ブルーバックス<br> 新しい免疫入門―免疫の基本的なしくみ (第2版)

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ブルーバックス
新しい免疫入門―免疫の基本的なしくみ (第2版)

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065357477
  • NDC分類 491.8
  • Cコード C0247

出版社内容情報

免疫を学ぶとき最初に読むべき一冊として高く評価された入門書を10年ぶりに改訂。複雑な免疫応答の流れがよくわかる解説が好評。

 わたしたちのからだを病原体の攻撃から守る免疫の基本的なしくみはどうなっているのだろう。
20世紀のおわりから21世紀の今日にかけて、免疫の“常識”は大きく変わった。自然免疫が獲得免疫を始動させることがわかり、自然炎症という新たな概念も加わった。制御性T細胞の存在は確かなものとなり、mRNAワクチンは現実のものとなった。
本書では、最新の知見をふまえ、免疫という極めて複雑で動的なシステムの中で無数の細胞がどう協力して病原体を撃退するのか、その流れがよくわかるように解説する。

【もくじ】
1章 自然免疫の初期対応
2章 獲得免疫の始動
3章 B細胞による抗体産生
4章 キラーT細胞による感染細胞の破壊
5章 複数の免疫ストーリー
6章 遺伝子再構成と自己反応性細胞の除去
7章 免疫反応の制御
8章 免疫記憶
9章 腸管免疫
10章 自然炎症
11章 がんと自己免疫疾患



内容説明

20世紀のおわりから21世紀の今日にかけて、免疫の“常識”は大きく変わった。自然免疫が獲得免疫を始動させることがわかり、制御性T細胞の存在は確かなものとなり、mRNAワクチンは現実のものとなった。本書では、最新の知見をふまえ、免疫という極めて複雑で動的なシステムの中で無数の細胞がどう協力して病原体を撃退するのか、その流れがよくわかるように解説する。

目次

第1章 自然免疫の初期対応
第2章 獲得免疫の始動
第3章 B細胞による抗体産生
第4章 キラーT細胞による感染細胞の破壊
第5章 複数の免疫ストーリー
第6章 遺伝子再構成と自己反応性細胞の除去
第7章 免疫反応の制御
第8章 免疫記憶
第9章 腸管免疫
第10章 自然炎症
第11章 がんと自己免疫疾患

著者等紹介

審良静男[アキラシズオ]
大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任教授、および大阪大学ワクチン開発拠点先端モダリティ・ドラッグデリバリーシステム研究センター拠点長。1984年大阪大学大学院医学研究科博士課程修了。自然免疫研究の世界的権威。2023年時点における論文被引用数は日本一位、世界七位。ロベルト・コッホ賞、朝日賞、恩賜賞、慶應医学賞、ガードナー国際賞など受賞多数。日本免疫学会元理事長

黒崎知博[クロサキトモヒロ]
国立研究開発法人理化学研究所生命医科学研究センター分化制御研究チームチームリーダー。1984年京都大学大学院医学研究科博士課程修了。B細胞研究の第一人者。日本免疫学会賞、文部科学大臣表彰科学技術賞、持田記念学術賞受賞。日本免疫学会理事長

村上正晃[ムラカミマサアキ]
北海道大学遺伝子病制御研究所教授・所長、量子科学技術研究開発機構量子生命科学研究所チームリーダー、および自然科学研究機構生理学研究所教授。1993年大阪大学大学院医学研究科博士課程修了。T細胞研究、神経免疫学、炎症学の第一人者。ノバルティス・リウマチ医学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うつしみ

13
研究が進み細胞の種類が増え細分化している。特に自然免疫の進歩が著しい。「自然免疫でユニフォームを、獲得免疫で個人(病原体)の顔を認識する」という例えはわかりやすかった。繰り返し強調されるのは、免疫系は全身性の動的なシステムであるという事。免疫は周囲環境に応じて変わり、排除か共存か、炎症かサイレントキルか、広く弱くか狭く強くか、状況に応じた最適解を導ける。T、B細胞が邂逅し抗体産生に繋がる場としてのリンパ節の役割についても理解が深まった。免疫記憶は現象論としては有名だが、機序はまだ未解明な部分が多いようだ。2025/01/26

J

8
★★★☆☆ 免疫について勉強しようと思って前に読んだ本がさっぱりわからなかったので、別の本を読んでみた。この本は求めていた答えを提示してくれたが、初心者の私にはかなりレベルが高かった。2度読み返して、YouTubeで免疫をアニメで紹介しているようなものを見て、全体像がようやくわかった感じ。自分の体を攻撃しないようにと言う防御の仕組みが何重にも張り巡らされていてよくできていると思う。自分の体の中でも、こんな仕組みが動いていると思うと不思議。2025/03/01

乱読家 護る会支持!

5
間違った抗体を大量生産しないように、誤って自分の細胞を攻撃しないように、免疫システムは随所にダブル(トリプル)チェックを入れたり、慎重な判断を繰り返している。 ゆえに、、、、免疫はややこしい(笑)2024/09/12

中島直人

4
(図書館)難しくて、ややこしい。二割も理解できていないような…ただ、物凄く複雑怪奇な仕組みであることと、日々新たな発見がなされている分野であることが、非常によくわかった。2024/12/06

中桐 伴行

2
これも免疫学のおさらいをしたかったので、「免疫「超」入門 」と合わせて買った本。これは少し難しい。免疫学を志す人に対する入門書かもしれない。最新の知見や、まだわかっていないところも丁寧に記されていて、これから研究を始める人が何を今自分がしているのかがわかっていいかもしれない。ただ、免疫を研究している僕にも難しいところが多々あった。僕のは臨床免疫なので、基礎の先生には学生の知識ほどの知識量しかないのかもしれないが…著者の一人は共同研究をしたことがある村上先生。教えていただくことだらけです。2024/12/28

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