とか人物の世界観とかはまっすぐでそれがどこか捻くれた作品の多い現代文学においては一般的作品とは隔てた場所に位置するのはなんとも面白いと思う。2025/01/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21960185
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品