出版社内容情報
うみべにいったらかいがらをさがそう。手にのせたひとつのかいがらが、海の底へ、太古の昔へと、想像を広く深く導いていく海の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
154
表紙絵とタイトルに魅かれて読みました。たかお ゆうこ、初読です。今の季節に相応しいイマジネーションが拡がる美しい絵本でした。 https://cocreco.kodansha.co.jp/catalog/00003774352023/07/15
ちえ
38
『くるみのなかには』のたかおゆうこさんの絵本。表紙をめくると写真かしらと思うほど美しい大小様々な貝殻の絵。海辺の貝殻は時空を超えて旅してきたんだねー。巻き貝の絵にはウワァとため息🐚広々とした海と空の絵。旅するアサギマダラの絵も。2023/08/29
anne@灯れ松明の火
28
新着棚で敬老会で読んだ。「くるみのなかには」の 姉妹編のようなお話。うみべに いったら かいがらを さがそう。いろいろな貝から、想像をふくらませてゆく。美しい絵にうっとり。 2023/08/03
Mer
27
「くるみのなかには」の作者さんだということをすっかり忘れていて、同じ作風にびっくりしたものの、気付けばそうかと勝手に一安心w こちらの作品は更に奥深く、海に憧れがある私にはまたまた ため息...✨2023/09/25
ぽてちゅう
27
海から持ち帰った思い出のひとつに「貝がら」、ありませんか。色もカタチもさまざまで、1つ2つ3つ…と手にのせて、のせて、のせて。手のひらにあふれちゃう。まさに宝の山、ですね。この絵本は海の宝もの、貝がらひとつひとつの物語を、寄せては返す波のように語りかけてきます。突き抜ける青空に翼を広げる鳥、長い時の流れを秘めたキラキラまぶしい海、そして、好きなものを好きなだけ!海の宝ものが散りばめられた浜辺。夏色に輝く絵もさわやか。目を閉じて耳をすませば、『くるみのなかには』とはまた違った音が聞こえてきそうです。2023/08/28
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