出版社内容情報
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ネットに氾濫する不正確な情報じゃないぞ
これが80年代アニメ業界の(ほぼ)真実だ!
デザイナー 永野護 推薦!!
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『少年エース』『ニュータイプ』の創刊を手がけ、
編集者として『ファイブスター物語』等の数々の名作と歩み、
角川歴彦とともにKADOKAWA経営統合までを成功に導いた
KADOKAWAの「屋台骨」を支えた男の「おたく一代記」!
マンガ・アニメ・映画・文芸……あらゆるジャンルを股に掛けて、新たなメディアミックスの技法を切り拓いてきた稀代の編集者・井上伸一郎。「おたく第一世代」として「鉄腕アトム」や「ウルトラマン」「仮面ライダー」に心を躍らせた幼少期から、伝説のアニメ雑誌「アニメック」編集部在籍時代、角川書店における「ニュータイプ」「少年エース」の創刊、そしてKADOKAWA代表取締役副社長時代までを余すところなく綴った本書は、「好きなものを否定されたくない」という「おたく」の信念に導かれたひとりの人間のライフヒストリーにして、比類なき「おたく文化史」である! 宇野常寛による解説を各章末に所収。
カバーイラスト:CLAMP
聞き手・解説:宇野常寛
*本書目次より抜粋
プロローグ 「東京国際アニメフェア」ボイコット
解 説 おたく/オタクの成熟と「社会」との距離感について
1959ー1977
少年の夢、おたく第一世代が見てきたもの
解 説 「テレビまんが」の時代
1978ー1984
アニメ雑誌「アニメック」の時代
解 説 「アニメック」の頃
1985ー2006
ニュータイプ編集部とアニメ・コミック事業部の時代
解 説 「おたく」から「オタク」へ
2007ー2021
角川書店社長、そしてKADOKAWAへ
解 説 「オタク」はいかに「歳を重ねて」いくのか?
あとがき
内容説明
「メディアミックス」を切り拓いた稀代の出版人の回顧録!マンガ・アニメ・映画・文芸…あらゆるジャンルを股に掛けて、新たなメディアミックスの技法を切り拓いてきた稀代の編集者・井上伸一郎。「おたく第一世代」として「鉄腕アトム」や「ウルトラマン」「仮面ライダー」に心を躍らせた幼少期から、伝説のアニメ雑誌「アニメック」編集部在籍時代、角川書店における「ニュータイプ」「少年エース」の創刊、そしてKADOKAWA代表取締役副社長時代までを余すところなく綴った本書は、「好きなものを否定されたくない」という「おたく」の信念に導かれたひとりの人間のライフヒストリーにして、比類なき「おたく文化史」である!宇野常寛による解説を各章末に所収。
目次
1959‐1977 少年の夢、おたく第一世代が見てきたもの(「3大ロボットアニメとの出会い」と「テレビまんが」時代;『ウルトラシリーズ』が始まった ほか)
1978‐1984 アニメ雑誌「アニメック」の時代(『宇宙戦艦ヤマト』が生み『機動戦士ガンダム』が育てたアニメ雑誌;グッズ販売員から編集アルバイトに ほか)
1985‐2006 ニュータイプ編集部とアニメ・コミック事業部の時代(「ニュータイプ」創刊秘話;セル画とポートレートの美しさを追求 ほか)
2007‐2021 角川書店社長、そしてKADOKAWAへ(角川文庫60周年と新部門への挑戦;角川映画再興に挑戦 ほか)
著者等紹介
井上伸一郎[イノウエシンイチロウ]
編集者・作家・プロデューサー。1959年生まれ。東京都出身。「アニメック」編集部を経て、85年「月刊ニュータイプ」創刊に副編集長として参加。87年株式会社ザテレビジョンに入社。以後、雑誌・書籍の編集者、アニメ・実写映画のプロデューサーなどを歴任する。2007年に株式会社角川書店代表取締役社長。19年に株式会社KADOKAWA代表取締役副社長に就任。現在、ZEN大学客員教授およびコンテンツ産業史アーカイブ研究センター副所長、KADOKAWAアニメ・声優アカデミーおよびKADOKAWAマンガアカデミー名誉アカデミー長、合同会社ENJYU代表社員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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