波あとが白く輝いている

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波あとが白く輝いている

  • 蒼沼 洋人【著】
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  • 講談社(2023/08発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065325773
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

第63回講談社児童文学新人賞佳作入選作、待望の書籍化!

亡き母が愛した、海光祭を復活させたい!
三船七海は海光小学校の6年生。1歳の時、東日本大震災で母と祖母を亡くし、祖父と母の妹・汐里さんと暮らしている。ほとんど母の記憶のない七海だったが、母の同級生から、母が熱心に取り組んでいた海光祭のことを聞く。それは地域の人たちの協力を得ながら作り上げる、海光小の大イベントだったが、震災後はとだえ、開催されていなかった――。
震災から10年が経ち、新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、七海の新しい挑戦がはじまる!

東日本大震災遺児の喪失と再生の物語。巨大すぎる現実に創作で立ち向かう作者の勇気とそれを支える筆力に敬服した。
――児童文学作家・安東みきえ(講談社児童文学新人賞選考委員)

内容説明

三船七海は海光小学校の6年生。1歳のとき、東日本大震災で母と祖母を亡くし、祖父と母の妹・汐里さんと暮らしている。ほとんど母の記憶のない七海だったが、母の同級生から、母が熱心にとりくんでいた海光祭のことを聞く。それは地域の人たちの協力を得ながら作りあげる。海光小学校の大イベントだったが、震災後は途絶え、開催されていなかった―。震災から10年が経ち、新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、七海の新しい挑戦がはじまる!第63回講談社児童文学新人賞佳作入選作!

著者等紹介

蒼沼洋人[アオヌマヨウト]
1980年、北海道稚内市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。2008年、第6回北日本児童文学賞で優秀賞を受賞。14年、「さくらいろの季節」で第4回ポプラズッコケ文学新人賞大賞を受賞、同作でデビュー。22年、「波あとが白く輝いている」で第63回講談社児童文学新人賞佳作入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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雪丸 風人

24
主人公は東日本大震災の被災地で育った小学六年生。母との記憶のない彼女が、面影を求めるなかでめぐり会いを重ね、意外な素顔を知り、その真っ直ぐな生き様に自分を重ねていきます。圧巻でした。祖父と暮らす少女が亡き母の信条を道標にして不安や葛藤を越え、立派になっていく展開。これだけでも凄いのに、それを支える大人たちをはじめとした周囲の人々がまた魅力たっぷりなんです。同級生の少年の思いがけない言動にも、グッとくるものがあったな~。こんなの手放して礼賛する以外にどうしろっていうんです。(対象年齢は11歳半以上かな?)2023/09/25

ふう

11
思い出がだんだんと形をはっきりと、色を濃くしていく構成が素晴らしかった。それぞれの登場人物に人生の起伏があって、ちゃんと児童書らしく前を向ける結末に収束していくのがよかったです。2023/10/06

夏海

6
涙腺崩壊しました。私は身近に被災した人がいなかったけれど、被災地では家族や大切な人を亡くした人がこんなにたくさんいらっしゃるんだなと改めて感じました。子どもたちの生きるエネルギーに元気をもらえました。色々なことに思いを馳せた一冊です。2023/09/04

鳩羽

5
震災で母を亡くし、祖父と叔母と三人で暮らしてきた七海。だ叔母の汐里が結婚で東京で暮らすことになるが、姉のように母のように慕ってきた汐里の旅立ちを、七海は祝うことができないでいた。叔母との別れ、祖父との二人暮らし。震災によって欠けた家族の歴史を抱えるクラスメイトたちと、トラブルになったり、はしゃいだりと日々を過ごしていくうちに、七海が震災で無くなってしまった小学校と地域の祭りである海光祭を復活させようとする流れが、とても自然かつ重い決心として伝わる。物語と思えないくらい、いろんなことが盛り込まれていた?2023/10/21

くま美

5
東日本大震災で母と祖母を亡くした小6の三船七海。ある日、母の同級生が訪ねてきて、母が小学校を卒業するときに取り組んだ「海光祭」という行事の事を知る。コロナ禍で海光祭を実現できるのか、担任の先生の熱意や友達の力を借りて実現に向かう矢先におじいちゃんに癌が見つかる。落ち込む七海におじいちゃんが「七海、笑顔の力だ」の言葉で海光祭を実現させていく。小学生と担任の先生の熱意と地域の人の想いが1つになった物語。2023/09/30

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