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出版社内容情報
呪いのゲーム
『ブーギーmanクラッシュ!』は、
制作者の霊(ホスト)が
ファンの生者を呼び込んで創り出した
「批判のない夢の世界」であることが判明。
ラスボスを倒し、
霊を祓いたいモグラたちだが、
ゲームが進むにつれ見えてきたのは、
制作者の心の闇でーー。
真のエンディングに辿り着けるのか。
呪いのゲーム編、クライマックス!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
62
呪いの電脳編完結。ゲームの中に潜んでいた霊の正体や願いは悲しいものだったが、モグラたちの必死の願いが(浮雲さんに・笑)届いて良かったね。浮雲さんの役割が開示され、真木くんのコンプレックスからの覚醒、毒繭アケロンィアの中の人と、油断できないおもしろさ。後半はゼミ合宿編だが、猫附先生の生徒あしらいの巧みさが光る(笑)目立ちたがり屋の自縛霊のテクニシャンぶりが大好き。レギュラー化してくれたら良かったのにな。2024/01/30
ミキ
33
おねえさんの役割がこれでわかったわ。私も藤村タイプだな。マジで何も感じないし、見えない。2024/01/23
日奈月 侑子
20
前振りの仙人の過去話に当たる、『恩恵と人間』の話、ゲームの話とは言え、もぐらと虎の少年の今の対比になってるの好きです。 真木くんの蓄積された鬱憤覚醒を見て目をキラキラさせている虎の表情と、何もかも悲嘆して疲れきって悲哀でどろどろになってしまっている『臆病な自尊心、尊大な羞恥心』状態の落差が凄く悲しい。才能を持ってるけど才能を活かす才能はないって、本当に残酷ですが割とある話なんだよなぁと思うとしんどい。 浮雲姐さん格好いいけど凄く怖い…!!ってなってしまいました。ただ、筋は通ってるし、格好いいが勝ちました。2024/11/27
葉鳥
14
呪いのゲーム編、思わぬ形で収束したな。看守さんの役割には囚人を外から守ることもあり、看守と囚人は必ずしも敵対関係ではないという話に、そういう考え方はなかったなと勉強になった。熊谷誠治(故48)の語りが染み入る。世の中変でうまくいかないけど、それに対する対応の仕方が人生の分かれ目。編の最後で「…なんか…この人妙な違和感があるな」って言ってたのはどういうことなんだろう?2024/02/04
あこさん
14
表紙のイケブクロさんの愛らしさったらない!ブルーの目なのね、素敵!今巻の目玉は何と言っても浮雲さんのお役目。「看守」の意味がとても興味深かった。そしてその足蹴のかっこいいことと言ったら!惚れ惚れしちゃったよ。どんどんはっちゃけていく森くんナイス、もうすっかりファミリーだね!ゼミ合宿編も面白かった。2024/01/25