講談社現代新書<br> 古代アメリカ文明―マヤ・アステカ・ナスカ・インカの実像

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講談社現代新書
古代アメリカ文明―マヤ・アステカ・ナスカ・インカの実像

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  • サイズ 新書判/ページ数 320p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065342800
  • NDC分類 256
  • Cコード C0222

出版社内容情報

マヤのピラミッド、ナスカの地上絵、マチュピチュの祭祀、アステカの湖上都市テノチティトラン……。
ヨーロッパ人「発見」以前の新大陸の歴史を私たちは軽んじていないか?
人類史の常識に再考を迫る最新知見がおもしろい!

多くの人が生贄になった!?  大河の流域でないと文明は生まれない!? 無文字社会にリテラシーは関係ない!? 王は絶対的な支配者だった!?――「常識」の嘘を明らかにし、文明が生まれる条件を考える

・欧米には存在しない「世界四大文明」史観
・最も洗練された石器の都市・文字文明=マヤ
・マヤ最古の公共祭祀建築アグアダ・フェニックスの発見
・アステカ王国「生贄」の虚像
・アステカの湖上都市テノチティトラン
・人工知能を用いた「ナスカの地上絵」の分布調査
・なぜ巨大な地上絵がナスカの縦断ルートに作られたか
・「ワロチリ文書」が語るアンデス先住民の精神世界
・マチュピチュの石・岩は何を語るか
・統一国家のないネットワーク型文明

内容説明

多くの人が生贄になった!?大河の流域でないと文明は生まれない!?無文字社会にリテラシーは関係ない!?王は絶対的な支配者だった!?―「常識」の嘘を明らかにし、文明が生まれる条件を考える。

目次

序章 古代アメリカ文明―メソアメリカとアンデス
第1章 マヤ文明―マヤ文字・神殿ピラミッド・公共広場
第2章 アステカ王国―テノチティトランのモニュメント・絵文書を読む
第3章 ナスカ―地上絵はなぜ制作されたか
第4章 インカと山の神々
終章 古代アメリカ文明の実像に迫る

著者等紹介

青山和夫[アオヤマカズオ]
1962年、京都市生まれ。東北大学文学部史学科考古学専攻卒業。ピッツバーグ大学人類学部大学院博士課程修了。人類学博士(Ph.D.)。専攻はマヤ文明学、メソアメリカ考古学、文化人類学。現在、茨城大学人文社会科学部教授、古代アメリカ学会会長。1986年以来、ホンジュラスのラ・エントラーダ地域やコパン遺跡、グアテマラのアグアテカ遺跡やセイバル遺跡、メキシコのアグアダ・フェニックス遺跡や周辺遺跡などでマヤ文明の調査に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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よっち

34
マヤのピラミッド、ナスカの地上絵、マチュピチュの祭祀、アステカの湖上都市など、ヨーロッパ人発見以前の新大陸の歴史から常識の嘘を明らかにし、文明が生まれる条件を考える一冊。最も洗練された石器の都市・文字文明=マヤの最古の公共祭祀建築。アステカ王国の生贄の虚像と湖上都市。ナスカ地上絵の分布調査と、なぜ巨大な地上絵がナスカの縦断ルートに作られたのか。ワロチリ文書が語るアンデス先住民の精神世界、統一国家のないネットワーク型文明など、調査から分かっている今に続く中南米独自の豊かな文明のことを感じることができました。2024/01/22

サアベドラ

32
先コロンブス期の中南米に栄えたメソアメリカ文明およびアンデス文明に属する4つの文化・国家に関する論考を収めた新書。2023年刊。執筆者はいずれも各分野のトップレベルの研究者。マヤにおける図像表現の役割の変化や、インカは帝国か否かなど、いずれも興味深い内容だったが、それはあくまで自分がある程度この分野の知識を持っていたからであって、高校教科書レベルの読者はついて行けないと思う。冒頭で古代アメリカの両文明を取り上げた新書を刊行する意義について意気揚々と書かれているが、内容がそれに合っているかといえば少々疑問。2024/03/19

HaruNuevo

17
読者の殆どはメソアメリカ、アンデスの文明については実質的に初学者のはず。初学者が読んでメソアメリカ アンデスの文明の姿が浮かび上がってくるか甚だ疑問。 特にマヤ文明に関する章は内容がとっ散らかってる感が強かった。インカ社会の章は比較的わかりやすかったかな。 教養新書一冊の中の一つの章で語り切るには限界があるのだろうな。 しかし、マヤ文明の古さには驚いたと同時に、自分が何も知らないことも痛感した。2024/02/18

ジュンジュン

15
世界史の中で日陰者になる事の多い時代。歴史教科書のページ数獲得を目指して(?)、各研究者が現在の研究成果を報告し合う。マヤとアステカ、ナスカとインカの位置関係があやふやだったので整理でき、アステカ「王国」・インカ「帝国」の実像も覗けてよかった。ただ、強く感じたのは道のりの長さ。主に考古学に依拠するアプローチでは、ゴールは遥か彼方、いや、そもそもゴールなんてあるのだろうか?2024/02/12

サケ太

15
東京国立博物館での展示やFGOにて興味がわいていた時代なので、最新研究について触れることができてよかった。それなりにイメージを固められた。2023/12/31

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