講談社文庫<br> 我が産声を聞きに

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講談社文庫
我が産声を聞きに

  • 白石 一文【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065347591
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

コロナ禍、夫の良治に乞われ、病院に同行した名香子。肺がんの診断を受けた良治は、今日からは好きな人と暮らし治療をすると告げて家を出てしまう。人生をやり直すという一方的な言い分に、二十数年の夫婦生活を思い呆然とする名香子。自らの命と真に向き合ったとき、人は何を選ぶのか。直木賞作家渾身の作。

”もう一度”
人生をやり直したかったのは、
あなただったのか、それとも――。

自分のものなのに、こんなにも自分の力でどうにもならない人生を、
生まれてしまったという理由だけで、私たちは生きている。
角田光代(文庫収録書評より)

生まれ、生き、そして死ぬ。
それって一体何だ?


 【目次】
  0 兆し
  1 影
  2 告知
  3 悪い冗談
  4 苦い思い出
  5 家出の原因
  6 ミーコ
  7 夫の恋人
  8 失敗
  9 帰郷
 10 高級な終わり方
 11 再会
 12 枯向日葵
 13 もう一度
 14 産声

   人生は作り上げられるのか 角田光代(「小説現代」2021年4月号掲載書評)
   解説 國兼秀二

内容説明

コロナ禍、夫の良治に乞われ、病院に同行した名香子。肺がんの診断を受けた良治は、今日からは好きな人と暮らし治療をすると告げて家を出てしまう。人生をやり直すという一方的な言い分に、二十数年の夫婦生活を思い呆然とする名香子。自らの命と真に向き合ったとき、人は何を選ぶのか。直木賞作家渾身の作。

著者等紹介

白石一文[シライシカズフミ]
1958年福岡県生まれ。2000年『一瞬の光』でデビュー。’09年『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』で山本周五郎賞、’10年『ほかならぬ人へ』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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dolce vita

19
なんというか、ここまであっさりさっぱり描かれた男性はおそらく初めてで、びっくり。#NetGalleyJP2024/01/22

橘 由芽

7
「自分の意思が関与できないところで進行していってしまう自分自身の人生というもの」解説で角田光代氏がそう言っている。自身が選んでいると思い込んでいる人生、それは実は本人の意思なんて関与してはいないのだと。「あの時あちらを選んでいたなら…」私たちが過去を悔いていうセリフははなから意味のないものだ。最初からその選択に導かれることが唯一の選択肢だというのなら。そしてむしろその言葉に救われる気持ちになる人も多いのではないか。良いも悪いもない、そうある与えられた人生をただ粛々とひたすらに生きれば良いのだから。2024/12/31

ふみえ

6
はぁ?で始まり、終わる。結婚って何なんだろう。相手に特段不満がなければ生活し続けるべきか?それとも自分の生き方を追求するべきか?いい年をして青臭いことを考えた。2024/03/16

かずぺん

4
面白い人生を、様々な視点で、表現していると感じる。いつもの白石さんの、思考を深く導き出す流れが、なかなか感じられなかった。2024/04/24

すうさん

3
2021年初版。主人公名香子の人生は夫の病の発覚がきっかけとなって大きく変わり始めた。特に時はコロナ禍の真っただ中。思い直すと名香子も夫も過去には別々に同様な人生の分岐点があっはず。それを忘れてここまで暮らしてきた。コロナや病気、夫の出奔が自分の人生の意味を考えることになった。「長い人生の中で”もう一度”のチャンスを与えられるんだ、それを掴むか見逃すかは自分次第だ」という夫の言葉が物語のスタート。この小説はある意味「再生」の物語で、その始まりが描かれている。自分の人生の分岐点は突然来て「産声」を上げる。2024/05/18

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