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出版社内容情報
「来てやったぞ!! 僕が榎木津礼二郎だっ!!」
学校で霊能探偵として有名になってしまった日下部栞奈は、
学友から“ちょっとした探し物”を依頼される。
依頼主の家に着いてみると、そこはとんでもない豪邸!!
さらに依頼主の兄姉や顧問弁護士までそろっていて明らかに大事な気配…。
“探し物”は亡くなった当主が残した遺産に関する手紙なのだという。
困惑する栞奈の耳に、事態を混乱させる“あの男”の声が
追い打ちのように聞こえてきて――。
戦後の日本を舞台にした怪異×ミステリコミック第9弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
50
「京極堂、「魍魎の匣」ひきずってるな・・・。」近い未来、あの事件に関わることなど想いもせずに・・・。はさておき、最中はともかく、(まさかとは思ってたけど)相続の遺言状紛失も善人ばかりもあって何処か和やか。まあ、榎さんの制御は大変だったろうけど・・・(苦笑)。2024/07/03
ミエル
24
栞奈探偵の校外活動が増え、京極堂メンバーとの交流が増えてきた。と言ってもライトな謎解きだから、かわいいの範疇。今回もまた、ラストの話が完結しないまま次巻へ続く流れ。お茶菓子が消えたミステリーなら、さほど気にならないけど毎回これが続くのか。一話完結もしくは、巻中解決の方が読みやすくて好きなんだけどな。2024/06/06
へくとぱすかる
21
榎木津は騒がしいと8巻のときに書いたが、なんと表紙にその雄姿を見せる! 家では「坊っちゃん」扱いなのが、またいい。さて前巻ラストの話の続きが冒頭で解決。こういう続き方も趣向としてなかなか。メインは旧家で起こる遺産相続の話だが、読み終わってうーんとうなる。さすがミステリ。榎木津も動くが、やはりラストを締めるのは中禅寺の役割だ。読後感がよかった。こういう話は好きだ。榎木津の弾くアコギが「フォーク」なのも意外。この時代、そんな形のギターはアメリカ製だけだったのかも? するとこれは榎木津が金持ちである象徴なのか。2025/05/31
えも
14
今回は榎木津さんが彼らしい活躍をしますが、この漫画も登場人物が出揃って安定してきましたね。その分、ストーリーで読ませることになるので、脚本を書いている方は大変でしょうけど。2024/07/28
ざるめ
12
前巻からの時計修理の件が解決!(^^)手足を繫ぐ話しってアレだよね(゚A゚;)と、ゾクッとしたところで栞奈ちゃんの「期待感と余韻」の話、和むわ〜(*^^*)そして次の遺産相続の話は殺人も無く、こんなに円満に解決するなんて⁉と少し驚く(・_・;)さぁ今度は消えた最中だ! 2024/05/20