講談社学術文庫<br> 播磨国風土記―全訳注

個数:
電子版価格
¥1,540
  • 電子版あり

講談社学術文庫
播磨国風土記―全訳注

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月07日 05時14分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 360p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065319321
  • NDC分類 291.64
  • Cコード C0191

出版社内容情報

◇土地の名前、不思議な説話。そのすべては、古代びとの生きた確かな証◇

奈良時代の初期、『古事記』や『日本書紀』とほぼ同時期に編述された、官撰の地誌『風土記』。
地方に律令政治による統治を行きわたらせようとした朝廷が、令制国の国庁にそれぞれの地理、産物、文化、歴史についての調査を命じ、その記録を献上させたものである。
各国ごとに編纂された『風土記』だが、その多くは散逸してしまい、現在まで遺されているのは、ごく数ヵ国のものに限られる。
『播磨国風土記』はその一つであり、本書は兵庫県南西部の地名の由来、大国主の伝説や景行天皇求婚譚などの説話、古代人の生活・習俗などを生き生きと伝える最重要史料である。

本書は漢文で書かれた原文からの訓下し文に、詳細な訳註つき。
さらに懇切な解説も加えた、「風土記」の世界を味わいつくす全訳注!

【本書「まえがき」より】
〈国家神話〉として再構成されたものではなく、在地に生きる古代の人々の、生きた神話や伝説、また習俗・社会などのありさまが、断片的ながらも窺える……本書は日本古代の人々の、生きた姿を、少しでも明らかにしようと努めたものである。

【本書の内容】
 まえがき
 凡例
一 賀古郡(一)
二 賀古郡(二)
三 印南郡
 補説「印南郡」の存否
四 餝磨郡(一)
五 餝磨郡(二)
六 餝磨郡(三)
七 餝磨郡(四)
八 揖保郡(一)
九 揖保郡(二)
十 揖保郡(三)
十一 揖保郡(四)
十二 揖保郡(五)
 補説「言挙げ」について
十三 揖保郡(六)
 補説『万葉集』と播磨
十四 揖保郡(七)
 補説 天日槍 付、粒丘銅牙石
十五 讃容郡(一)
 補説 鹿の話
十六 讃容郡(二)
 補説「異剣」伝説について
十七 宍禾郡(一)
 補説「大神」「伊和大神」について
十八 宍禾郡(二)
 補説 葦原志許乎神について
十九 神前郡(一)
 補説 大汝神少比古尼神
二十 神前郡(二)
 補説 百済人
二十一 託賀郡(一)
 補説 盟酒
二十二 託賀郡(二)
 補説 女性神
二十三 賀毛郡(一)
 補説 地名起源記事の種類と性格
二十四 賀毛郡(二)
 補説 根日女の話
二十五 賀毛郡(三)
 補説 延喜式と風土記
二十六 美なぎ郡
 補説 於奚袁奚天皇と「詠辞」
 解説 鉄野昌弘
 播磨国風土記地図

*本書は訳し下ろしです。訳者の遺稿に補遺を施しました。

内容説明

奈良時代初期、律令の統治を全国に行きわたらせんとする朝廷が、令制国の国庁にそれぞれの地理、産物、文化、歴史の記録を献上させた官撰の地誌『風土記』。本書は兵庫県南西部の地名の由来、大汝命の伝説や景行天皇求婚譚などの説話、古代人の生活・習俗などを生き生きと伝える最重要史料である。その残された全貌を懇切な語釈と平易な訳文で読む!

目次

賀古郡
印南郡
餝磨郡
揖保郡
讃谷郡
宍禾郡
神前郡
託賀郡
賀毛郡
美嚢郡

著者等紹介

秋本吉徳[アキモトヨシノリ]
1947‐2022年。奈良県生まれ。東京大学大学院博士課程単位修了。日本古代文学専攻。清泉女子大学名誉教授

鉄野昌弘[テツノマサヒロ]
1959年東京都生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。日本古代文学専攻。東京大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

わたてつ

5
生まれ育った播磨の国の地名由来や神話、天皇の行跡などが知れて本当に有り難い。伊和神社には毎年参拝しているが改めて由緒あるところだと感じた。2024/08/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21913291
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品