ブルーバックス<br> 宇宙になぜ、生命があるのか―宇宙論で読み解く「生命」の起源と存在

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宇宙になぜ、生命があるのか―宇宙論で読み解く「生命」の起源と存在

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065325827
  • NDC分類 443.9
  • Cコード C0244

出版社内容情報

宇宙に「命の星」はいくつあるか?
宇宙物理学者が、この宇宙における「生命の発生確率」を真剣に考えると――。

これまでも生命の発生については、「ミラーの実験」や「ドレイクの式」など、さまざまにそのアプローチが提唱されてきました。
それではビッグバン理論、インフレーション理論などの最先端の宇宙論・物理学をもとに、RNAの合成、生命活動のはじまり、それらの発生頻度をあてはめたとき、我々の知る138億年の宇宙には、地球以外にも生命は存在するのでしょうか?

2023年4月17日、木星氷衛星探査計画 ガニメデ周回衛星「JUICE」が打ち上げられました。
日進月歩で進展していく宇宙探査・理論をもとに考える「生命」とはなにか?

本作のもとになるものは、2021年、2023年に同著者より発表され、世界的にも大きな話題となった論文です。
なぜ、われわれは存在するのか? われわれは孤独なのか?――その究極の問いに迫る!

内容説明

地球以外にも「生命の星」は存在するのか?この問いを、現在の宇宙物理学で見ていくと―。最初の生命の誕生過程と原始生命発生確率。そして、広大な宇宙を作るインフレーション宇宙論。138億年の宇宙のなかで、地球は唯一の惑星なのか。シュレーディンガー、ガモフ、ホイル…名立たる物理学者たちも挑んだ究極の問い。その考察は、科学という方法の根幹へと迫っていく。

目次

序章 生命の起源―物理と生物の狭間で
第1章 生命とは何か
第2章 化学反応システムとしての生命
第3章 多様な地球生命とその進化史
第4章 宇宙における太陽と地球の誕生
第5章 原始生命誕生のシナリオ―どこで、どうやって?
第6章 宇宙に生命は生まれるのか―原始生命誕生の確率?
第7章 宇宙はどこまで広がっているか、そこに生命はいるか
第8章 地球外生命は見つかるか?
終章 生命の神秘さはどこからくるのか

著者等紹介

戸谷友則[トタニトモノリ]
1971年、愛知県生まれ。1998年、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。国立天文台助手、プリンストン大学客員研究員、京都大学准教授などを経て、東京大学大学院理学系研究科天文学専攻教授。専門は宇宙物理学、天文学(特に、宇宙論、銀河形成や高エネルギー天体物理学)。観測を意識した理論的な研究が主体(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

282
宇宙って広過ぎて、想像するだけでもしんどく感じるよ。言わんとする事は完全にとは言わない迄も、理解した積もりにはなりました。でもケムに巻かれた感も否めず。究極的に知りたい事の一つに、生命の発現があります。本書は生命の自然発生は困難と仮定。それは同意。説明も丁寧で好感。でも宇宙の広さの取り方が、更にそのオーダーを超えて行くと言うね。満足の行く結論を得るには、❶地球外生命を発見するか(但しパンスペルミア説の場合を除く)、❷実験室で生命を創造してしまうか、❸無有を言わせない究極発現論理を構築するしか無いですかね。2024/07/15

きみたけ

61
難しかったけど面白かった、さすがブルーバックス。著者は東京大学大学院理学系研究科天文学専攻教授の戸谷友則先生。「ビッグバン理論」「インフレーション理論」など最先端の宇宙論・物理学をもとに、RNAの合成、生命活動のはじまり、それらの発生頻度をあてはめたとき、我々の知る138億年の宇宙には、地球以外にも生命は存在するのかを考察した一冊。水と有機物にエネルギーが加わることで原始生命をつくるお膳立てが可能だとのこと。「アミノ酸はもっぱら左巻き、核酸はもっぱら右巻き」が不思議。2025/01/15

なっぱaaua

53
凄い面白かったけどかなり難しかった。高水裕一氏の「宇宙人と出会う前に読む本」を読んだ後だったので調子に乗ってしまったかも。宇宙物理学の教授が生命論から最初の生命はどのように誕生したのか、地球外生命はみつかるのかを問うた本。もう付箋だらけになったわ。著者によれば知的生命体である宇宙人と会える確率はとてつもなく低いということ。宇宙の誕生、インフレーション、ビックバンと続く宇宙の歴史の中で、その前は一体何だったのかということはやっぱり分からなかった。それでも知的好奇心はかなり擽られる内容だった。2023/09/08

たまきら

40
すごく正直で、ていねいに表題を定義している一冊です。まだわかっていないこと、わかっていることがクリアになる感じがとても良かった。私たち自身が「膜に包まれた小宇宙」であり、その宇宙をを形作る様々な物質をなじませる水という、これまた摩訶不思議な元素化合物の中に、宇宙に不変な元素が融合した有機物が溶け込み、「生命」がうまれる。…地球外生命体の話も面白いけれど、知的生命体の文明存続の予測もほろ苦くも面白い。ドレイク式のパラメーターの不確実性も可能性に思えるー私たちがそばにいる生命体を無条件で愛する可能性を思った。2025/05/17

tetsubun1000mg

22
タイトル通りに「宇宙になぜ、生命があるのか..」と興味をもって選ぶが本の中盤あたりまで生物の成り立ちやDNAの構成、ビッグバンから現在の宇宙の誕生などの話が中心になって進行する。 宇宙は今なお膨張していて、銀河系のような恒星群が1000億個もあるなど目もくらむような話でした。 太陽系を例にして地球や火星などが岩石系の惑星、木製土星などがガス惑星、それから先は氷の惑星という分類は面白かった。 宇宙には生命は有りそうだが人間のような生命体があるかどうかは確率の問題なのだろうか。2023/09/25

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