星海社新書<br> メディアミックスの悪魔―井上伸一郎のおたく文化史

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星海社新書
メディアミックスの悪魔―井上伸一郎のおたく文化史

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065341872
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0276

出版社内容情報

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ネットに氾濫する不正確な情報じゃないぞ
これが80年代アニメ業界の(ほぼ)真実だ!
デザイナー 永野護 推薦!!
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『少年エース』『ニュータイプ』の創刊を手がけ、
編集者として『ファイブスター物語』等の数々の名作と歩み、
角川歴彦とともにKADOKAWA経営統合までを成功に導いた
KADOKAWAの「屋台骨」を支えた男の「おたく一代記」!

マンガ・アニメ・映画・文芸……あらゆるジャンルを股に掛けて、新たなメディアミックスの技法を切り拓いてきた稀代の編集者・井上伸一郎。「おたく第一世代」として「鉄腕アトム」や「ウルトラマン」「仮面ライダー」に心を躍らせた幼少期から、伝説のアニメ雑誌「アニメック」編集部在籍時代、角川書店における「ニュータイプ」「少年エース」の創刊、そしてKADOKAWA代表取締役副社長時代までを余すところなく綴った本書は、「好きなものを否定されたくない」という「おたく」の信念に導かれたひとりの人間のライフヒストリーにして、比類なき「おたく文化史」である! 宇野常寛による解説を各章末に所収。

カバーイラスト:CLAMP
聞き手・解説:宇野常寛

*本書目次より抜粋
プロローグ 「東京国際アニメフェア」ボイコット
解 説 おたく/オタクの成熟と「社会」との距離感について

1959ー1977
少年の夢、おたく第一世代が見てきたもの
解 説 「テレビまんが」の時代

1978ー1984
アニメ雑誌「アニメック」の時代
解 説 「アニメック」の頃

1985ー2006
ニュータイプ編集部とアニメ・コミック事業部の時代
解 説 「おたく」から「オタク」へ

2007ー2021
角川書店社長、そしてKADOKAWAへ
解 説 「オタク」はいかに「歳を重ねて」いくのか?

あとがき

内容説明

「メディアミックス」を切り拓いた稀代の出版人の回顧録!マンガ・アニメ・映画・文芸…あらゆるジャンルを股に掛けて、新たなメディアミックスの技法を切り拓いてきた稀代の編集者・井上伸一郎。「おたく第一世代」として「鉄腕アトム」や「ウルトラマン」「仮面ライダー」に心を躍らせた幼少期から、伝説のアニメ雑誌「アニメック」編集部在籍時代、角川書店における「ニュータイプ」「少年エース」の創刊、そしてKADOKAWA代表取締役副社長時代までを余すところなく綴った本書は、「好きなものを否定されたくない」という「おたく」の信念に導かれたひとりの人間のライフヒストリーにして、比類なき「おたく文化史」である!宇野常寛による解説を各章末に所収。

目次

1959‐1977 少年の夢、おたく第一世代が見てきたもの(「3大ロボットアニメとの出会い」と「テレビまんが」時代;『ウルトラシリーズ』が始まった ほか)
1978‐1984 アニメ雑誌「アニメック」の時代(『宇宙戦艦ヤマト』が生み『機動戦士ガンダム』が育てたアニメ雑誌;グッズ販売員から編集アルバイトに ほか)
1985‐2006 ニュータイプ編集部とアニメ・コミック事業部の時代(「ニュータイプ」創刊秘話;セル画とポートレートの美しさを追求 ほか)
2007‐2021 角川書店社長、そしてKADOKAWAへ(角川文庫60周年と新部門への挑戦;角川映画再興に挑戦 ほか)

著者等紹介

井上伸一郎[イノウエシンイチロウ]
編集者・作家・プロデューサー。1959年生まれ。東京都出身。「アニメック」編集部を経て、85年「月刊ニュータイプ」創刊に副編集長として参加。87年株式会社ザテレビジョンに入社。以後、雑誌・書籍の編集者、アニメ・実写映画のプロデューサーなどを歴任する。2007年に株式会社角川書店代表取締役社長。19年に株式会社KADOKAWA代表取締役副社長に就任。現在、ZEN大学客員教授およびコンテンツ産業史アーカイブ研究センター副所長、KADOKAWAアニメ・声優アカデミーおよびKADOKAWAマンガアカデミー名誉アカデミー長、合同会社ENJYU代表社員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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よっち

26
あらゆるジャンルを股に掛けて、新たなメディアミックスの技法を切り拓いてきた「おたく第一世代」稀代の編集者・井上伸一郎のおたく文化史。 「東京国際アニメフェア」ボイコット事件から、子供時代におたく第一世代が見てきたもの、アニメ雑誌「アニメック」の時代、ニュータイプ編集部とアニメ・コミック事業部の時代、角川書店社長そしてKADOKAWAになるまでを振り返っていて、自分より上の世代がどういうものを見てきたのか、そして編集アルバイトから様々な人と出会い角川書店社長に至るまでの一代記としてもなかなか面白かったです。2025/04/19

kei-zu

14
著者がかかわった「アニメック」誌は、当時夢中で読みました。80年台のアニメ業界話も興味深いが、角川書店で「ニュータイプ」誌を立ち上げてからメディアミックスをけん引していく記述がともかくおもしろい。ネット書店や電子書籍の普及に伴い、マンガに男性向け・女性向けの隔たりがなくなったとの記述には、なるほど。2025/03/22

nizi

6
ラポート&角川アニメ史ではなく、個人の回顧録。「私の履歴書」に近いものがある。適当に拾い読みをするのがいいと思う。2025/03/19

桔梗屋

5
著者と自分の年齢差は10年。思えば、この世代の人達が開拓してきた「メディアミックス」を存分に享受した結果、今の自分の精神の核が構成されてきたんだなあ、と。『Newtype』の創刊号は、従来のアニメ誌とは一線を画し、未知のジャンルの情報がぎゅうぎゅうに詰まってて、自分は何を読んでるんだ?ってなったのを今でも思い出す。高校生には刺激が強すぎたよ…ガンダム、エヴァ、ラノベブーム..etc。人生の様々な地点で、著者の仕掛けたトラップに悉くハマり続けて今に至る。こんな人生に陥れてくれた(言い方)著者に極大の感謝を。2025/04/23

いりあ

3
今のKADOKAWAのポジションを築いた井上伸一郎氏の辿ってきたおたくの旅を綴った本。こういう個人の視点というのは興味深いエピソードの宝庫だと思う。幼少期の「テレビまんが」との関り、「アニメック」の編集をしていた頃、色々な人たちの関係性が面白い。ここ以降は、個人的に井上氏が関わってきたニュータイプ、スニーカー文庫を始めとするラノベ、角川アニメなど多感な時期に多く触れてきたので、ここに書かれているエピソードはどれも熱い。その影響で今に至るわけで感謝しかない。宇野常寛氏による本編とリンクする解説も素晴らしい。2025/05/17

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