政治はケンカだ!―明石市長の12年

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政治はケンカだ!―明石市長の12年

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  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065318997
  • NDC分類 318.264
  • Cコード C0095

出版社内容情報

閉塞しきった日本の政治を、たった一人で変えた市長の「闘いの記録」
議会、政党、宗教団体、市役所職員、マスコミ――周囲は敵だらけの四面楚歌
権力闘争に勝ち抜く「秘策」がここにある

「冷たい社会を優しい社会に変える」10歳でそう決意して48歳で念願の明石市長になった泉房穂は、利権渦巻く政治闘争に巻き込まれる。地元財界・宗教団体と癒着する市議会、職員を抱き込み改革に抵抗する副市長、県と日教組が手を組んで牛耳る歪んだ教育制度、反対勢力のリークを垂れ流すマスコミ……。何度も挫けそうになりながら「日本一の子育て政策」を実現した改革市長を支えたのは、市民の圧倒的支持と、幼少期から身につけていた「ケンカの技法」だった。

(主な内容)
・世の中何かが間違っている
・故郷の明石を誰よりも愛し、誰よりも憎んだ
・わずか69票差で勝った市長選挙
・一人も味方のいない檻の中
・口利きをしてカネをもらう市議会議員
・暴言辞職、そして出直し選挙
・議会・職員・マスコミからの総攻撃
・発言をずっと隠し撮りされていた
・初めて明かす「政治家引退」の真相
・橋下徹くんに言われて反省したこと
・市長に予算と人事の権限がないだと?
・市役所のドン・副市長という存在
・霞が関キャリア官僚なんて優秀じゃない
・財務省と厚労省の醜い争い
・都道府県は不要どころか害悪
・県と日教組が手を組む歪んだ教育制度
・自民党の選挙はゼネコンと宗教団体頼み
・時代に取り残された新聞に未来はない
・官僚に引け目を感じる東大卒の朝日新聞記者
・子育てに注目が集まるのを嫌がる男たち
・市民は「テレビのウソ」に気づいている
・日本の「次のリーダー」の有資格者は誰だ

(聞き手の政治ジャーナリスト・鮫島氏コメント)
本書の対談で最も印象に残ったのは「私は故郷・明石のことを心から憎み、心から愛してるんです。まだ消えない理不尽に対して、誰よりも強い憎しみを抱いている」という泉さんの言葉だった。故郷に対する愛と憎しみの果てに、冷たい社会を優しい社会へ変える激しい政治闘争を繰り広げてきたのだ。
――「あとがき」より

内容説明

議会、政党、宗教団体、市役所職員、マスコミ…私が闘ってきた相手の正体をすべて明かそう。

目次

第1章 闘いの日々
第2章 議会論
第3章 政党論
第4章 役所論
第5章 宗教・業界団体論
第6章 マスコミ論
第7章 リーダーシップ論

著者等紹介

泉房穂[イズミフサホ]
1963年、兵庫県明石市二見町生まれ。県立明石西高校、東京大学教育学部卒業。NHK、テレビ朝日でディレクターを務めた後、石井紘基氏の秘書を経て、1997年に弁護士資格を取得。2003年に民主党から出馬し衆議院議員に。2011年5月から2023年4月まで明石市長。「5つの無料化」に代表される子ども施策のほか、高齢者・障害者福祉などにも注力し、市の人口、出生数、税収をそれぞれ伸ばして「明石モデル」と注目された

鮫島浩[サメジマヒロシ]
ジャーナリスト。1971年生まれ。京都大学法学部の佐藤幸治ゼミで憲法を学ぶ。1994年に朝日新聞社入社。つくば、水戸、浦和の各支局を経て、1999年から本社政治部。菅直人、竹中平蔵、古賀誠、与謝野馨、町村信孝ら与野党政治家を幅広く担当し、2010年に39歳で政治部デスクに。2012年に調査報道に専従する特別報道部デスク。2021年に退社してウェブメディア「SAMEJIMA TIMES」開設。連日記事を無料公開するとともに、YouTubeで政治解説動画を配信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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とよぽん

64
タイトルにはちょっと引いたが、泉房穂氏の政治家魂というか熱量というか、強く感じた。他の読友さんたちの感想と違って、私は読んでいるあいだ鮫島さんという聞き手の存在をほとんど感じなかった。もう泉さんの熱血がどんどん押し寄せてくる感じだった。貧しい家庭に生まれ育ち、障害をもつ弟さんを通して社会の冷たさをこれでもかと言うほど味わってきた辛い体験が原動力だ。だからこそ、市民のために地に足のついた施策が実現できたのだろう。他の自治体も子どもを核とした政治を進めていってほしい。泉さんが活躍する場もまだまだあると思う。2024/06/10

それいゆ

30
「社会の変え方 日本の政治をあきらめていたすべての人へ」を読んで泉房穂前明石市長のことを詳しく知ることができ、この本の存在を知ったので、ぜひ読んでみたいと思っていました。昨今、広島県安芸高田・石丸伸二市長が議会と対立して奮闘していることが、泉前市長とオーバーラップしてきて、国政にこういう政治家が多数いれば我が国はずいぶんとよくなるのに!という思いがますます膨れ上がっています。次回の衆議院、あるいは参議院選挙で選挙の勢力構造がガラッと変わり、大変革が起こることを念願しています。2023/08/17

おいしゃん

24
別の作品で、泉市長の生い立ちや人柄は存じ上げていたが、当時の政策を進めていた背景や個別具体の相手への主張などが隠すことなく紹介されており、実に興味深い。2024/07/14

ヨムヒト

22
市民の為に政治をしてきた泉市長。そして市長を支援する市民。これに対抗する行政、地方議員、政治団体、その周辺に存在するマスコミ。そういう構造が見える。抵抗勢力は、自身の安寧が脅かされるからこそ、徹底的に争う。目線は市民でも、未来でもない、自分とその周囲でしかない。無所属の泉さんは、首長就任とともに行政職員からは総スカン。但し、首長は強い決裁権を行使できる。いきなり人事権を行使する姿勢を示し、拒否権を活用して、無駄な公営住宅建設を中止、効果が極めて薄い下水道事業を縮小させた。すると450億円が浮いた。つづく2024/03/27

Isamash

21
泉房穂さんの鮫島浩(元朝日新聞記者)インタビュー本。新聞およびTV批判のとこで、インタビューアーの鮫島氏がヒートアップしていたのが印象的。市長に議会と市役所職員が敵対してくる描写が生々しくて印象に残った。特に市役所の利益を代表して副市長が市長を手なづけるとか、当選した市長が政党や労働組合と手を結んでしまうことのマイナス面指摘には成る程。教育に関して、市長に権限が無く、県の教育委員に権限があるというのは初耳。市長が手出しできない仕組みにされていて、文部省と日教組のハンドリングで全て決められてしまうらしい。 2025/03/02

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