出版社内容情報
マヤのピラミッド、ナスカの地上絵、マチュピチュの祭祀、アステカの湖上都市テノチティトラン……。
ヨーロッパ人「発見」以前の新大陸の歴史を私たちは軽んじていないか?
人類史の常識に再考を迫る最新知見がおもしろい!
多くの人が生贄になった!? 大河の流域でないと文明は生まれない!? 無文字社会にリテラシーは関係ない!? 王は絶対的な支配者だった!?――「常識」の嘘を明らかにし、文明が生まれる条件を考える
・欧米には存在しない「世界四大文明」史観
・最も洗練された石器の都市・文字文明=マヤ
・マヤ最古の公共祭祀建築アグアダ・フェニックスの発見
・アステカ王国「生贄」の虚像
・アステカの湖上都市テノチティトラン
・人工知能を用いた「ナスカの地上絵」の分布調査
・なぜ巨大な地上絵がナスカの縦断ルートに作られたか
・「ワロチリ文書」が語るアンデス先住民の精神世界
・マチュピチュの石・岩は何を語るか
・統一国家のないネットワーク型文明
内容説明
多くの人が生贄になった!?大河の流域でないと文明は生まれない!?無文字社会にリテラシーは関係ない!?王は絶対的な支配者だった!?―「常識」の嘘を明らかにし、文明が生まれる条件を考える。
目次
序章 古代アメリカ文明―メソアメリカとアンデス
第1章 マヤ文明―マヤ文字・神殿ピラミッド・公共広場
第2章 アステカ王国―テノチティトランのモニュメント・絵文書を読む
第3章 ナスカ―地上絵はなぜ制作されたか
第4章 インカと山の神々
終章 古代アメリカ文明の実像に迫る
著者等紹介
青山和夫[アオヤマカズオ]
1962年、京都市生まれ。東北大学文学部史学科考古学専攻卒業。ピッツバーグ大学人類学部大学院博士課程修了。人類学博士(Ph.D.)。専攻はマヤ文明学、メソアメリカ考古学、文化人類学。現在、茨城大学人文社会科学部教授、古代アメリカ学会会長。1986年以来、ホンジュラスのラ・エントラーダ地域やコパン遺跡、グアテマラのアグアテカ遺跡やセイバル遺跡、メキシコのアグアダ・フェニックス遺跡や周辺遺跡などでマヤ文明の調査に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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