講談社文庫<br> 闇試し―古道具屋皆塵堂〈11〉

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講談社文庫
闇試し―古道具屋皆塵堂〈11〉

  • 輪渡 颯介【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065340677
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

古道具屋銀杏屋の若旦那太一郎は、幽霊が見える。修業先だった曰く物ばかり集める皆塵堂に降りかかる幽霊騒ぎの数々にかかわってきた。
銀杏屋に浅草森田町の札差大和屋の養女お縫がやって来た。まだ十歳くらいに見えるが、年は十三歳。綺麗な女中と下男を連れ、ふるまいは堂に入っていて、売りたい壺があるという。太一郎は壺に執着する幽霊に気づき、札差を贔屓にしたい番頭の勧めで壺を買おうとする。お縫は太一郎を一軒の袋物屋に連れて行く、その家で太一郎は壺に執着するおかみさんの幽霊を見るが、それに気づいたお縫は、皆の目の前で壺を叩き割ってしまう。壺に執着していた幽霊は消え去ってしまった。
お縫は、太一郎が幽霊が見えるのを知っていて、自分にも見えないものか試したくて、幽霊の出そうなあちこちに太一郎を引きずりまわしたいらしい。
だが太一郎は、お縫の人懐っこい笑顔に悪い予感を抱いていた……。
太一郎のように幽霊を見たいお嬢様に皆塵堂の面々が翻弄される。はたしてその正体は?
「皆塵堂」シリーズに新キャラクター登場!


内容説明

かつて皆塵堂で修業をした太一郎は、今では浅草の道具屋銀杏屋の立派な主。幽霊が見えてしまう太一郎を訪ねて来たのは、大店の札差大和屋のお嬢様。「幽霊が見たい」という愛嬌あるお縫の笑顔に、太一郎はどこか不安を覚えていた。お江戸の幽霊名所をしっかり者のお嬢様と行くツアー、始まる。

著者等紹介

輪渡颯介[ワタリソウスケ]
1972年、東京都生まれ。明治大学卒業。2008年に『掘割で笑う女 浪人左門あやかし指南』で第38回メフィスト賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

71
太一郎が復活?してきたうえに幽霊が見たいという札差大和屋のお嬢様・お縫が登場してきて活気に満ちた皆塵堂。これまでは敵なし峰吉だったがついに峰吉の頭をおさえる存在が…これで少しは汚い皆塵堂も整頓されればいいのだが。2024/01/08

64
幽霊が見たいお縫ちゃんが新登場。濃いキャラが集まる皆塵堂は一度行ってみたいお店です2024/03/17

sin

60
本シリーズの一作目の主人公の太一郎が再び視点人物になって物語が進みます。実は二作目で主人公が代わり、毎回新しい人物が視点人物として物語を進めていくこのシリーズの目新しい趣向は良かったのですが、いくら皆塵堂と云う場所が主体とはいえ、感情移入した視点人物がコロコロと代わってゆくのは少し寂しく思っておりましたので満足です。作者云うところの「太一郎の幽霊に対する能力、強くなりすぎ物語」はこれで解決したそうです…そう?それほどチートな能力とは思えませんが、これで太一郎の出る機会が増えるそうで楽しみです。2023/12/19

はにこ

58
このシリーズでは序盤、色んな人物が皆塵堂に修行に来るような設定だったけど、その初めの人物太一郎が再登板。峰吉の妹に振り回されるの回。一気に色んなところの霊障を解決していくけど、もう少し一つ一つにページを割いてもらっても良かったかも。峰吉がこんな苦労をしていたのがちょっとびっくり。そして伊平次に弟がいたのも初めてかな。2024/02/06

ぽろん

40
11作目。今回は、峰吉の実の妹のお縫ちゃんが登場。さすが、峰吉の妹だけあって、知恵がまわります。幽霊が視える太一郎や猫好きの巳之助ら常連達が振り回される様は、微笑ましくもあり、愉しく読了。2024/02/18

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