夢を叶えるために脳はある―「私という現象」、高校生と脳を語り尽くす

個数:
電子版価格
¥2,200
  • 電子版あり

夢を叶えるために脳はある―「私という現象」、高校生と脳を語り尽くす

  • ウェブストアに20冊在庫がございます。(2025年06月15日 03時23分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 672p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065349182
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0047

出版社内容情報

累計43万部突破!ベストセラー『進化しすぎた脳』『単純な脳、複雑な「私」』に続く、高校生への脳講義シリーズの最新刊がついに刊行。

なぜ僕らは脳を持ち、何のために生きているのか。
脳科学が最後に辿り着く予想外の結論、そしてタイトルに込められた「本当の意味」とは――。


なぜ脳は存在するのか、僕らはなぜこんなに大きな脳を持ってしまったのか、時間はなぜ存在するのか、この世界は現実なのか、人工知能にとって人間とはなにか、私とはなにか――
数々の問いを巡らせていくと、全てがつながり、思いもよらない答えを導く。
人気脳研究学者である著者が、3日間にわたっておこなった圧倒的迫力の講義録。

「というわけで、「ああ、そうか、ならば生きなくては」と僕は感じる。能天気なヤツかもしれない。
君らはどうかな。そうは感じないかな。
僕はね、どうせ生きるんだったら、せっかくなら楽しく生きようよ、と思わずにはいられない。だって、生きているだけで役に立っているんだよ。そんなシンプルな喜びって、他に何があるんだろう。
そうした生命の本質的な原理を、脳の研究をしながら、強く感じる」(本書より)

「いま一番思い入れがあって、一番好きな本」と自らが語る、渾身の一冊。
本書でシリーズ完結となる。

内容説明

累計43万部超!『進化しすぎた脳』『単純な脳、複雑な「私」』の脳講義シリーズ完結編。タイトルに込められた「本当の意味」とは―

目次

1日目 脳は夢と現実を行き来する(夢と現実;心と脳;脳の潜在力 ほか)
2日目 人工知能がヒトの本質をあぶり出す(曖昧な境界;理解の概念;人工知能二元論 ほか)
3日目 脳はなんのためにあるのだろう(脳を刺激する美;乱れる秩序;自由は錯覚 ほか)

著者等紹介

池谷裕二[イケガヤユウジ]
1970年、静岡県藤枝市生まれ。薬学博士。現在、東京大学薬学部教授。脳研究者。海馬の研究を通じ、脳の健康や老化について探究を続ける。文部科学大臣表彰(若手科学者賞)、日本学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞などを受賞。「ERATO池谷脳AI融合プロジェクト」の研究総括も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

142
これは面白い。高校生に行った3日間の連続講義の書籍化。「脳の活動は神経細胞の発火、神経電位の実態はナトリウムイオンの流れ」という脳科学の基本を教えた上で、「記憶とは何か」「分かるとはどういうことか」などと疑問を畳みかける。更に、考察は、「ヒトらしさとは何か」「心は何か」という哲学の領域に及び、最後に「今感じている現実は、脳が演出するバーチャル世界」だと実感させてゆく。科学すること、哲学することの面白さを学生たちと共有し、知的好奇心を刺激する素晴らしい講義。教育者としての池谷先生の姿勢に心から敬意を覚える。2025/01/02

アキ

102
15年前の「進化しすぎた脳」と10年前の「単純な脳、複雑な「私」」の続き、高校生への講義シリーズ第3弾。著者はその間に東大講師から准教授を経て教授になり、「脳AI融合プロジェクト」を立ち上げた。3日間の講義を終えると「夢を叶えるために脳はある」という題名自体が、まるで違った世界に見えてくる。ヒトの脳は車で例えるとF1カーのようなもの。普段やっていることは、近所のコンビニに買い物に行くこと。脳の真のポテンシャルを全開にする方法をドライバーであるヒトは知らない。AIにはできない人間らしいことを知る旅に出よう。2024/05/11

tamami

77
著者、池谷裕二さんの中高生に向けての脳科学講義3点目。700頁近い大冊で、内容的にも非常に広範で深い事柄が語られている。20年という年月に渡って脳科学研究の最先端を走り続けてる著者に感服。一読了解、というわけには行かず、全体の要約等とても適わないけれども、物事の認識について科学も万能ではなく、脳が認識できる範囲で認識しているということ。人間が全く知らない世界の存在を示唆されたような気がして、ゾクゾクとさせられる。そんな未知の世界に進み出そうとしている聴講生の高校生にもエールを贈りたい。未来は君たちのもの。2024/05/14

クリママ

47
高校生への脳講義シリーズ、第3弾。今回は栄光学園高校の生徒10人へ3日間の講義で、かなりのボリューム。1個当たり1万以上のシナプスがある脳の神経細胞は電気信号を出し、それはナトリウムイオンである等々、大変多くの具体的な解説がされているが、印象に残ったのは、そういった研究成果から導かれる考え方。人が感じる現象はあくまで脳が感じられるものであり、例えば太陽光の20%しか見ることができないように、それが現象のすべてではない。地球上で脳を持った生物はわずか0.13%だが、脳を持つという進化は、宇宙のエントロピー⇒2025/02/28

Roko

42
わたしたちの心臓が動いているのも、記憶も、運動も、すべてが脳によって制御されているのです。でも、それを意識することはほとんどありません。でも、脳があるからこそ生きているのだし、動けるのだし、考えることができるのです。自分がこう考えたと思うことが、必ずしも自分の考えではない可能性とか、自分の脳のクセとか、脳は分からないことだらけです。だからこそ面白い脳のことを、こうやって知っていくことは素晴らしいことなのです。 #夢を叶えるために脳はある #NetGalleyJP2024/03/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21845215
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品