ブルーバックス<br> サピエンス前史―脊椎動物の進化から人類に至る5億年の物語

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サピエンス前史―脊椎動物の進化から人類に至る5億年の物語

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065352502
  • NDC分類 457.8
  • Cコード C0244

出版社内容情報

 約5億年前に脊椎動物が誕生し、それ以来生命は様々に分化し多様化して現在に至り、我々ホモ・サピエンスは何十万種もいる種のたった一つである。様々に枝分かれを繰り返すなかで、たった一本の道筋がホモ・サピエンスへとつながっているのだ。
 本書では、サカナの仲間から始まった脊椎動物の先祖が、どのように体を変え、新しい特徴と能力を手に入れ、サピエンスへ近づいてきたのかをつぶさに見ていく。これまでの生命史にはなかった画期的な視点で、およそ70の特徴に焦点を当てた、姿形のまったく違う祖先から人類への大進化史!
 
主な内容
●序章 最初からもっていた「眼」
●黎明の章 すべてが陸続きの時代/二つの肺の獲得で陸を目指す/耐乾燥卵で内陸に進出/爬虫類と分かれる/単弓類の進化/史上最大の大量絶滅
●雌伏の章 毛をもつ/哺乳類の登場/聴覚の発達/子を産み、育てる/有胎盤類式繁殖法はいつから?/再び絶滅の危機
●躍進の章 哺乳類時代の始まり/脳より先に体を大きくする/長い妊娠期間と大きな胎児/アフリカの仲間と分かれる/ローラシアの仲間と分かれる/森林での進化
●人類の章 真の「猿の惑星」/森から平野へ/尾の消失と二足歩行/氷河時代の始まり/サピエンス以前のホモ属/サピエンスと生きたホモ属

内容説明

海の中で現れた小さな脊椎動物は、分岐を繰り返しながら、眼、顎、腕、指、肺などの特徴を一つ一つ獲得し、進化してきた。陸上に進出し、二足歩行になり、脳が増大し、道具を使うようになり…ホモ・サピエンスに至る長大な道のり―。

目次

序章
黎明の章(大陸が集まる時代;歯と顎、そして、肺と指の獲得 ほか)
雌伏の章(世界は分裂を開始する;明瞭な奥歯 ほか)
躍進の章(世界に広がる大森林;おそらく胎盤を備えた ほか)
人類の章(冷えていく世界;類人猿が失ったもの、得たもの ほか)

著者等紹介

土屋健[ツチヤケン]
オフィスジオパレオント代表。サイエンスライター。日本古生物学会会員、日本地質学会会員、日本文藝家協会会員。埼玉県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科修了。修士号取得(専門は地質学、古生物学)。科学雑誌『Newton』の編集記者、部長代理を経て2012年に独立し、現職。2019年、サイエンスライターとして初めて、日本古生物学会貢献賞を受賞

木村由莉[キムラユリ]
国立科学博物館地学研究部生命進化史研究グループ研究主幹。早稲田大学教育学部卒業。米国・サザンメソジスト大学地球科学科にて修士および博士課程修了。スミソニアン国立自然史博物館等でのポスドクを経て、2015年、国立科学博物館着任。2021年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

106
ホモ・サピエンスが登場するまでにどのような進化があったのかをわかりやすく説明してくれています。海の中で生まれた脊椎動物がどのようにサピエンスとなっていくのか、それが持っている特徴がどのように得られたのか、あるいは失ったもの(尻尾など)を「70の道標」ということで焦点を当てています。様々な進化の過程で現れる生き物がイラストでえがかれているので理解の助けとなります。2025/01/29

やいっち

68
「約5億年前に脊椎動物が誕生し、それ以来生命は様々に分化し多様化して現在に至り、我々ホモ・サピエンスは何十万種もいる種のたった一つである。様々に枝分かれを繰り返すなかで、たった一本の道筋がホモ・サピエンスへとつながっているのだ。」我々ホモサピエンスへのたまたま繋がった細い糸。…我々自身の手で途絶えさせかねない危機。 2024/12/26

yamatoshiuruhashi

45
脊椎動物の誕生から現生人類ホモ・サピエンスが誕生するまでの進化の系統樹を辿って、その過程が獲得された数々の特徴とともに記す。もちろん表題は「サピエンス全史」のちょいパロディだろうが、中身はしっかり。2024/06/07

ホークス

39
2024年刊。最近の知見を踏まえ、ホモ・サピエンスに的を絞り、脊椎動物からの進化を順を追って解説。恐竜時代の哺乳類は「夜行性のネズミ」のイメージだったけど、大きさも生態も様々な者がいた。ビーバーやムササビのそっくりさん(祖先ではない)等、チャンスがあれば適応放散を繰り返す。恐竜の衰退は大チャンスで爆発的に種分化した。サピエンスはそこからゾウと分かれ、犬や猫と分かれ、鼠や兎と分かれ、ゴリラと分かれ、人類最後の種となった。自分まで消去しそうな残虐性が特徴だ。他の生物もそれぞれ進化の道筋を持っているのだけど。2024/11/06

活字の旅遊人

36
ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史』と同じ音になってしまう本書。あちらはまさに人類史だけど、こちらは古代生物進化史かな。光を感じる眼から始まる様々な特徴を備えていった地球上の生物。ホモ・サピエンスが頂点であるきまりはないし、ましてや最終形なんてことはあり得ません。各段階については分かりやすく書いてあって良かった。さあ、例えばこの猛暑。私たちは進化でこれを克服する道を捨てているように見えますが、進化は意思ではないので実は一世代毎に適応していくんだろうな。それでも「大量絶滅事件」だって起こるし。面白い。2024/08/07

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