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出版社内容情報
ザガノスの治めるバルト州・辺境の町で、元バルトライン帝国軍人を主体とする1万人規模の反乱が発生!
更にトルキエ国内にも専制国家を目指さんとするザガノスの方針に真っ向から異を唱える守旧派の将軍らの存在も……。
新しきトルキエの路線が専制か、合議制かに揺れる中、マフムートは新統治案を提唱する!
犬鷲の将軍は新生トルキエを一体、どのように導くのか!?
戦場に響く、勝利の雄叫びと敗北の悲鳴……
栄光と挫折が交錯する将軍たちの壮大な物語、堂々完結。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
るぴん
31
完結巻。最大の敵・バルトライン帝国に勝利した後も、ザガノス・パシャとの対立やトルキエ将国の在り方を巡って二転三転する展開にハラハラし通し。綺麗にまとまったなぁ‼︎最後まで美麗な絵と重厚なストーリーを堪能させてもらった。カトウコトノさん、お疲れ様でした!2024/04/14
まぁ
10
完結巻でした。すごく良かったです。皆違う形の誇りはあって、他者のそれを敬意を持って大事にできる最後で良かったです。正義も誇りも人の数だけあるから、絶対の正しいものはないのかもしれないけど、だからこそそれを尊重できるように、できるうちは友人として振る舞えるのかもしれません。最後に別れるところは初期の逆だ!となって新しい旅立ちなのかな、と思いました。作者さん、今までお疲れ様でしたです。2024/04/21
美周郎
9
電子では味わえない出会いから思えば長い付き合いだった、中身が読めない袋入りのコミックスを、ジャケと帯だけを頼りに買って当たった時の作品はずっと愛し続けられる。高い熱量が終始維持された名作でした。2024/04/18
ty.
6
まさしく輝く星のような終幕だった。なんて豊かに美しい物語。いつかマフムートがザガノスと再会する日はくるのかな。物騒でない流れでまた会えるといい。2024/04/12
KUU
4
完結! いいカンジにオチついたのではないでしょーか。しかし、主人公もやり手になったなぁ。初期の頃は感情のままに正面突破って感じだったのに。セイチョウ!2024/05/03