講談社文芸文庫<br> 春秋の花

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講談社文芸文庫
春秋の花

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784065322536
  • NDC分類 910.4
  • Cコード C0195

出版社内容情報

妥協を許さぬ小説や批評の書き手で知られる大西巨人は幼少期より古今東西の詩文を愛好してきた。成長し老境に至るまで折りに触れ愛唱してきた断章は、柿本人麻呂、西行、正岡子規、石川啄木、与謝野晶子、斎藤茂吉、斎藤史、松尾芭蕉、西東三鬼、金子兜太、島崎藤村、三好達治、佐藤春夫、茨木のり子、森鴎外、夏目漱石、樋口一葉、有島武郎、中野重治、小林秀雄、吉本隆明、柄谷行人…と、万葉の世から現代まで幅広く、また意外性すら湛えて季節毎に丁寧に並べ置かれている。
文学を愛する者として人後に落ちない大西巨人が年月をかけ丹精して選んだ詩文の精髄がここにある。

内容説明

妥協を許さぬ態度で小説やエッセイを執筆した大西巨人は若年より老境にいたるまで、こよなく文学を愛する者として、秀でた詩文に接しては記憶に深くとどめてきた。西行、道元、正岡子規、石川啄木、有島武郎、谷崎潤一郎、岡本かの子、中野重治、小林秀雄、斎藤史、柄谷行人―博覧強記の作家が年月をかけ蒐集した詩的日本語の精髄、抒情性と批評性を兼ね備えた解説を付した出色の詞華集。

目次

春の部(有島武郎―文;若山牧水―歌 ほか)
夏の部(橋本多佳子―句;斎藤茂吉―文 ほか)
秋の部(石川啄木―詩;島木赤彦―歌 ほか)
冬の部(前田夕暮―歌;木下杢太郎―詩 ほか)

著者等紹介

大西巨人[オオニシキョジン]
1916・8・20~2014・3・12。小説家、批評家。福岡県生まれ。九州帝国大学中退後の1940年、大阪毎日新聞社西部支社に入社。42年、陸軍対馬要塞重砲兵聯隊に入隊。45年、日本敗戦後復員帰郷し、月刊綜合誌「文化展望」の編集と発行に携わる。49年、最初の小説集『精神の氷点』を刊行。55年から約25年をかけて全8部4700枚の大長篇小説『神聖喜劇』を執筆した(78年から80年まで全5巻で刊行)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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hasegawa noboru

21
大西巨人、97歳で逝って9年、生前(1996年1999年)刊行、文庫化されていたものの復刻。取り上げられている詩歌、散文の断章は百三篇、解説中の引用詩文を合わせて、総計三百五十余篇になるという。あがっている作者作家名はおおむね知っているが、そこにつなげてその詩歌断章がその作家のものだとは九分九厘知らなかった。「博覧強記」の人、恐るべき記憶力の人だったと改めて思う。里見弴『かね』、森鴎外『心中』の二小説については<未読の人は、ぜひ一読せられよ。>と強く推奨されてその断章が取り上げられていた。恥ずかしながら2023/08/23

澄川石狩掾

0
有島武郎「小さき者へ」および、改造社版『現代日本文学全集』第27篇(有島武郎集)の織田正信の解説が収録されていて嬉しかった。大西の小説にも時々有島の小説の題名が登場するが、大西は有島をどう思っていたのか、踏み込んだ感想を聞きたかった。2024/11/23

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