出版社内容情報
名探偵を自任する女子高生、美智駆(みちかる)アイは突如、推理のための頭が働かなくなる。
そこで助手の取手(とりで)ユウは、”面倒くさい小話をまじえた推理”なんていらなくない?と
推理なしで事件の解決をもくろむが……。日常の謎や旅情ミステリ、果てはエロミスまで!
推理の常道を突き進んだ女子高生探偵・アイと助手・ユウの目には何がうつるのか?
前代未聞の真相に驚愕するメフィスト賞受賞作がついに文庫化!
〈本格推理を極めんとして道を外れた者が堕ちる《魔境》ーー
女子高生探偵シリーズはその攻略に挑んだ前人未踏の裏本格レポートである。〉.
(法月綸太郎)
〈ユーモアに隠されていた数々の手がかりを、シャープに解き明かす手際はさすがの一言に尽きる〉
坂嶋竜(文庫版解説より)
※かつてノベルス版として刊行時、本格ミステリ界に激震が起きた。
・法月綸太郎、微笑―― 第『53』回受賞作はメフィスト賞の『ジョーカー』だよね?
・青柳碧人、感嘆! 歴代すべてのメフィスト賞受賞者と、今後すべてのメフィスト賞受賞者に
贈る傑作(僕、受賞してないけど)。
・円居挽、憤然! やりたい放題やんけ! 不覚にも面白いと思ってしまったけど……オレもこれやりたかった!
・早坂吝、推薦! 昔のメフィスト賞では出し得なかった「最新」受賞作を見逃すな!
・白井智之、愕然! 196ページ(ノベルス版)を読むまでは舐めてました。本当にごめんなさい。
内容説明
名探偵を自任する女子高生、美智駆アイは突如、推理のための頭が働かなくなる。そこで助手の取手ユウは推理なしで事件の解決をもくろむが…。日常の謎や旅情ミステリ、果てはエロミスまで!推理の常道を突き進んだ女子高生探偵と助手の目には何がうつるのか?前代未聞の真相に驚愕するメフィスト賞受賞作。
著者等紹介
柾木政宗[マサキマサムネ]
1981年埼玉県生まれ。ワセダミステリクラブ出身。2017年『NO推理、NO探偵?』で「メフィスト」座談会を侃々諤々の議論の渦に巻き込み、第53回メフィスト賞を受賞しデビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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