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出版社内容情報
宇宙に「命の星」はいくつあるか?
宇宙物理学者が、この宇宙における「生命の発生確率」を真剣に考えると――。
これまでも生命の発生については、「ミラーの実験」や「ドレイクの式」など、さまざまにそのアプローチが提唱されてきました。
それではビッグバン理論、インフレーション理論などの最先端の宇宙論・物理学をもとに、RNAの合成、生命活動のはじまり、それらの発生頻度をあてはめたとき、我々の知る138億年の宇宙には、地球以外にも生命は存在するのでしょうか?
2023年4月17日、木星氷衛星探査計画 ガニメデ周回衛星「JUICE」が打ち上げられました。
日進月歩で進展していく宇宙探査・理論をもとに考える「生命」とはなにか?
本作のもとになるものは、2021年、2023年に同著者より発表され、世界的にも大きな話題となった論文です。
なぜ、われわれは存在するのか? われわれは孤独なのか?――その究極の問いに迫る!
内容説明
地球以外にも「生命の星」は存在するのか?この問いを、現在の宇宙物理学で見ていくと―。最初の生命の誕生過程と原始生命発生確率。そして、広大な宇宙を作るインフレーション宇宙論。138億年の宇宙のなかで、地球は唯一の惑星なのか。シュレーディンガー、ガモフ、ホイル…名立たる物理学者たちも挑んだ究極の問い。その考察は、科学という方法の根幹へと迫っていく。
目次
序章 生命の起源―物理と生物の狭間で
第1章 生命とは何か
第2章 化学反応システムとしての生命
第3章 多様な地球生命とその進化史
第4章 宇宙における太陽と地球の誕生
第5章 原始生命誕生のシナリオ―どこで、どうやって?
第6章 宇宙に生命は生まれるのか―原始生命誕生の確率?
第7章 宇宙はどこまで広がっているか、そこに生命はいるか
第8章 地球外生命は見つかるか?
終章 生命の神秘さはどこからくるのか
著者等紹介
戸谷友則[トタニトモノリ]
1971年、愛知県生まれ。1998年、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。国立天文台助手、プリンストン大学客員研究員、京都大学准教授などを経て、東京大学大学院理学系研究科天文学専攻教授。専門は宇宙物理学、天文学(特に、宇宙論、銀河形成や高エネルギー天体物理学)。観測を意識した理論的な研究が主体(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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