講談社現代新書<br> 老いと創造―朦朧人生相談

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講談社現代新書
老いと創造―朦朧人生相談

  • 横尾 忠則【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 講談社(2023/11発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065340936
  • NDC分類 159
  • Cコード C0295

出版社内容情報

異次元なのに腑に落ちる、唯一無二の人生相談!

「定年後、居場所がなくなるのが不安です」
「子どもの頃から死ぬのが怖いのですが」
「友だちは必要ですか?」
「絵の見方が分かりません」……
などの質問に、文と絵で回答。

横尾忠則の人生観をあらわす50作品をオールカラーで収録!

<本書の内容>
――定年後、居場所がなくなるのが怖いのですが。
生きている限り、今、自分の立っている場所が居場所です。

――衰えていく親を、どこまでケアすべきでしょうか?
僕は、母が家を売って得たわずかなお金を持ってヨーロッパ旅行をし、有り金全部を使い果たして帰ってきたら、
母はがんで入院していました。この質問に答える資格は僕にはありません。

――孤独が怖いです。どうすればよいでしょうか?
孤独は創造の原点です。孤独を恐れるもの、避けるべきものと決めつけた人は、孤独の何たるかを知らない人です。
孤独の前には、巨大な光り輝く太陽があるのです。

――絵やイラストを上手く描くコツを教えてください。
インファンテリズム(幼児性)をいつまでも失わなかったのがピカソです。
ピカソに言わせれば、子どものような下手な絵こそ上手い、ということになります。

――仏教をどのように学びましたか?
僕は毎週、週刊誌を何冊か読みます。
そこには「因果応報」「自業自得」の実例が、スキャンダル記事となって満載されているからです。?

内容説明

横尾忠則の人生観をあらわす50作品をオールカラーで収録!

目次

1 老いについて
2 死について
3 人間関係について
4 芸術について
5 仕事について
6 禅について
7 自分について
8 運命について

著者等紹介

横尾忠則[ヨコオタダノリ]
1936年兵庫県生まれ。美術家。72年にニューヨーク近代美術館で個展。2012年、神戸市に兵庫県立横尾忠則現代美術館開館。2013年、香川県に豊島横尾館開館。95年に毎日芸術賞、11年に旭日小綬章、朝日賞、15年に高松宮殿下記念世界文化賞、20年に東京都名誉都民顕彰、23年に日本芸術院会員。著書に、小説『ぶるうらんど』(第36回泉鏡花文学賞)、『言葉を離れる』(第32回講談社エッセイ賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

97
横尾さんの先日読んだ本に続いてのものです。今回は表題にあるように人生の経験者として横尾さんが人生相談にご自分の経験や作品を並べて答えているものです。8つの分野(老い、死、人間関係、芸術、仕事、禅、自分、運命)での質問ですが、その答えもかなり面白い独特のものがあったりします。私には昔よく見た作品が楽しめました。2024/03/16

たまきら

38
横尾さんのなんのてらいもない人柄が伝わってくる「人生相談」です。「画家の終活は悲劇」と言いつつきっと今も量産されているんだろうなあ…と苦笑いしたり。猫愛にホロリとしたり。ダリとあったエピソードも面白かった。グラフィックデザイナーとして、画家として、愛すべき日本を代表するアーティストだと思います。2024/08/02

菜穂

17
図書館本。 横尾さんの自然体の答えがすーっと染みる人生相談。 目の前のことに抗うもよし、流れに身を任せるもよし。 自分で心地よく生きれるように工夫していきたいものです🧚 これは買い直したい。 詳しい感想はブログに書きました✏️ https://note.com/mblaq0825/n/na2ac3843b7a02024/03/03

nao1

13
横尾氏は、かつてデザイナーとして脚光を浴びたさなかに、突然画家に転向した。グラフィックデザインは生活の役に立つ。美術は役に立たない。でも、人生の役に立つのは美術とのこと。たしかに。私は横尾忠則さんの絵に何度も力をもらっている。2024/06/24

MICKE

11
p134 「タテ糸が創造だとすると、ヨコ糸は礼節である。この両者が交わったところに霊性が生まれる。」 これは三島に聞いた言葉だそう、初めはピンとこなかったが、さいきんなにか分かるような気がしてきた。 「横尾くんの作品は無礼極まりない」、そして「芸術は無礼であっても良いが、人間は無礼であってはいけない」と。 横尾さんの人生相談的エッセイ、画集。カラー作品がたくさん載っていて見応え読み応えあり。 その中で好きなのはp161の『麻布大観音』。2025/01/17

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