講談社・文学の扉<br> 水平線のかなたに―真珠湾とヒロシマ

個数:
電子版価格
¥1,265
  • 電子版あり

講談社・文学の扉
水平線のかなたに―真珠湾とヒロシマ

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月05日 10時19分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 80p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784065319949
  • NDC分類 K931
  • Cコード C8097

出版社内容情報

「映像を見ていたわたしは、あっ、とおどろきました。たちこめる霧のむこう、水平線のかなたに見えるのは――戦艦アリゾナだったのです」
ロイス・ローリーが、自身の映ったホームビデオをよく見ると、
真珠湾攻撃で撃沈されることになる艦が、映り込んでいました。

真珠湾と広島の人々の生きざまを描写し、その時何があったのかをわたしたちに突きつける、41の物語。
ニューベリー賞を2回受賞した著者が、日本にも住んだことのある自らの経験を織り交ぜながら、
敵味方なく戦時下で実際に生きた人に想いを馳せ、紡いだ言葉の数々。

「人間のつながり」をテーマに長年書き続けてきた、稀代のストーリーテラーが、
若い世代へ「互いを大切にできるかどうかが、我々の未来を決定づける」というメッセージを伝えます。

小学3年生以上の漢字にルビがあり、やさしく読める内容です。
飾らない言葉で「人」に焦点をあてて、見えてくる戦争について、子どもも大人も一緒に考えてみませんか。
ぜひ今、読んでいただきたい1冊です。
(ニューベリー賞:アメリカで出版された児童文学作品の中で、もっとも優れた作品の著者に送られ、児童文学賞の中でいちばん長い歴史を持つ賞)

●著者紹介
ロイス・ローリー
1937年ハワイ生まれの児童文学作家。アメリカ陸軍の歯科医だった父について各地を転々とし、1948年からの2年間、11歳から13歳までを日本で過ごした。現在はメイン州在住。1990年に『ふたりの星(Number the Stars)』(童話館出版)、1994年に『ギヴァー 記憶を注ぐ者(The Giver)』(新評論)で、ニューベリー賞を2度受賞する。「ギヴァー」は大人気シリーズとなり、世界累計1200万部を超える。他にも『モリーのアルバム (A Summer to Die)』『The Windeby Puzzle』など多数。

ケナード・パーク
アートディレクター、画家。ドリームワークスやウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ等で仕事をし、多くの絵本を描く。『Goodbye Autumn, Hello Winter』でゴールデン・カイト賞を受賞。

田中奈津子
翻訳家。東京都生まれ。東京外国語大学英米語学科卒。『はるかなるアフガニスタン』が第59回青少年読書感想文全国コンクール課題図書に、『アラスカの小さな家族 バラードクリークのボー』『わたしのアメリカンドリーム』が厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財に選ばれている。翻訳は他に『こちら「ランドリー新聞」編集部』『ぼくたち負け組クラブ』『橋の上の子どもたち』『ホロヴィッツ ホラー』(以上、講談社)など。

内容説明

真珠湾、広島の人々の生きざまを描写し、その時何があったかを私たちに突きつける、41の物語―。

著者等紹介

ローリー,ロイス[ローリー,ロイス] [Lowry,Lois]
1937年ハワイ生まれの児童文学作家。アメリカ陸軍の歯科医だった父について各地を転々とし、11歳から13歳までを日本で過ごした。現在はメイン州在住。1990年に『ふたりの星(Number the Stars)』(童話館出版)、1994年に『ギヴァー 記憶を注ぐ者(The Giver)』(新評論)で、ニューベリー賞を2度受賞する

パーク,ケナード[パーク,ケナード] [Pak,Kenard]
アートディレクター、画家。ドリームワークスやウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ等で仕事をし、多くの絵本を描く。『Goodbye Autumn,Hello Winter』でゴールデン・カイト賞を受賞

田中奈津子[タナカナツコ]
翻訳家。東京都生まれ。東京外国語大学英米語学科卒。『はるかなるアフガニスタン』が第59回青少年読書感想文全国コンクール課題図書に、『アラスカの小さな家族 バラードクリークのボー』と『わたしのアメリカンドリーム』が厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財に選ばれている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

82
戦争関連本。『ギヴァー記憶を注ぐ者』のロイス・ローリーが自身の幼少期の思い出を語る▽水平線は続いている[Part1.水平線のかなたに]1941年12月7日(日本時間12月8日)、日曜日の早朝、日本の戦闘機がハワイの真珠湾を攻撃した。戦艦アリゾナは沈み1177人の兵士が犠牲になった。兵士ひとりひとりの物語がある[Part2.もうひとつの水平線]1945年8月6日午前8時15分、1機のアメリカの爆撃機が広島に原子爆弾を落とした。1945年末までにおよそ14万人が死亡した[Part3.]緑色の自転車の少女▽良本2023/08/12

ちえ

47
深く考えさせられる。幼い頃ハワイで暮らし1948年から2年間家族で日本に住んだ作者による小さな41の話。子供の時父親がワイキキの浜辺で撮ったビデオには、真珠湾攻撃で沈んだ戦艦アリゾナが映っていた。1941年12月8日、日本軍の真珠湾攻撃で始まり1945年8月米国の原爆投下で終わった太平洋戦争。亡くなった一人一人の人となりが語られることで戦争を身近に感じ、戦争の残酷さもより感じる。「大事なことはやはりシンプルなことでしょう。この地球に暮らす私たちはつながっていると認識すること。黒くこげた三輪車や、→続く2023/08/31

鷺@みんさー

29
幼い子供でも読める、絵本。色々なことを思う。戦争は悲劇で、そのあまりの破壊力に、時にそれはただの「数字」になってしまう。一人一人に人生があり、死の瞬間や、九死に一生の体験があった。それを知り、想いを馳せること。確かにそう思う。2023/11/29

ヒラP@ehon.gohon

27
この本の中にアレン・セイの名前を見つけ、著者自身が終戦後の日本で少年期を過したことを知って、真珠湾攻撃と広島原爆が繋がりました。 真珠湾攻撃で死んだ人、生きのびた人、それぞれに人生があったのです。歴史の流れからではなく、個々人の人となりから歴史を掘り起こすと、戦争は本当に自分と近いところで起こったんだと再認識しました。 2023/08/15

まる子

21
#NetGalley 児童文学作家のロイス・ローリーと画家のアレン・セイ(コウイチ・セイイ)が再会するまでに要した年月は、平和を願う期間。そして戦艦アリゾナの兵士たちと、日本で原子爆弾で命を落とした人たちの「その時」を詩として綴った作品。残酷な場面はほぼないけれど、戦争が遺したものは誰かにとっての大切な命。語り継がれる事でしか知ることのできない自分にとっては、全てが貴重な体験談。 平和な世界であってほしいと願う事しかできない。どうしたら争いは無くなるのだろう…。2023/06/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21210164
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品