ブルーバックス<br> 最新図解船の科学―基本原理からSDGs時代の技術まで

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ブルーバックス
最新図解船の科学―基本原理からSDGs時代の技術まで

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065323151
  • NDC分類 550
  • Cコード C0265

出版社内容情報

古代から人の生活を支え、文明の発展に寄与してきた「船」。世界が一つにつながっている現在、航空機をはるかにしのぐ運搬力をもつ船の役割は増しています。船の歴史から、船の構造、動力、エネルギーなどあらゆる話題を豊富な図版と共に解説。これ一冊で、船に関するすべてがわかります。SDGs時代に、省エネルギーの交通機関である船はこれからどうなっていくのか? 地球環境と共存する重要インフラである「船」の最新情報がわかると共に、船が開く未来が見えてくる!

目次
第1章 船の歴史
第2章 船の一章 進水から解撤まで
第3章 船とSDGs 持続可能性への貢献
第4章 船を浮かべる力 浮力
第5章 船の強さ 船体構造と船体強度
第6章 船を起き上がらせる力 復元力
第7章 船が進むのをじゃまする力 抵抗
第8章 船を進めるエネルギー
第9章 地球を守る 省エネろグリーン化
第10章 船を揺らす力 船体運動
第11章 船の事故をなくす 安全性
第12章 船をあやつる仕組み 操縦性
第13章 船を造る 造船の役割
第14章 船を使う 海運の役割
第15章 船が憩う 港の役割
第16章 未来の船

内容説明

最も古く、最も頼れるトランスポーテーション!大航海時代には世界をつなげ、産業革命の時代には大量の物資を運び、現代のグローバル時代を支えているのが、「船」という交通技術であり、輸送手段である。代替エネルギーの時代を迎えて、進化する「船」の科学のすべてがわかる。

目次

専門用語
第1章 船とは何か
第2章 船と力
第3章 船とエネルギー
第4章 船の運動
第5章 船の役割
第6章 船の未来

著者等紹介

池田良穂[イケダヨシホ]
1950年北海道生まれ、港町、室蘭育ち。1973年大阪府立大学工学部船舶工学科卒業。1979年同大学大学院博士後期課程を修了し工学博士。同大学助手、講師、助教授、教授、工学研究科長を経て定年退職。同大名誉教授、大阪経済法科大学客員教授。専門は船舶工学・海洋工学・クルーズ客船等。多数の学術論文、船舶に関する書籍を出版。雑誌、新聞等への寄稿も多い。趣味はシップ・ウオッチング、船に関する調査、乗船。年間40隻以上の客船に乗船している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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trazom

104
かつて工学部で、船舶工学科とか造船工学科が花形学科であったように、船とは、構造力学、流体力学、溶接工学、熱力学などの多様な技術の総合エンジニアリングである。写真や図版をふんだんに活用しての本書の解説はとても分かりやすい。説明が少し駆け足気味ではあるが、それでも「(飛行機のプロペラは機首なのに)なぜスクリューは船尾か」「なぜ船にブレーキがないのか」などの本質的な疑問とも向き合うことができる。日本の貿易貨物の99.6%を船が運んでいる。工学だけでなく、保険、船員、港湾など、船に関わる分野の重要性を再認識する。2023/08/18

寝落ち6段

20
海に囲まれた町で生まれ、釣りに行っては漁船や貨物船を眺め、今でもたまにフェリーに乗って伊勢神宮に行くこともある。海洋国家の日本は、船無くしては存在しえない。多くの食料と殆どの鉱物資源を船による輸入に頼っている以上、海運について知ることはとても大事だと思う。船の歴史から今の最新鋭の技術、そして、抱える課題を解説している。特にこれからの課題である環境に配慮した船、悩める価格高騰、海難事故を防ぐ船のシステム作り、人材の育成など。私たちが幸せに暮らすためにも、船による海運を知らなければいけないとひしひし感じた。2024/03/03

ろべると

8
最新の船の科学を幅広に解説している。船はなぜ浮くのか?から始まり、横浪で転覆しない船体の設計や、航空機の翼のように揚力を活用して推進力を高めたスクリューなど、興味深い話題が多く取り上げられている。船酔いは船の最大の課題といえるが、多少の対策の取り組みはあるものの、比較的安価で長距離を運行している海運業の経済性を考えると、過度な対策を講ずるのも難しい。多少の揺れなどはものともしない、海に生きる男たちのロマンを感じる世界であり、航空宇宙産業が目を引く昨今において、船舶の存在感をしっかり感じ取れる。2025/03/06

不純文學交遊録

5
日本の輸出入貨物の99.6%は船が運んでいる。巨大な鉄の塊が水に浮くのは浮力のおかげ。理論上、船の大きさに限界はない(航路の水深や港の規模に制約される)。あらゆる交通機関のなかで、最も少ないエネルギーで大量の物質を運ぶことができるのが船である。エネルギー効率は60%超。自動車や火力発電所を圧倒している。ディーゼル機関の燃料は石油だが、LNGにすればCO2排出量を20~25%削減できる。人類最古の乗り物は、今も進化し続けている。ただ、LNGを-162度に冷却することでのエネルギー損失はないのだろうか?2023/07/17

Tomozuki Kibe

5
久しぶりに仕事に関係ない本を。船が大好きなので面白い。さすがに数式はついていけないが、それでも基本的な理論の積み重ね。数字が無くてもわかることはわかる。SDGの時代、燃費が一番いいのは船なのだ。最新船の建造ってオーストラリアが強国なんね。「ナッチャンRera]ばんざい。2023/07/11

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