ブルーバックス<br> 古代日本の超技術―あっと驚く「古の匠」の智慧 (新装改訂版)

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古代日本の超技術―あっと驚く「古の匠」の智慧 (新装改訂版)

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065342893
  • NDC分類 502.1
  • Cコード C0240

出版社内容情報

【シリーズ累計10万部突破!】現代科学で読み解く大好評の技術史ミステリー「国内編」の最新刊! あの時代になぜそんな技術が!?

「五重塔」はなぜ倒れないのか?

日本の歴史上、地震で倒壊した木塔は皆無だという。
東京スカイツリーにも応用された巧妙な制振機構とは?
三内丸山の縄文人はセラミックスを開発し、古代中国と同レベルの建築技術をもっていた!
前方後円墳が「鍵穴」の形状をしている科学的理由とは?
法隆寺の釘はなぜ1300年も朽ちないのか?
名刀「正宗」に隠された、半導体顔負けの多層複合構造とは?
現代のハイテクを知り尽くす実験物理学者が、日本が誇る古代の工匠たちの「驚異の技」の謎を解く!

〈もくじ〉
第1章 三内丸山遺跡──縄文時代の最新技術
第2章 「前方後円墳」──巨大墳墓はなぜ大量に造られたのか
第3章 五重塔はなぜ倒れないのか──揺れる「心柱」の秘密
第4章 日本古来の「木材加工」技術──適「材」適「所」、適「具」
第5章 「呼吸する」古代瓦──“瓦博士”との共同研究
第6章 法隆寺の和釘と日本刀の秘密──古代鉄はなぜサビないのか
第7章 「奈良の大仏」建立の謎──天平時代の工匠はなぜ「長登の銅」を選んだのか

〈著者紹介〉
志村史夫(しむら・ふみお)
1948年、東京・駒込生まれ。工学博士(名古屋大学・応用物理)。ノースカロライナ州立大学終身教授(Tenured Professor)、応用物理学会フェロー・終身会員、日本文藝家協会会員。日本とアメリカで長らく半導体結晶などの研究に従事したが、現在は古代文明、自然哲学、基礎物理学、生物機能などに興味を拡げている。物理学、半導体関係の専門書、教科書のほかに『古代世界の超技術〈改訂新版〉』『いやでも物理が面白くなる〈新版〉』『いやでも数学が面白くなる』『人間と科学・技術』『アインシュタイン丸かじり』『漱石と寅彦』『「ハイテク」な歴史建築』『日本人の誇り 「武士道」の教え』『文系? 理系?』『理系のための「実戦英語力」習得法』などの一般向け著書も多数ある。

内容説明

日本の歴史上、地震で倒壊した木塔は皆無だという。東京スカイツリーにも応用された巧妙な制振機構とは?三内丸山の縄文人はセラミックスを開発し、古代中国と同レベルの建築技術をもっていた!前方後円墳が「鍵穴」の形状をしている科学的理由とは?法隆寺の釘はなぜ1300年も朽ちないのか?名刀「正宗」に隠された、半導体顔負けの多層複合構造とは?現代のハイテクを知り尽くす実験物理学者が、日本が誇る古代の工匠たちの「驚異の技」の謎を解く!

目次

1 三内丸山遺跡―縄文時代の最新技術
2 「前方後円墳」―巨大墳墓はなぜ大量に造られたのか
3 五重塔はなぜ倒れないのか―揺れる「心柱」の秘密
4 日本古来の「木材加工」技術―適「材」適「所」、適「具」
5 「呼吸する」古代瓦―“瓦博士”との共同研究
6 法隆寺の和釘と日本刀の秘密―古代鉄はなぜサビないのか
7 「奈良の大仏」建立の謎―天平時代の工匠はなぜ「長登の銅」を選んだのか

著者等紹介

志村史夫[シムラフミオ]
1948年、東京・駒込生まれ。工学博士(名古屋大学・応用物理)。ノースカロライナ州立大学終身教授(Tenured Professor)、応用物理学会フェロー・終身会員、日本文藝家協会会員。日本とアメリカで長らく半導体結晶などの研究に従事したが、現在は古代文明、自然哲学、基礎物理学、生物機能などに興味を拡げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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33 kouch

34
日本人の知恵の凄さにずっと感動。一体どうやって学んだのだろう。いや…発見したのだろう。凄いのは現代の科学の目でで分析すると一見理にかなっていないようなものでも、結果、目的を実現しちゃている点。規則的→不規則 堅固→柔軟 強固→(壊れる前提で)再生。分析力というよりも体感力みたいのが優れているのだろうか。アナログな手法がハイテクをも凌駕していく様は少し快感。改めて日本人であることに誇りを感じる。ただ完全に西洋的合理主義に浸っている自分にその体感を取り戻せるのか。そんなことも感じる。2024/08/16

ケイジ

20
縄文時代から奈良時代まで建築物を中心にその技術を探る好著。特に印象的なことは前方後円墳の存在する意味に新しい視点を示してくれた事。2024/03/31

きたぴー

19
想像以上に面白く、かつ驚いた!まさに「古の匠の智慧」凄いです。木・土・鉄など材料の特性を、観察眼と経験から知り尽くし、工夫を積み重ね、伝承し、匠の技に昇華させ磨き上げる。現代のような高度な分析や加工機器がないからこそ、人間がそのもてる能力を最大限発揮する必要があったのだろう。古武術における身体の使い方を知った時も同じことを感じた。経済的利便性は圧倒的に向上しても、木の柱や壁・土の瓦に囲まれた家での暮らしより快適性は損なわれていると実感もする。これらの叡知が失われる前に、最新の技術に上手に融合させて欲しい。2025/01/23

みのくま

6
現代の技術者による古代日本の技術解説。技術者だからこその視点で三内丸山や古墳、五重塔などの木造建築、木材加工、古代瓦、製鉄、そして精銅について書かれており大変興味深い。特に古墳は水田の為の溜池であったという指摘や、木造建築の最盛期は古代であり室町期以降衰退していくという指摘は面白い。室町期から近代の萌芽が生まれるという指摘は網野善彦にも通じる史観であるが、木造建築にも該当している点は慧眼であろう。古代日本は木材の利用に長けており、文字通り生きた木材を生きたまま活用する為千年以上もの歳月を建造物は耐えている2024/09/02

coldsurgeon

6
技術は、人の生活を物質的に、精神的に豊かにしてきた。日本の古代技術、土木、古墳造成、地震で倒れない多重塔、木材加工技術、古代製鉄技術などは、古代の人々の生活を彩っていたようだ。しかし、効率性と経済性の執拗な追求、大量生産に代表される「質より量」という思想が、技術の劣化を招いているのかもしれない。古代技術を振り返って学んでみようかな。2024/07/18

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