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出版社内容情報
相方だけがブレイクした売れないお笑い芸人・虎屋戸太郎は、彼女と住処をいっぺんに失ったどん底の日に、人懐っこく話しかけてくる不思議な女性・多悠多に出会う。彼女と、彼女が愛してやまない「短歌」に触れたとき、戸太郎の運命は変わり始める! 31文字の“呪文”が世界を変える、短歌コメディー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブラフ
9
ニコ・ニコルソンってこんなまともな漫画(語弊がある)も描ける人なんだなぁ。「短歌」の世界を分かりやすく描いてくれていて、自分も始めたくなる。ちょっと前にはバラエティ番組の「プレバト」で俳句とかも光が当たってたし、ほしおさなえさんの「言葉の園のお菓子番シリーズ」などで連句も認知度が上がってきてる。少し前の作品で「あかぼし俳句帖」(有間しのぶ・作、奥山直・画)も俳句が題材で馴染みやすくて面白い内容になっていたのを思い出した。2024/07/14
mujha
2
短歌に心を鷲掴みにされた。河野裕子の1首、ページを見開いてボロボロ涙が出てきた。トタの雨の1首の匂い、「ハロー カップヌードルの海老たち」の爽やかな静けさ、ニコさんの漫画とともに見られる贅沢。これからどんな歌が見られるのか楽しみでしかたがない。2024/07/20
真夏日和
2
短歌のことがもっと知りたくなりました。 思っているよりたくさんの情景や感情が三十一文字のなかに織り込まれていることは頭では分かっていてもなかなか実際に考えたりすることが出来なかったので、この漫画が入口になりそうな期待があります。 続きが楽しみです。2024/06/03
たけのこ
2
ニコ・ニコルソン先生の新作は短歌がテーマ。おもしろかったです! お笑い芸人が主人公なだけあって、とってもにぎやかですし、そのなかに入ってくる31文字の強さ。短歌テーマってないわけじゃない気がするけど、こういうテンションの作品はあんまりないんじゃないかな。2024/05/21
タケミツ
1
面白い。短歌を足がかりとした再起ストーリー。読んでると自分も一句読みたくなるね。2024/11/02