ニッポン美食立国論―「フーディー」が日本を再生する! 時代はガストロノミーツーリズム

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ニッポン美食立国論―「フーディー」が日本を再生する! 時代はガストロノミーツーリズム

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  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065323410
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0036

出版社内容情報

日本各地に「美食経済圏」を構築せよ! 
富裕層旅行が注目される今、美食を核に据えた経済圏構想を軸に、点から面のツーリズムの発想転換で、地方&日本を再生する手法を展開した“シン観光立国論”!
大軽井沢経済圏、北陸オーベルジュ構想、瀬戸内ラグジュアリーツーリズム……。
一泊100万円かかっても価値ある旅にはカネを惜しまない富裕層をターゲットにした観光ビジネスは、インバウンド需要が復活しつつある今、観光庁もイチオシの最注目分野だ。
本書では、大軽井沢経済圏や北陸オーベルジュ構想――等々、点から面のツーリズムへの発想転換で、地方をそして日本を輝かせるための「美食経済圏」を核にしたユニークな施策を大公開。食のメディアを作り続けてきた“食通”編集者が、約40年のキャリアで培った知見の集大成の書である。
日本を救う最後の資源は美食である――。
東京には世界中の美味を楽しめるレストランがあり、地方には素晴らしい食材と食文化がある――。日本は30年以上賃金が上がらず、かつては格下と思っていたアジア諸国からも様々な面で抜き去られているといわれるが、日本には世界のどこにも負けない素晴らしい資源がある。それが「食」である。
キーワードは「フーディー」!
ミシュランガイドは、日本が世界一の美食の国であることを発見したと唱えたが、日本は、実は50年以上前から美食の国なのだ。今、その素晴らしさを国内外の「フーディー」たちが改めて注目している。
「フーディー」とは要は、美食家である。スウェーデンの映画「99分、世界美味めぐり」で紹介された、美味を求めて世界中を旅する人々のこと。彼らは、これまでの食通とはケタが違う。もはや金持ちの道楽の域を超えている。美食自体が金を生むようになった現代で、「フーディー」は食文化興隆のカギを握る存在なのだ。そして今、「フーディー」たちの視線は日本に向いている。
「食」が拓く未来の正解がここにある!
彼らが発見した「美食」を核に、日本全国にガストロノミー経済圏を作るときが来た!
本書は、アフター・コロナのインバウンド需要も見据えた“シン観光立国論”である。そこには地方&日本再生のヒントが横溢している。観光庁も富裕層旅行を推進する今、地方自治体の観光課や飲食関連企業の企画担当者、レジャー動向をウォッチするマーケッターには、必読の書だ。






内容説明

日本各地に「美食経済圏」を構築せよ!大軽井沢経済圏や北陸オーベルジュ構想―。観光庁も富裕層旅行を推進する今、稀代の食いしん坊「フーディー」を核に点から面のツーリズムへの発想転換で、日本を輝かせる手法とは?食のメディアを作り続けてきた編集者の知見を集大成した地域創生の教科書。世界中のフーディーが訪れる名店リスト掲載。

目次

第1部 Who is Foodie? フーディーの時代(食の国際化、あるいはスペイン・サンセバスチャン物語;インターネットとフーディーの関係;進化し続けるフーディー;デスティネーションレストランの時代―インバウンドをめぐる考察;飲食店と「食メディア」の昨日・今日・明日)
第2部 What is Gastronomy Tourism?実践的ガストロノミーツーリズム論(大軽井沢経済圏―点から面への発想転換と富裕層旅行の本質;北陸オーベルジュ構想;瀬戸内海のラグジュアリーツーリズム;フーディーたちが訪れたい地方―北海道・十勝&余市ほか;あらためて問われる大都会からの情報発信の手法;美食立国として輝くために―地方創生と日本再生への提言)

著者等紹介

柏原光太郎[カシワバラコウタロウ]
1963年、東京生まれ。「日本ガストロノミー協会」会長。慶應義塾大学卒業後、1986年、株式会社文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集部等を経て、ニュースサイト「文春オンライン」、食の通販「文春マルシェ」を立ち上げる。『東京いい店うまい店』編集長も務める。2018年美食倶楽部「日本ガストロノミー協会」を設立したほか、「OCA TOKYO」ボードメンバー、食べロググルメ著名人、とやまふるさと大使なども務める。J.S.A認定ワインエキスパート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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のんぴ

34
国内富裕層観光客、円安下のインバウンド旅行客にアピールしてお金を落としてもらうにはどうすればいいか?そこに食べに行くことが目的とされるようなレストラン、1泊30万以上するようなラグジュアリーホテル、アトラクティブな楽しみや観光資源もセットにして1拠点のみならず、そこからまた足を伸ばしてもらうルートを提案できるように、広域で開発する。中でも、フーディーは観光資源が無くても交通の便が悪くても、突き抜けたオリジナリティを持つレストランには喜んで行くという。地産地消の独創的な料理、1滴も無駄にしないSDGsを重視2023/12/18

まゆ

3
ビジネス週刊誌の書評で見て読んだ本。筆者は文春が出していた「いい店うまい店」の記者をしていて、いまはグルメライター。グルメテレビを見るとグルメ番組が多くなったなあという印象だが、グローバルで見ても今の日本は全世界のトップ50に入るレストランが複数あるとか、世界中の富裕層が食べに日本に来ているという状況らしい。いつ頃からそんな美食立国になったかを日本料理、フレンチなとジャンル別に解説していたり、地方の美食の流れを説明してくれていたりして、初めて知る情報が多く楽しい本だった。サンセバスチャン。2023/11/07

spike

2
ガストロノミーツーリズムからのラグジュアリーツーリズム。そんな気上手くステキに日本のインバウンドが進化していけるかはまだわからないけど、食のこと、しかも日本のあちこちに宝石のように置かれているお店の話って何でこう元気にさせてくれるんだろう。いずれはこういうことに関わってみたい、と改めて思う次第。まずは楽しみに行くところからか。かなりのコストになりそうだが。2023/08/27

linbose

1
★★☆☆☆美食立国とは、フーディーと言われる美食オタクの目に止まるレストランを核に富裕層を惹きつけるいい宿や観光施設などが広域に展開され、トリクルダウンにより地域全体が発展するというもの。行政主導の町おこしがボトムアップの総花的支援により失敗していることから、トップの成功を核にその効果を広げようと。トリクルダウンが効果的に広がる条件は何かとか種々思うところもあるけれど、うまくいくといいと思う。ただ本書、結局、富裕層向けレストランや宿の紹介本のように読めてしまう。2023/08/08

あたおろち

0
「フーディ」が美食を求めて旅行している様子を、各レストランの具体例ベースで詳しく書かれている。レストランを中心に書かれているため、レストランめぐりの色合いが濃い。地方のレストランには、その地方ならではの食材との関係性があってこそ、というところは、もう少し読みたいなと思った。2024/02/25

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