風の中に立て―大人の流儀名言集 伊集院静のことば

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風の中に立て―大人の流儀名言集 伊集院静のことば

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  • サイズ B40判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065353721
  • NDC分類 917
  • Cコード C0095

出版社内容情報

2023年11月24日、作家の伊集院静さんが永眠されました。
交友関係は文壇や芸能界、スポーツ界と幅広く、多くの人に愛されました。
数々の名小説を残した作家でありながら、作詞家としても活躍、『ギンギラギンにさりげなく』『愚か者』の名曲を手掛けました。
酒とギャンブルを愛し、ゴルフの腕前も一流。銀座通いも有名で、女性にも男性にもモテました。
そんな伊集院さんは生前、エッセイの中でたくさんの言葉を残しています。
「酒の良し悪しは、呑み手の心情にある」「人生というものは総じて割に合わないものだ」「理屈は、やることをやった後での無駄口の類いのものだ」「さよならも力を与えてくれる」ーー。
本書では伊集院さんが、生と死、冠婚葬祭での作法、大人の遊び方・働き方について語った言葉の数々を収録しました。
その言葉にはユーモアがありながら、その裏側には人間を見つめる深い眼差しがあります。
伊集院さんの言葉が、生活のさまざまな局面で、きっと人生の支えとなるはずです。

内容説明

作家・伊集院静が遺した珠玉の言葉。大和和紀(漫画家)、佐治信忠(サントリーHD会長)、大友康平(ミュージシャン)らの追悼エッセイを収録。

目次

第1章 大人の作法の身につけ方
第2章 大人がしてはいけないこと
第3章 品よく遊ぶために
第4章 風の中に立て
第5章 大人の役目を果たしなさい
第6章 理不尽なことに出逢ったら
第7章 サヨナラが教えてくれること

著者等紹介

伊集院静[イジュウインシズカ]
1950年山口県防府市生まれ。72年立教大学文学部卒業。81年短編小説『皐月』でデビュー。91年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で第107回直木賞、94年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。16年紫綬褒章を受章。23年11月24日に逝去、享年73。作詞家として『ギンギラギンにさりげなく』『愚か者』『春の旅人』などを手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メタボン

31
☆☆☆★ 人の出逢いは、逢えば必ず別離を迎える。それが私たちの生である。生きていることがどんなに素晴らしいことかを、さよならが教えてくれることがある。身だしなみでまず必要なのは、体調だ。墓参もしくは故人に手を合わせるのは昼までに済ませる。酒の味の良し悪しは呑み手の心情にある。むかい風に立っていることを学ぶ。聳える木には人知れない努力がある。流言は智者にとどまる。2024/05/26

tetsubun1000mg

29
伊集院氏の小説もエッセイも好きだったので、新作が読めないのは大変寂しいが、作家は文章や本が残るので読者の心には生き続けるのではないでしょうか。 この本は「大人の流儀」シリーズの名言集としてコンパクトにまとめられているが、面白かったのは追悼エッセイだった。 夫が編集者で仲が良かったという漫画家の大和和紀さんは、ペンネームが「はいからさんが通る」のキャラクター「伊集院忍」を元の会社の社長から薦められてつけたとか。 立教大学野球部で一緒だった元プロ野球選手の横山忠夫さんは「カッコつけてたけど、根は繊細だった」。2024/04/12

やな

25
さよならが教えてくれることがある。2024/07/14

katoyann

23
逝去を悼むという趣旨で編まれた、過去に発表されたエッセイのベストセレクション。『大人の流儀』は大体読んでいると思うが、記憶が曖昧だったのか、新鮮に感じる文章も多かった。弟と妻を若い頃に亡くし、死別の悲しみを抱えてきた著者が「人の死は、残った人に、ひとりで生きることを教えてくれる」と述べる時、その言葉は誰のものよりも説得的で、印象的なメッセージとなる。悲しさと孤独に向き合った人が愛を得ていく、という考えも喪失経験からきているが、やはり文学の力を感じるところがあった。父の命日に。2024/06/20

reading

22
伊集院氏の潔い言葉、考えには脱帽する。ユーモアのセンスが抜群で何度も笑いながら読んだ。的を射た表現が秀逸で、溜飲が下がる思いがした箇所が多数あった。 「周りを見回して大人の男たちがきちんと生きているか。…だろう。まともなのは十人に一人か二人だ。昔からまともな大人というものはごくわずかしかいないのが世の中なのだ。」「金で買えるものは碌なものではあるまい」「我が家は我が家のやり方があるんだ。他の家とは違うんだ。」 2024/06/10

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