- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > マニア
- > 講談社 シリウスKC
出版社内容情報
邪悪な魔術師は王を弑し、姫をさらって天から降りてきた巨大な建造物「竜の塔」に逃げ去ったーー。
王国の近衛戦団は姫を救うべく塔を登ってゆくが、強力な魔物に阻まれる。
負傷者の穴を埋めるべく、ある村から農夫の青年ユーヴァがやって来て・・・・・・?
『シドニアの騎士』『人形の国』弐瓶勉が描く剣と魔法、そして迷宮探索の物語が開幕!!
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
s_s
21
さらわれた王女を救出するため、未知のダンジョン”竜の塔”を上へ上へと探索していく本格ファンタジー。広大な迷宮には、スライムやドラゴンが登場するが、やはりそこは弐瓶勉作品。こんな気持ち悪いスライム今まで見たことがないし、ドラゴンはまるで腐敗しかけた巨神兵のようで独特。だがそこが良い。力持ちの農夫は、弓の名手や魔法使いとともに、このダンジョンを見事に攻略できるのか? 平凡な青年の成長譚としても期待値がかなり高い。望んでも良いのなら、『人形の国』よりも納得のいく結末であってほしい。。2024/02/08
ほうじ茶子
19
囚われたお姫様を助けに竜の塔に行く話。と、ゲームか御伽話みたいな設定に心がときめく。主人公ユーヴァは田舎からきた純朴な青年で、ものすごい力持ち。いきなり荷物持ちで討伐隊に選出され50階にいる大スライムに効くとされる塩を背負ってダンジョンへ…塩?大スライム?想像したのは巨大な⚪︎めくじだけど、全然違った!キレイなどと思ってしまった。その後、いろいろあって討伐隊の新人3人だけでダンジョンに残り、姫さま救助を続けることになるんだが、はてさて…という1巻。続き楽しみ。2024/05/11
中丸
13
作者読み。BLAMEからお世話になってます。やっぱ巨大建造物のある世界は最高。ギガストラクチャー。なんとなく畏怖を覚える。人間は小さい。ストーリーはよく分からんし、相変わらず読みづらい絵柄だけど、それを吹っ飛ばすくらい世界観は好き。続きも読む。2024/10/01
せの
10
プロが考えて描いたファンタジー漫画をむしょうに読みたくなったタイミングで買った本。実は弐瓶さん初読みなんですね…。絵柄好き。悍ましさ好き。ぶっ飛び方好き。まだ全然スッキリできてないので2巻も楽しみ。2024/08/09
十二月の雀
10
「次はどんなガンマンが主人公なのだろう?」とんでもない!弐瓶勉の持ち味はメガストラクチャーだったのだ。異形も甲冑も大好物で、剣と魔法とダンジョンはみんな好きなやつ。弐瓶勉がファンタジーを描くのは必然だったのだ。人物の表情が豊かになっている。更なる高みへ至ろうというのか弐瓶勉は。ダンジョンだけに。こんなのもうアニメ化してくれないと許せない。どうしようもなく面白いもの。まだ一巻しか読んでないけど。2024/02/11