こころをそのまま感じられたら

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こころをそのまま感じられたら

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  • サイズ 46判/ページ数 176p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065319550
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

つらい心がなんとなく楽になって、
少しでもほぐれますように。

人の話を聞くのは簡単ではないけれど、
安心して話せる場所になりますように。

そんなことを考えながらの日々を、注目の精神科医が綴ったエッセイ集。

* * *
「こころ」を「そのまま感じる」とはどういうことなのでしょうか。これは僕の中では、以前から自分が大切だと考えている、分かった気にならない、ということにつながっているようです。
分かる、は、感じる、と違います。分かるというのは、腑に落ちるのを目指すことだと思います。曖昧さがあまり残らない印象です。感じる、は腑に落ちない部分や曖昧さがあったとしても、そういうものとして眺める、受けとめるという感じでしょうか。(本書より)
* * *

【目次】
1章 居心地のいい場所

・鉄道趣味 
・くじけないということ 
・居心地のいい場所
・ナースのAさん 
・加齢ということ 
・「嫌です」 
・正月の当直 

2章 曖昧なものを体感する

・曖昧なものを体感する 
・ラッキーさん 
・杜氏と菌とオペラ 
・自分にむいていること 
・『ゴールドベルク変奏曲』
・自分ごとのように考える
・対等であること 
・バンドと酒づくり
・何者かになりたい

3章 静かな分岐点

・カンニングをしたこと
・静かな分岐点
・対話にまつわる諦めや希望
・はなれている ~はなれているから考えたこと
・瞑想とバナナとオレンジ
・安全・安心があってこそ
・こころをそのまま感じられたら ~「おわりに」にかえて



内容説明

精神科医が、考えながらの日々を綴ったエッセイ。

目次

1章 居心地のいい場所(鉄道趣味;くじけないということ;居心地のいい場所;ナースのAさん;加齢ということ;「嫌です」;正月の当直)
2章 曖昧なものを体感する(曖昧なものを体感する;ラッキーさん;杜氏と菌とオペラ;自分にむいていること;『ゴールドベルク変奏曲』;自分ごとのように考える;対等であること;バンドと酒づくり;何者かになりたい)
3章 静かな分岐点(カンニングをしたこと;静かな分岐点;対話にまつわる諦めと希望;はなれている―はなれているから考えたこと;瞑想とバナナとオレンジ;安心、安全があってこそ;こころをそのまま感じられたら―「おわりに」のかわりに)

著者等紹介

星野概念[ホシノガイネン]
1978年生まれ。精神科医など。医師としての仕事のかたわら、執筆や音楽活動も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Karl Heintz Schneider

29
現役の精神科医によるエッセイ。とりとめのない出来事をありのままに綴っていつつ、ところどころに精神科医としての目線がチラ見えする。著者が患者と対する時に気をつけていることは「わかった気にならない」医師としての見地から高みに登って接するのではなく、あくまでひとりの人間として話を聴く。経験や知識に頼るのではなく、ただひたすら聴く。間違っていると思っても指摘せず、まずは受け入れる。じっくり話を聞いてくれる医師ってなかなかいないと思う。こんな医師のいる病院なら一度行ってみたい。2024/08/06

rors(セナ)

16
この本の発売決定の報を受けて即座に予約して発売日にゲットしたにもかかわらず、読み終えたのは昨夜。仕事が辛すぎて本が読めない状態だったのだ。が、この本はほふく前進くらいのスピードとはいえ、読めた。この本以外は全く読めなかった。星野先生にこの辛さを相談したいと思いながら読んだ。この本は「こうすれば楽になるよ」とか「あなたの辛さはわかるよ」なんて一言も言わないけど、なんかそばに居てくれている感じが半端ない。 ネガティブケーパビリティを説明せずに、それを見せてくれる稀有な精神科医。2023/07/15

たっきー

14
肩書を「精神科医など」とする著者が読者の心をほぐせたらという思いで書いたというエッセイ集。「抱える悩みはその人のものです。専門家が専門知識や技法で簡単に立ち入るのではなく、まずは人として思いを馳せて感じる。そんな地道なことを強烈に意識していたいです」、「人が存在すれば、その分だけ発想があるはずなので、あらゆる人に、必ず役割があるのだと思います。〜こういった考えでいることは実はとても難しいことです。現場で実践してみようとすると、すぐに専門職としての力を行使してしまいそうになる自分がいくらでも見つかります。→2023/09/15

spatz

12
精神科医など、と自己紹介のときには書くようにしているそうです、いろいろな活動をなさっているから。 まさに、自然に、心の中にあるものを、いろんなテーマで、とても素直に吐露されています。 当たり前だけど、精神科医の先生も、人間だもんな、迷うこともいろいろあるよな、と思います。 心とのかかわり、あまりにも深いテーマ。最近いろいろなところで目にする、妙に気になる、ネガティブケイパビリティ、という言葉が思い浮かびます。2023/06/12

スノードロップ

8
主に精神科医として仕事をしている著者が、こころを見つめながら、日常で体験するものごとをゆるやかに綴ったエッセイ。医師と患者としてだけではなく、人と人として、患者と対等であろうとする著者のまなざしや、居心地のいい場所をつくろうと想いをめぐらすさまが、とても印象的でした。「安心できる場所を確保する」「カンファレンスでは、本人を含めて、関わる全ての人が対等に意見を出しあう」など、私の仕事もこうあったらいいな、と思える指針がたくさん見つかりました。2024/12/28

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