講談社文庫<br> NO推理、NO探偵?―謎、解いてます!

個数:
電子版価格
¥968
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

講談社文庫
NO推理、NO探偵?―謎、解いてます!

  • 柾木 政宗【著】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 講談社(2024/08発売)
  • 文庫・児童書 ポイント2倍キャンペーン対象商品(8/24まで)
  • ポイント 16pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年08月12日 07時27分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065353844
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

名探偵を自任する女子高生、美智駆(みちかる)アイは突如、推理のための頭が働かなくなる。
そこで助手の取手(とりで)ユウは、”面倒くさい小話をまじえた推理”なんていらなくない?と
推理なしで事件の解決をもくろむが……。日常の謎や旅情ミステリ、果てはエロミスまで!
推理の常道を突き進んだ女子高生探偵・アイと助手・ユウの目には何がうつるのか?
前代未聞の真相に驚愕するメフィスト賞受賞作がついに文庫化!

〈本格推理を極めんとして道を外れた者が堕ちる《魔境》ーー
女子高生探偵シリーズはその攻略に挑んだ前人未踏の裏本格レポートである。〉.
(法月綸太郎)

〈ユーモアに隠されていた数々の手がかりを、シャープに解き明かす手際はさすがの一言に尽きる〉
 坂嶋竜(文庫版解説より)

※かつてノベルス版として刊行時、本格ミステリ界に激震が起きた。
・法月綸太郎、微笑―― 第『53』回受賞作はメフィスト賞の『ジョーカー』だよね?
・青柳碧人、感嘆! 歴代すべてのメフィスト賞受賞者と、今後すべてのメフィスト賞受賞者に 
 贈る傑作(僕、受賞してないけど)。
・円居挽、憤然! やりたい放題やんけ! 不覚にも面白いと思ってしまったけど……オレもこれやりたかった!
・早坂吝、推薦! 昔のメフィスト賞では出し得なかった「最新」受賞作を見逃すな!
・白井智之、愕然! 196ページ(ノベルス版)を読むまでは舐めてました。本当にごめんなさい。

内容説明

名探偵を自任する女子高生、美智駆アイは突如、推理のための頭が働かなくなる。そこで助手の取手ユウは推理なしで事件の解決をもくろむが…。日常の謎や旅情ミステリ、果てはエロミスまで!推理の常道を突き進んだ女子高生探偵と助手の目には何がうつるのか?前代未聞の真相に驚愕するメフィスト賞受賞作。

著者等紹介

柾木政宗[マサキマサムネ]
1981年埼玉県生まれ。ワセダミステリクラブ出身。2017年『NO推理、NO探偵?』で「メフィスト」座談会を侃々諤々の議論の渦に巻き込み、第53回メフィスト賞を受賞しデビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

bayashi

19
面白かった。ミステリを彩るサブジャンル毎に、そのあるあるを散々メタ視点で弄っては、ロジックにあたる部分すらメタ視点から。文庫化時点での情報や自虐もふんだんに入っており、これはノベルス版と比べてみたくなる。まず思いつくのは名探偵の掟なんだけど、最後まで読むとちょっと前に大流行りしていた別作品が思い出されて、やってることは同じなんだけどな??という感想。残りページ数からもうひと山あるな とか、誰が犯人だったら一番面白いか とか、そういうメタ推理を一度もやったことない人だけが石を投げなさい。2024/09/29

マッちゃま

12
とかく取っ掛かりは読み辛く感じましたが段々と馴染んできたら面白く読了。メタで笑える楽しいミステリ。いや、これミステリなのか?なんて固い事を言わず楽しめる方にオススメしたい。帯に書かれた「メフィスト賞史上最大の問題作」なのかは判りませんがスマートな本格ミステリとは言いにくい。ただ文字横に点を打っているだけでワクワクするような僕にとっては実に楽しい読書時間でした。馬鹿馬鹿しいと云えば そうだけど、二度に渡る読者への挑戦状を経てからの怒涛の伏線回収(そもそも伏線だったのか?)は圧巻。肩肘張らず読んでほしい作品。2025/05/19

だるま

12
メフィスト賞受賞作。ノベルス版は既読だが、文庫化で大幅な加筆・修正をしたとの事で再読。名探偵だったのに突然推理が出来なくなってしまったアイと、何とか事件を解決させようとする助手のユウの女子高生コンビが、推理無しで5パターンの事件に挑む連作短編集。うーむ。ノベルス版から蔓延っていたメタミステリ度は更にアップしていて、コンビで「やっと文庫化だ〜」とか「メフィスト賞は間口が広い〜」とか大騒ぎ。このノリに付いていけるか? 私はギリギリ。それでも、推理無しでも伏線は張ってあるし、楽しませようとする心意気は伝わるね。2024/09/24

ロロノア・ゾロ

8
一言『メタメタMAX炸裂ボンバー』 メフィスト賞受賞作。短編小説かな?主人公の女子高生は推理することが出来なくなる。助手の女子高生は推理なしで事件を解決しようとする。/メタって何か知らないが、とにかく凄いメタ小説。これはメフィスト審査員も揉めるはずだ。ただ、面白いことには間違いない。好き嫌いはあるが。これだけ現実と小説をリンクさせたら何がなんやらって感じだが、しっかりミステリーしており、ミステリーの新たなジャンルを切り開いたと思う。最近ではミステリーの進化が止まらず、どこに辿り着くのか楽しみで仕方がない。2024/12/12

ソルト佐藤

8
ノベルスの文庫化。……ぜんぜん、違うじゃん!(笑 ちょっとの加筆修正じゃないよ。話変わっているよ(笑 明らかにノベルスを読んでいる前提のつくり。実質シリーズ3作目(笑 メタフィクションすぎて、一般的な読者置いてきぼり。でも、それが政宗、おまえだ! メフィスト賞を受賞することで完成したノベルス版。それを失った今、返って、普通に面白くなっている気がする。でも、ノベルス版見ないと、面白さ半減なんだよなあ、これ(笑2024/08/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22052409
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品