出版社内容情報
相続というのは一生に数回レベルの出来事であるがその深刻性は非常に大きく、突如として我が身に降りかかったときに的確に行動できる人は非常に少ない。平均寿命が年々延伸する現代、「人生100年時代」が到来したことで、相続対策の重要性についてメディアなどで頻繁に取り上げられているが、その煽りを受けてやがて来る相続に対する不安は急増している。「争続」という言葉の流行にうかがえるように、「相続=モメる」というイメージを抱く人は多いが、なぜ相続でモメることになるのか。本書では、相続専門の税理士法人の代表である天野大輔氏が、これまでの経験から「相続でモメる人」の共通点を徹底的に解説。案件実績累計23,000件超の実績から、「モメる相続」に陥るパターンを分析し、「相続でモメる要因=相続の失敗要因」をわかりやすく提示。気軽に読み進めるうちに、自然と相続対策の心がまえができている……といった、楽しく実りの多い1冊。
内容説明
いつか来る「相続」を「争続」としないために世代別!20代からできる「相続対策」入門。
目次
第1章 20代・30代編(留学したとき;自立するとき;就職して相続関連の仕事をするとき ほか)
第2章 40代・50代編(実家に帰省するとき;両親がスマホに切り替えたとき;親の事業を継ごうと思ったとき ほか)
第3章 60代以上編(孫ができたとき;子どもに事業を継いでもらいたいとき;再婚したとき ほか)
著者等紹介
天野大輔[アマノダイスケ]
税理士法人レガシィ代表社員・代表、公認会計士・税理士・行政書士。2003年に慶應義塾大学文学部を卒業後、慶應義塾大学大学院文学研究科に進学し、2005年に修了。大手情報システム会社でシステムエンジニアとして勤務したのち、2006年に基本情報技術者資格取得。2010年に公認会計士試験に合格し、2011年より監査法人・コンサルティング会社で勤務。2014年に公認会計士登録、2015年に税理士法人レガシィに入社、税理士登録後は相続・事業承継コンサルティング、デジタル化への推進を担当。2021年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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